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【その⑤】妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある?

コメント(3)
91: 名も無き被検体774号 2014/06/16(月) 20:50:25.72 ID:3zAzgNPf0
えー?(´・ω・`)
大平原なまけものとかいう奴の話聞きたかったのに
92: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/06/16(月) 20:51:05.11 ID:IwrwVvEf0
>>91
先生の話終わったらするね
96: 名も無き被検体774号 2014/06/16(月) 21:13:27.99 ID:jIWi2MA60
とりあえず先生がどうなったのか、あと妹弟子がどうなったのが気になりすぎる
がお付き合いするなら霊感が無くてそういう業界と関係ない普通のお嬢さんがいいのかねぇ
110: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/06/17(火) 22:03:37.36 ID:CxT6tyx50
予想い以上に手間取った。
今から描く
111: 名も無き被検体774号 2014/06/17(火) 22:07:19.15 ID:255TMqOU0
やたー
112: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/17(火) 22:09:41.85 ID:CxT6tyx50
前回は先生を起こしに行ったら、先生の様子がおかしいってところまでだったね。
俺は先生に晩御飯の用意ができたという旨を伝えた。
先生は分かった、着替えたら行くと答えた。
俺は先生が少し心配になったので、先生の部屋の外で先生のことを待つことにした。
しばらくして、先生は夜の仕事の時に着る予定の服を着て、出てきた。
俺は先生にさっきは何をしていたのか聞きたかったんだけど
なんだか口がうまく動かなくて聞けなかった。
あんな先生を見たのは初めてだった。
先日のトイレのこともあったし、ここにきてから先生の様子がどうにもおかしかった。
114: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/17(火) 22:16:32.89 ID:CxT6tyx50
俺が何か言いたげなのを察したのか、俺と一緒に台所に向かいう間
先生はいつからこっちの心配をし始めた。
自分のことでも考えておけ見たいな感じに茶化してきた
正直俺としては、先生の身に何かがあるのが怖いというか
また俺の知らないとこで、先生が何かを企んでいるほうが怖かった。
俺がそういう風な言葉を先生に返すと、先生は鼻で笑い返した。
そして、俺と先生は他の人たちと飯を食った。
なにを食ったか忘れたが、割とうまかった。
117: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/17(火) 22:27:42.21 ID:CxT6tyx50
晩飯から2,3時間たった後。
儀式の時間になった。
先生と俺は準備するものを全部リュックに詰めて背負った。
現地までは弟さんに車で送ってもらい、一旦帰ってもらう。
つまり実際に儀式中は俺と先生とミサトさんの3人だけになるってことだ。
そんで、ことがうまく運んだら、また弟さんに迎えに来てもらうって感じだ。
そんで例の場所にたどり着いたのは夜の11時半あたりだった。
周りは真っ黒で、潮風が肌にまとわりついてやけに気持ち悪かった。
弟さんを帰すと俺と先生は早速準備を始めた
122: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/17(火) 23:01:06.79 ID:CxT6tyx50
まず朝に削り取った石を皿のように使って、その上にミミズを乗っけた。
それをミサトさんが見つかった大きな岩の上に置いて、さらに周りに軽くお香の灰を撒いた。
そして、北と西のほうに一本ずつ蝋燭を立てた。
油紙で作った風よけの中に入れてつけると割と簡単に火はつく。
その後に、妖怪を呼ぶために色々と地面に仕込みを入れた後
塩水で濡らしたしめ縄でミサトさんを囲いこんだ。
主にこういう準備をするのは俺だったんだけど、先生はその間近くの湿った枝や葉っぱとかを集めて
中にミサトさんの髪の毛を2,3本入れて
炭や着火剤とかを駆使して、それを燃やした。かなりもくもくと煙はあがった。
夜であるおかげで目立ちはしなかったけどね。
これで大体の準備は整った。
時間にして2時間くらい使った。
123: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/17(火) 23:08:00.15 ID:CxT6tyx50
そして、ここで先生が変な行動に出た。
俺が用意した、白い犬の血を取り出して、それで炭を溶かし
ミサトさんの来ていた額に筆で文字を描こうとした。
あ、ちなみにミサトさんのこの時の服装は割と厚着で、一番外には学校のジャージを着てた
こういう時は、なるべく使いなれたものを使うのがよかった。
俺はびっくりした。
これはかなり危険な儀式をするときにやることで、たまに魔よけとかにも使うんだけど
うちでは開天頂っていうやり方だ。
魂と肉体のつながりを弱くすることができるらしい。
ただし、今回の儀式でまったく必要のないことだった。
166: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/18(水) 22:26:11.35 ID:pU62ROGf0
先生の行動に気がついた俺は、急いで例の合図でなに、してる?と聞いた。
しかし、先生は夜が暗くてよく見てなかったのか
それともわざと無視したのか、返事はしなかった。
俺は少し困った。
声を出して聞いてみるわけにもいかないのだ。
ミサトさんには儀式が具体的にどうなるのかはあんまり説明していない。
これはもちろん、現場でいざってときに小細工が出来るようにするためだ。
なので、何かおかしなことが起きていることをミサトさんにあんまり知られないほうがよかった
だが、先生の目的も分からないまま放っておいたら
何かしら自分に害が飛んでくる可能性もあった。
俺はそっと、用意した「奥の手」を荷物から取り出して、袖の下に隠した
168: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/18(水) 22:46:48.03 ID:pU62ROGf0
先生は俺を無視したまま
ミサトさんの額に「下」と文字を書いた。
開天頂はすることによって描く文字が違う。基本的に「上」「中」「下」
の三種類の文字を使う。といっても、大分形が崩れた感じにしてる
主な作用は人間の額にある「火」を弱くして、体と魂のつながりを弱くするんだけど
「上」は男に使う時
「下」は女に使う時
「中」は老人に使う時って感じだ。
それが終わると、先生は俺に儀式を開始する合図を送ってきた。
俺はなに してる?ってもう一度合図送ったけど
またまた無視された。
169: 名も無き被検体774号 2014/06/18(水) 22:51:47.44 ID:4dGVGNss0
>「上」は男に使う時
>「下」は女に使う時

