本来はつくば編とでも言うべきものを書くつもりでしたが諸事情によりざっと流させてもらいます
※僕とアレックスは僕の友人をたより日本の大学へと遊びにいきました
友人が入っているオタクサークルに招かれた僕らは日本のサブカルチャーを楽しみ、
人気の定食屋で大盛りに挑戦し、友人のアパートに泊まり朝までだべり、
コスプレ用カツラを着けこっそり聴講し、謎の金髪生徒伝説を生み出したりしながら、
日本のキャンパスライフを堪能しました。
ア「あー、なんで日本人に生まれてこなかったんだろう……」
僕「僕はおまえんちの子に生まれたかったよwww」
※キャンパスライフを楽しんだ僕たちはいよいよ実家に行くことに
ア「こ、これが新幹線……!チョウカッコイイネ!」
僕「これにのって名古屋まで行くぞ」
ア「まさか新幹線に乗れるなんて夢にも思わなかったよ」
僕「そんなに電車好きだった?」
ア「電車も好きだけど中でも新幹線は別格だよ。なにこれ?どんだけ長いの?」
僕「ほら、さっさと乗るぞ」
ア「もうちょっと、写真撮ってから!」
ア「案外スピードでないんだね…… (´・ω・`)」
僕「何言ってんの?これ時速270キロで走ってるよ」
ア「え?それって何マイル?」
僕「えっと……およそ170マイル」
ア「マジデ!?でも全然揺れてないよ!」
僕「当たり前だろ?なにせ『日本の』新幹線だぜ」
ア「マジデ……マジデ……」(日本人としゃべるうちに「マジデ」が口癖になったアレックス)
僕「あ、すいません、……と、コーラ2つずつください」
ア「なに注文したの?」
僕「サンドイッチだよ」
ア「えーせっかく日本に来てるのにサンドイッチ?」
僕「食べても同じことが言えるかな?」
ア「えーーー!?何これ!カツが!カツがサンドイッチになってるぅ!?」
僕「うまいだろ?」
ア「チョーオイシー……むしゃむしゃ……なんで?」
僕「何でって、何を聞いてるんだよwww」
ア「だってカツはクリスピーだからおいしいでしょ?でもこれはソフトなのにおいしいよ?なんでよ?」
僕「カツは柔らかくなろうと煮込もうとみそで食おうとうまいんだよ」
ア「だまされないぞ!煮込んだら衣が取れちゃうだろうが!」
僕「あれ?アレックス、おまえ大将のところでカツ丼食べてなかった?」
ア「カツドン?トンカツ定食のこと?」
僕「……おまえには日本のいろんなもの食べさせてやらなきゃな」
ア「カツドン?……怪獣?」
アレクは手羽先にハマルと予想してみたw
ひつまぶしはどうなんかなあー?
>>80
みゃーみゃー県言うなwww
いろいろ食べさせたから期待してて
僕「アレックス!富士山!」
ア「どこ?富士山!?ワオ……ゴッデス……」
僕「ゴッデス?どうして富士山が女神なんだ?」
ア「シュウ、日本人のくせに知らないの?富士山の神様は女性なんだよ!」
僕「そういえば山の神様は女性だって聞いたことあるな。てかよく知ってるなそんなこと」
ア「ヤオロロズの神だね」
僕「ぶふっwww」
アレックスはクリスチャンじゃなかったっけ?
そういう他の宗教は大丈夫なの?
信仰してるわけじゃないから良いのか…?
>>82
全然問題ないみたい
それにアレックスにとって神は鳥山明だからwww
アレックスはクリスチャン言うても適当なクリスチャンなんやろ
信仰心の暑いクリスチャンなら八百万の神とか言わずに
悪魔共っていうやろうしな
僕「やーおーよーろーず」
ア「ヤーオーローロ?」
僕「よろ 「ヨロシク」のよろ」
ア「ああ!やお、よろ、ず」
僕「そう、やおおろ……ん?」
ア「やおよろ ̄ ̄あぁ!?富士山もういない!」
※車内のアレックスに向ける暖かい視線が少しこそばゆかったです
>>85
仲良さげでちょっと和むと同時にお前らに憧憬を抱いた
ア「ナーーーーゴヤーーーーー!!」
僕「こっから乗り換えてもう少し行くけど大丈夫?」
ア「平気!カツサンドパワーで大丈夫」
僕「そう?何か食べてこうと思ったけど大丈夫だね」
ア「嘘、カツサンドパワーもうないヨ!」
>>88
ワロタ
ア「カツサンド……トンカツ……カツドン?」
僕「カツ丼……とは厳密には違うけど、みそカツ丼食べにいくか」
ア「ミソとカツ……?煮るの?」
僕「いや、みそカツは煮ないよ」
ア「??」
僕「アレックス、今どんなの想像してる?」
ア「ミソスープでトンカツを煮てる」
僕「それはあまり食べたくないなwww」
てか、名古屋フードを和食だとか言ってないよな?w
かなり繊細さが違うぞ!w ローカルフードだとちゃんと伝えて欲しいww
ちなみに私は手羽先と天むすが大好きだw
ア「トンカツonライス?」
僕「茶色いのはミソソースな」
ア「う~ん、ウマソ!イタダキマス!!」
僕「いただきます」
ア「オウ!ナニコレ……ミソソース!」
僕「嫌いだったか?」
ア「嫌いじゃないよ!なにこれ?ほんとにミソ?」
僕「そういえば大将のみそ汁は全部淡い色してたな」
ア「この苦味がディープで……何て言えばいいかわからない」
僕「コクがある って言うんだよ」
ア「コクガール?」
僕「コク が ある」
ア「コク ってなに?」
僕「……コクってなんだ?」
僕「名古屋よるならアキバいかなくてもよかったな」
ア「なんでー?アキバチョータノシカッタヨ!」
僕「アニメイトもトラノアナもどっちも名古屋にあるからさ」
ア「マジデ!?じゃあいつでも買えるんじゃない?」
僕「アレックスが行きたければ連れてってあげるよ」
ア「やったー!レッツゴー!」
僕「今からかよwww