「肉」はマッチョに使う時って感じ?
181: 名も無き被検体774号 2014/06/19(木) 00:21:26.45 ID:g7wQFtZn0
>>169
ヤメロww
170: 名も無き被検体774号 2014/06/18(水) 22:55:41.52 ID:XK8oY4V00
ラーメンマンは老人か…
181: 名も無き被検体774号 2014/06/19(木) 00:21:26.45 ID:g7wQFtZn0
>>170
ヤメロww
171: 名も無き被検体774号 2014/06/18(水) 22:56:41.36 ID:Ef+K2bXO0
コンボでウケたwww
172: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/06/18(水) 23:00:09.59 ID:pU62ROGf0
しかたないので、俺は自分に与えられた役割の、儀式を開始する詩を歌った。
主な意味は、先日ここにいる子がおもてなしをうけたので
今回はお返しのために宴会を開いたのであの時お世話していただいた
妖怪さんぜひ来てください
的なものだ。
海の潮の音で俺の声は全然響かずにかき消されていく。
開天頂にかんしては、もうここまで来たら
先生は教えたくないってことだろうと俺は判断した。
他の仕事の時もたまに、こういうことがあったりする。
なんというか、師匠のほうが弟子にわざと教えない知識とかあるじゃん?
弟子に超えられないように。
今回のこれもそういうものなんじゃないか?って俺は思うことにした。
173: 1 ◆cvtbcmEgcY2014/06/18(水) 23:04:28.05 ID:pU62ROGf0
割と長い時間、俺は詩を呼んだ。
これは目当ての妖怪が来るまで続く。
つまり、来なかったらずっとやっていないといけない。
普通家とかでやれば割と10分、20分できてくれるんだけど。
そんときはかなりかかった。
そんで俺の喉が殆どかれきったときになって、突然岩に置いてあった石の皿がひっくり返った。
もちろん、風でひっくり返った可能性もあるけど。
こういう妖怪に対するお供えの皿がひっくり返ると、妖怪が来た証拠になるらしい。
遂に本番だ。
243: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/06/21(土) 23:21:24.85 ID:mINGHbFH0
 「皿」がひっくり返ったことを確認した俺は、すばやくつけていた蝋燭の火を消した。
相手側から訪ねてくるよう仕掛けた場合は火が彼らによって消されるんだけど。
こっちが宴会を開いて招待した場合。こっち側から消すのが礼儀だった。
そして、その間、詩を歌う仕事は先生にシフトする。
先生は妖怪に対して、ようこそいらっしゃいました。とりあえずそこにある
準備した食いものでもお食べください。的なことを歌う
蝋燭を消し終わった俺は次に銀の針を軽く生姜にさし、それでミサトさんの親指を刺した。
彼女の親指から赤い血が間違いなく出ているのを確認すると
その周りかこった縄を回収した。
246: 1 ◆cvtbcmEgcY2014/06/21(土) 23:36:45.77 ID:mINGHbFH0
回収した縄はそのまま枝とか燃やしていた焚火のところにほおりこんでおく。
しばらくすると、不思議なことに、黙々と上がっていた煙は減って行った。
大体殆どの煙がなくなると、それは妖怪がちゃんと宴会の席ににつき
しかも、こっちの話を聞いてくれる体制になったということだ。
それを見た俺は、先生に合図を送る。
すると、先生は今まで歌っていた歓迎の詩から一転
話し合いの形式の詩を歌い始める。
相手が宴会の食べ物を食ったあとに機嫌がいいときにこっちに都合のいいように話をすすめる
人間でもつうようする方法だよね。

247: 名も無き被検体774号2014/06/21(土) 23:38:58.82 ID:l6myTUCr0
接待か

1: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 01:48:37.03 ID:UMV+k39u0
ねむれなーいよーるー
2: 名も無き被検体774号 2014/09/12(金) 01:49:48.05 ID:e4RoxEiRi
妖怪って美女いるの?
6: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 01:53:00.29 ID:UMV+k39u0
>>2
自称妖怪の美女ならあったことあるよ
ただのいたいひとか、本当かはしらんけど
11: 名も無き被検体774号2014/09/12(金) 01:58:43.84 ID:kld1afWd0
>>6
おー、元気してたの?
21: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 02:10:34.76 ID:UMV+k39u0
>>11
元気ではないけど、まぁなんとかやってる感じ
3: 名も無き被検体774号 2014/09/12(金) 01:50:02.53 ID:20sgx8nk0
きたー
5: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 01:51:45.39 ID:UMV+k39u0
その昔先生に恐怖とは何か聞いたことがある。
その時に先生はお前の後ろにいるもの、だとこたえた。
もちろん、俺には意味がわからなかった。
すると先生は人間にはなぜ後ろには目がないのか?
という意味のわからない質問をしてきた。
俺は分からないと答えた
8: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 01:57:47.16 ID:UMV+k39u0
次に先生は、頭の後ろに目が欲しいと感じたことはあるか?
と聞いてきた。
確かに、あったほうが便利だなぁと俺は思った。
でも、そんなことはあんまり考えたことないなぁと答えた
先生はそれをきくと
自然ではきっと、目が後ろにもあったほうが生き残りやすい。
でも、ならなぜ、この世の大抵の生き物には、それがないんだろうね
進化論に従うなら、後ろに目があった生き物のほうが進化しているはずだ。
でも、例えば、昆虫の複眼でも
それは自分の後ろを見ることはできないらしい。
なら、なぜ?
答えは簡単だ。後ろに目がないほうがいきのこれるんだよ
14: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 02:03:16.38 ID:UMV+k39u0
「それ」は後ろにいるんだよ。
振り返っても、振り返っても、見えない、「それ」は
多分、生きるためには見えてはいけない「それ」は
いまでも我々のすぐ後ろにいるんだよ。
じっといきをひそめて、見つけてもらうのをまっている。
それが「きょうふ」だ
15: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 02:05:48.57 ID:UMV+k39u0
恐怖はいつだって背後にいる。
先生は最後にそう締めくくった。
俺は先生がかっこつけたことを言っているように感じてむかついたので
その日の先生がスーパーに行くときに背中に
「53歳ドーテーです」と張り紙をこっそりはっておいた
20: 名も無き被検体774号2014/09/12(金) 02:08:34.80 ID:kld1afWd0
>>15
ひどいw
22: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 02:11:34.03 ID:UMV+k39u0
>>20
確かにひどかった
せめて「素人ドーテー」までにしておくべきだった。
今でも反省してる
23: 名も無き被検体774号 2014/09/12(金) 02:15:07.08 ID:kld1afWd0
>>22
あまり変わらないっていうw
16: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 02:06:37.91 ID:UMV+k39u0
たしかに、その日の先生にとっての恐怖は背後にいた

52: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 19:35:32.11 ID:ilHTgWOC0
ちょいとどこまで書いたか完全に忘れたから過去ログあさってきます
58: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 19:49:57.61 ID:ilHTgWOC0
俺は先生の詩が変わると、今度はすばやく枝や葉っぱで焚いていた火を消した。
ずっとつけたままだと、余計な奴が気になってやってくる可能性がある。
そして、火が完全に消えると、あたり一面は一層真っ暗になった。
月の明かりで完全に周りが見えないわけではなかったが。
もともと街灯ひとつもない場所なので、先生やミサトさんの顔すらまともに見えない状態だった。
ただ、立っている場所にぼんやりと人がいるのが分かるくらいだ。
俺はミサトさんだとおもわれる人影に近づいて、肩に手を載せて座らせた。
手が彼女の湿ったような髪の毛に触れると、純潔特有かもだが、一瞬ドキッとした。
そして、そのまま、その場所で先生の詩が終わるのを待った。
あらかじめ決めた段取りであると、そこで先生はこの中で座っている人間がいるが
その人間に関する記憶をお忘れになってほしいという内容の詩をいうはずだった。
妖怪からしたら、人間なんてみんな同じようなものだから分かりやすくするためにね。
しかし、そこでまた先生が奇妙なことをし始めた。
先生は妖怪にお願いを言う前に、突然詩をやめたのだ。
60: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 19:56:19.40 ID:ilHTgWOC0
俺は何かアクシデントでも起きたのか?と一瞬焦った。
でも次の瞬間、何かガラスが割れるような音がした。
そこで俺は悟った、先生は殺陣をするつもりなんだと。
いつも言っているように、うちは妖怪を倒す、というより妖怪と交渉するのが主な仕事だが
ごく稀に、どうしようもない時に妖怪を「殺す」ことになったりもする。
なんか妖怪退治っぽいことだが、これはかなり難しく、危険なことだ。
これをうちでは「殺陣」と呼ぶが、殺陣はめったにしない。
よく昔話でも、人を食ったりする妖怪が封印されたりとかするだろ?
あれは倒せないから封印するってのは確かにあるが、例え倒せたとしても
殺しちゃいけないから生きたまま封印するってことも多い。
前にも妖怪をなぜ無暗に殺さないかって話をした気がするけど。
妖怪が人間に害を及ぼすのは大抵悪意があるわけじゃない。
ものすごい悪とかするやつは、殆どそう言う風にできているからそうするだけだ。
例えが悪いかもだが、台風が家とかをなぎ払ったりして、人を死なせたりするけど
台風自体はそれに悪意があるわけじゃない。ただ、そうなってしまうだけだ。
なので、その行為には罪が存在しない。罪が存在しないのに勝手に殺すのは不公平だろ?
もちろん、いたずらをして喜ぶ奴らもいるが、そう言う奴らの場合、自覚がある分
殺されるほど悪いことをしたりしない。
もし、人間にとって「悪い」ことをやつで、しかもそういうことをする必要がないのに
それを悪いことだと自覚したうえで、その悪さをする妖怪がいても、そういうやつほど強い力持っているから
単純に力不足的な問題で殺せない。
なので、殺陣というのは滅多にしないことだ。
俺は真っ暗な中、かなり混乱した。
流派ごとに、殺陣の初め方は違う。
大抵の場合殺陣を開始するにしても、そのふりをして妖怪を驚かして、逃げさせるやつ。
しかし、今度の先生の準備をみると、完全に「殺す」つもりだ。
62: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 19:58:00.07 ID:ilHTgWOC0
この場合のやり方は「鴻門集」と呼んでいる。
多分「鴻門の会」とかなんとかから来てるんだろうね。
始め方はまず、妖怪を呼びつける。そのあと一通り宴会が終わったところで
儀式で使う光をすべて消す。
そのあと、お酒が入っていない酒瓶をたたき割る。
それが合図だ。
これが「殺せ」の合図になる。
準備するものは全部で2つ。まずはその殺そうとしている妖怪を倒すのに適した形の物
妖怪は物理的に物を動かせたりすると前にいった気がする。
これはつまり、同じように物理的なものの影響も受けるということだ。
もちろんすべてではないので、各妖怪に合わせて物を選ぶ必要がある。
もう一つは確実に妖怪の位置がわかるようにできるもの。
例え霊感があっても妖怪がはっきり見えるわけじゃないらしいので
その妖怪を一定の位置におびき寄せたり、誘導したりする必要がある
それをするためのものだ。
まぁ、正直準備自体はそんなに問題じゃない。ただ、本番がむずかしいのだ。
それに妖怪を呼びつけて、話し合うかと思わせながら、闇うちをするという形式のものなので
背信にも当たるような行為だ。
やってしまうと、それ以降妖怪に信用されなくなってしまうかもしれない
という大きな職業上のリスクも被うことになる。
つまり、それくらいの覚悟がないと、この殺陣をやってはいけないんだ。
70: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 20:48:43.59 ID:ilHTgWOC0
あそこでの酒瓶の役割を、この場合はミサトさんに勤めてもうことになる。
まぁ、例えがかなりわるいんだけど、うまい説明の仕方が思いつかないから
こういう風に言うが
ミサトさんの魂をお酒として、体を酒瓶にする感じだ。
どこまで説明したかわすれてしまったんだけど、とりあえず
体に妖怪が入り込めるけど、途中で詰まっちゃうような状態に
彼女はなっている。
俺はすばやくミサトさんにその場にしゃがませた
そして、めいんでぃしゅだよー的な詩を大声で叫んだ。
76: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 21:27:34.25 ID:ilHTgWOC0
俺は心の中で10秒くらい数えた。
そして、ミサトさんの額に「下」と書かれているだろう位置を
ごしごしと手でこすった。
これで準備は整った。うまくいっていれば
ミサトさんに興味をもった妖怪が彼女の中に「入ろう」として
挟まって動けなくなっているはずだ。
暗闇の中、ミサトさんは微かに震えているように感じたが
光がなくて、見えなかった。
先生がいた位置から、足音がこちら側に近づいてきた。
俺は先生に位置を伝えるために、手を2回たたいた。
2回たたくのは特に意味はなかった。たた、その昔、手を三回たたくのは
キリスト教で三位一体を侮辱する行為で、悪魔をよぶってきいたことがあって
まぁ、花子さんとかを呼ぶ時も3回たたいたりするしね
なんで無意識の時は割かし2回たたく。
それを2回くらい繰り返すと
先生は俺の肩に手をかけた。
75: 名も無き被検体774号 2014/09/12(金) 21:14:12.94 ID:CEl1nwht0
1、臨機応変に対応してて凄いな
78: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 21:43:36.16 ID:ilHTgWOC0
俺は先生の手を掴んで、ミサトさんの肩にそれをかけた。
そして、俺はミサトさんから離れようとした。
俺はこの時点、このあとどうするべきなのか知らない。
殺陣の最後の部分は半人前はしってはいけないってことになっている。
無暗にやったりしないようにね。
しかし、その時だった。
俺の脚首あたりが、何かにつかまれた。
位置的にはミサトさんだろうけど、でも、確信を持てる。彼女じゃなかった。
イタチとかでもなかった。
理由はわからないんだけど、本能というか勘というか、そういうのが違うって
掴んできたといっても、ものすごい力じゃない。軽く触れてきている程度だ。
俺は迷わずそれを振りほどいた。
79: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 21:56:32.89 ID:ilHTgWOC0
掴んできた何かは簡単にほどけた。
俺は急いで、そこを離れようと、5,6歩ほどすばやく脚を動かした。
その時、唐突に、ミサトさんがぼそぼそと何かを言う声が聞こえてきた。
「ももの、こざえ、みりたたた、ほしえみ…」だがなんだが、そんな感じだ。
その音が耳に入った瞬間、俺の体はぞわりと嫌な冷や汗がなぜかわいた。
そんで、なにかがすっと体から抜けていくようなそんな感じの感覚にとらわれた。
クスクスクス。遠くから、何かが笑うような声が聞こえた。
俺はやばい!とおもった。
ミサトさんがつぶやいていたのは「天命漏らし」だ
80: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 22:16:49.47 ID:ilHTgWOC0
俺は先生たちがいるほうに体を向けた。
暗闇の中、先生がもぞもぞ動いているのは分かる。
でも、なにが起きているのか把握はできなかった。
一体何が?そう思った時
何かに激しいタックルを食らわされた。
俺は混乱したまま、倒れた。そして、タックルしてきたものはそのまま俺に馬乗りしてきた。
その時ふわりと、いいにおいがした。
ミサトさんの髪の匂いだ。
ミサトさんは俺に馬乗りになったまま動かなかった。
彼女は割かし細いほうだったし、その時期の俺は腹筋とか何とかして
割かし鍛えたんだけど
彼女をどかそうとじたばたしたのに、彼女はびくともしなかった
81: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/12(金) 22:32:21.46 ID:ilHTgWOC0
そんで、そのまましばらく沈黙したままの時間が流れた。
先生がやってくるような気配はなかった。
時間に経つにつれ、俺も冷静になった。じたばらするのをやめ
耳をすませた。風の音と、俺の心臓がどくどくいう声しかしなかった。
どれくらいたったか、いつも通り自分の中で数えることができなかったので
激しく不安になった。
体感かなりの時間のあと、ミサトさんの息遣いが俺の顔に近付いてきた。
彼女は俺の耳元でぼそぼそ、しゃべりはじめた。
残念だけど、彼女がなにを言ったのかは、みんなに教えられないんだけど。
ただ、その時になってやっと俺は理解した。
135: 名も無き被検体774号2014/09/13(土) 22:50:34.26 ID:Qm8Qafvv0
相変らず面白すぎるw
>>81
でみんなには教えられないっていうのは
聞いたほうも寿命が縮むからなのかな
83: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/12(金) 22:43:49.34 ID:ilHTgWOC0
搬山流とは山を運ぶという意味の流派だ。
俺はずっと、それは山を運ぶだけの意志の強さをという意味だろうと思っていた。
でも、それはあくまで半分が正解で、うちの流派がやろうとしていること
運ぶべき「山」がほんとうにあったこと。
あの時、あの墓地で、俺の妹が出会ったもののこと
ずっとおかしいと思っていたこと
俺の一家に深い憎しみを持っているはずなのに
俺をいまだに野放しにしているイタチのこと
苦しめるためだと、無理やり納得していたが、その本当の理由のこと。
かつて、東南アジアのあの燃えた家で、俺はなぜか助かったこと
先生がいまやろうとしていること
まぁ、これなら確かに合点だなと。俺は思った
84: 名も無き被検体774号 2014/09/12(金) 22:56:48.18 ID:CEl1nwht0
先生、1に「自分の心配しろ」て言ってたねそーいえば
118: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/13(土) 21:23:24.41 ID:klpEaEEQ0
ミサトさんの言葉で、俺は自分の経験に色々と合点がいった
しかし、「天命漏らし」は聞いたほうも、しゃべったほうも
そのどちらのほうも寿命がちじんでしまう。
なので、そのまま聞いていたいという気持ちも大きかったが
何とかしないといけないと、俺はあせった。
先生の本当の目的もやっとわかった
ミサトさんをたすけるためじゃない。
先生は彼女の「天命漏らし」の内容を阻止したいいんだ。
そして、殺陣の目標はミサトさんの中に入っている妖怪じゃない。
如是と我聞の話をしたよね?
その我聞のほうを殺すつもりのはずだ
121: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/13(土) 21:46:38.39 ID:klpEaEEQ0
そのためにはまず、「如是」にあたるミサトさんを死なせたと
「我聞」に勘違いさせることをしないといけない。
その手段として先生がやろうとしていることは、ミサトさんの寿命を
ほとんど「天命漏らし」させて使いきらせるつもりだ。
先生は妖怪を宴会でいい気分にさせたあと、お願いごとを言わないといけないところで
詩をやめた。
妖怪からしたら、突然宴会に呼ばれて、飲み食いして
そんで、あとはどうぞご自由にー
って感じに放っておかれたようなもんだ。
ここで儀式をした俺たちと、妖怪の間に一種の借りのような状態が発生する。
つまり、妖怪が宴会を開いた先生や俺に対して、本来は何かしらお返しすれば
それで因果がつりあって、双方気持ちよく宴会を終えるはずだったのに
こちら側はなにもお願いしないから
妖怪は俺にたちに対して借りができた。
そんで、妖怪ってのは借りを作りたがらない。
因果が生まれちまうからね。
なので、妖怪はこれを返そうとする。
もちろん、人間なら借りを返そうと思ったら、相手が喜びそうなことを一生懸命考えたりするけど
妖怪はそんなまどろっこしいことはしない。
124: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/13(土) 21:57:04.12 ID:klpEaEEQ0
先生はミサトさんをその場に「用意」したんだ
妖怪はかつてミサトさんに「天命漏らし」させた。
なら、ここに呼んだのはそれをもう一回させるためだ。
妖怪は勝手にそう判断するらしい。
どういう思考の飛躍すれば妖怪がそんな風にこの儀式をとらえるのか知らないが
彼らは割かしとりあえず繰り返すことがすきなようだ。
先生は、妖怪のこの繰り返しを狙った。
先生が詩を止めた時に、先生の目的を察せなかったのからも分かる通り
おれはまだまだ青いようだ。
126: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/13(土) 22:28:44.78 ID:klpEaEEQ0
しかし、俺からしたら、先生のそんな都合は聞かされていないし
意味がわからん。確かに俺もミサトさんの言葉で色々とわかったけど
でも、まだ遠いことだし、そのためにミサトさんの寿命を使いきるのはおかしい
大体、先生はミサトさん寿命が尽きたに、そのフォローとか入れるつもりなのだろうか?
先生のことだし、使い終わったら、襤褸雑巾のようにぽいって可能性だってある
まぁ、混乱していたし、俺は割かし予定がはずれるとてんぱっちまうタイプなので
とりあえず、この場はミサトさんを助けようと、無意識に体が動いた。
あらかじめ、袖の下に隠していた、奥の手だ。
136: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/13(土) 22:55:43.07 ID:klpEaEEQ0
奥の手の名は前のスレとかにも一度出したが「洗心術」
うちの流派には全部で四法三術が伝わっているんだけど
その中でも、威力は下の下の下
正直ほとんど役に立たない。
ただ、この術は「術」であるにもかかわらず
高めると「道」につながる珍しい「術」だ。
しかも、現代でも修業できるお手軽のもので。
たぶん、みんなも修業できる。
そんで、まぁ、威力に目をつぶるとしても
習得するためにはひたすら時間がかかる。
皆は君子剣というものを知っているかわからないんだど
それににたものだ。
自分の心を磨き、剣のようにとぎ澄ます。それが「洗心術」
具体的な修業方法はとても簡単。
「一日三自省」だ。
つまり、日常生活の中で朝昼晩に3回、またはそれ以上
時間を設けて、自分の行動を思い返す時間を設ける。短くても10分は必要らしい
一番重要なのは、自分の行動で自分が後悔するような要素があるかどうか考えることだ。
そんで、後悔があった場合、自省の時間がおわったら、すぐに後悔の原因をなるべく取り除きに行く。
例えば、告白しようとしてうじうじしていたら、タイミング逃した
そんで自省の時間で、それが自分にとっての後悔だったら
すぐに告白しに行く。といった感じだ。
これをひらすら毎日繰り返す。
137: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/13(土) 23:01:48.99 ID:klpEaEEQ0
そんであるとき、自省をしても何の後悔もないときがある。
この状態が1週間続くと洗剣術は小成する。
自分の体と心がまっすぐに一本の芯を通すようになり。
つまり、「正直」に至る。
そうなまると、自分の行為や言葉のすべてに自分の心がそのまま表れる。
140: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/13(土) 23:09:10.46 ID:klpEaEEQ0
あ、みすった「洗心術」
「寺生まれのT」の話はみんなからわりとばかにされてるけど
でも、俺的にはあれにもわりかし現実味もある
もちろん道行も必要なんだけど、「洗心術」を極めた人間は
魑魅魍魎にたいしては「破ァ」と一喝するだけで退散させることができるという。
言葉に自分の魂をそのままのせて、相手にぶつけることができるからだ。
この術を小成させるためには個人差が激しい。
短い人で1年、長い人で60年が必要だ。
142: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/13(土) 23:10:50.81 ID:klpEaEEQ0
すまぬ、用事で来たので、ちょいりせき
143: 名も無き被検体774号 2014/09/13(土) 23:13:10.01 ID:ZdCRA4Oe0
Tさん知ってんのかい
144: 名も無き被検体774号 2014/09/13(土) 23:14:51.76 ID:fVU2CmgY0
>>143
そら有名なコピペだし見たことはあるだろうよ
そのコピペが荒唐無稽に見えるだろうけど一理あるって話だろ
145: 名も無き被検体774 2014/09/13(土) 23:15:14.23 ID:Bu3W1ffD0
きゃーーーーー
1
が離席
このまままたいなくなるんじゃ。。。。
223: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/15(月) 21:34:51.34 ID:LwA7A48p0
やぁ。
いまから書いて行くよ
270: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/15(月) 22:49:28.59 ID:LwA7A48p0
さて、続き。
「洗心術」についてだっけ?
俺はこの時洗心術を小成するくらいの領域だった。
いわゆる後悔をしない状態かな?
まぁ、そのかわり、あきらめとかそういう感情が多くなったんだけど
これを解決できれば大成の域だね。
修業法は前にも変えてある通りの奴と、あと、あれだけじゃあ、実際に
使えものになるかというとならないので、同時に色々やったりもしたんだが
企業秘密ってことで
俺の場合3年でここまで来たんだが、先生には使えるようになったと教えていなかった。
いざって時の物にしたかったからね。
そんで、小成の域だと、流石にTさんみたいに「破ァ」っていうと何もかも解決にはいたらないので
小道具を用意している。
物理的なもので
アマゾンで買った小さな拡声器だ。
271: 名も無き被検体774号 2014/09/15(月) 22:50:25.52 ID:G9UsXRsb0
アマゾンかよw
272: 名も無き被検体774号 2014/09/15(月) 22:51:15.04 ID:GYzPxrfa0
流石Amazonさんやで
277: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/15(月) 23:04:59.92 ID:LwA7A48p0
まずは、自分の中で感情を作った。つくる感情は怒り
感情の作り方は演劇の本とかかって勉強したんだけど
怒りの場合は、最初からだから入ると簡単らしい。
つまり怒ったときの体の反応かな?わなわなしたり、歯を食いしばったり
拳を握り締めたり
そんで今までの怒った出来事とかを思い出したりしてね
まぁ、体感時間はわりとあったから、余裕は結構あった。
そうしていると、本当に無性に腹が立ってきた。
なにが「天命漏らし」だよ、なにが新しい弟子だよ
こっちは、可愛い中学生だとわかってわりと嬉しかったんだぞ!
とかなんとか自然と頭に浮かんだ。
拡声器のスイッチを手探りで開けて、俺はそれを口に当てて
「ぬぅんー」とかそんな感じに適当に叫んだ
なるべく言葉に怒りを込めてね。
ミサトさんは急に俺が声を上げたのにびっくりしたように
びくんと飛び上がった
それと同時に、こっちにっざっざって急いでかけてくる足音が聞こえた
394: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/18(木) 22:09:32.01 ID:HsGiRLz30
足音は俺のほうに近づいてくると、何かに胸倉を掴まれ立たされた。
暗闇の中顔はよく見えないけど、息遣いは先生の物だった。
先生はなにも言わずに俺の腹にパンチをいっぱついれた。
このころになると割と鍛えてたので、あんまり痛くなかった。
でも先生の言いたいことはわかった。
余計なことはするな。
先生はそう伝えてきたんだ。
そして、ミサトさんのほうから、彼女が声をあげて泣く音が聞こえてきた
397: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/18(木) 22:19:46.78 ID:HsGiRLz30
っち、と先生のほうから舌打ちする音が聞こえた。
そんで先生は荷物が置いてあるほうに向かうとがさごそと物を探し
懐中電灯を取り出したのか、明かりをつけて彼女のほうを照らした。
先生が明かりをつけるってことは、妖怪はもういないらしい。
なんだかんだ俺の術が通用した!と少し喜んだが、すぐに
俺はぎょっとなった。
ミサトさんは地べたに座り込み、泣いていた。体中に泥やら砂やらがついている
確かに、俺に馬乗りやらなんやらしたが、そンなことがあってもいくらなんでもこの量は…
って感じについている。
しかも
彼女は手でぶちぶちぶちとものすごい勢いで自分の髪の毛を引きちぎっていた。
俺は先生のほうに急いでどうしますか?って感じに合図を送ったんだが
先生は首を振って、ストップと返事した。
402: 1 ◆cvtbcmEgcY 2014/09/18(木) 22:34:27.70 ID:HsGiRLz30
俺は先生にしたがった。
助けたくないわけではないが、髪をむしるくらいなら命の危険はないだろうし
それに先生の目的も達成できそうだった。
髪の毛というのは昔から命の代わりと考えられていて
それを全部とると、一回生まれ変わることになる。
まぁ、お坊さんになるときとかにも一回全部剃るよね
あれは煩悩とかをすてるんだけど、つまり、一回しんで生まれ変わって
真白の状態になるので煩悩も全部消えるみたいな意味があるのかな?
昔の話だと、三国志の時代農民を安心させるため
曹操は麦を踏みつけたものは死罪になる軍紀を決めた。
だけど、あるとき曹操自身がそれを間違って踏んだ。
曹操は自分の命を絶たないと、軍紀が護られなくなると考え
曹操は自分の首の代わりに髪を深く切り
髪の毛で自分の命の代わりにした
という話もあるくらい、髪の毛は大切なんだよ。
まぁ、でも、それは昔の人が髪の毛が命の代わりとなる、と信じてるから
代わりになるのであった、今だとそうでもないのだが。
今回の状況ではどうやら髪の毛はなんとか命の代わりにできそうだ
427: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/18(木) 23:06:55.53 ID:HsGiRLz30
よく幽霊とか妖怪とか悪魔とかそういうのが乗り移ると
自分の髪の毛をむしるとかそういうこと聞くよね?
まぁ、聞いたことなくても、そうなるみたいなんだが…
人間は自分の命がものすごい勢いでなくなると、かわりに髪の毛を
むしって、それを代わりにすることがあるらしい。
この時に、ちゃんとした措置を取ると、髪の毛を身代わりにできる。
ミサトさんが髪の毛をがしがしむしっているのを見て、俺は
いい匂いがしたのにもったいないなぁとかおもった。
俺は髪ふぇちなのかも
そんで、彼女の頭皮の一部も向けてしあったのか、だらだらと
血が流れ始めて、かなり悲惨な様子だった。
しばらく待つと、彼女は髪の毛を全部むしり取った。
それを見た先生はすばやく動いた。
むしられた髪の毛をなるべく集めて、それを蝋燭に巻き始めた
俺は急いで荷物のほうから塩入生姜水をとりだし、それをむりやり
まだ泣きまくるミサトさんに無理やり飲ませた。
565: 1 ◆cvtbcmEgcY  2014/09/21(日) 15:56:43.69 ID:ulxpN+Os0
すまん、飛び込みの仕事が入った。
今日はむりっぽい…
期待させといめんご
568: 名も無き被検体774号 2014/09/21(日) 16:11:41.12 ID:hbb1msWN0
働くねえ
頑張って稼げよー
569: 名も無き被検体774号2014/09/21(日) 16:51:46.49 ID:HaWHCtTl0
ええんやで

続きの【その⑥】妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある?7/27  14:02 に公開します。

引用元: http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1410454117/

引用元: http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1402189552/

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コメント
  1. 名無しのキスログ 2017年07月26日 at 16:15

    このネタ永遠とやってるけど需要あるの?

  2. 名無しのキスログ 2017年07月26日 at 17:26

    これって未完じゃなかったか?

  3. 名無しのキスログ 2017年07月28日 at 18:01

    漫画の読み過ぎだな。親の前で朗読してみ?

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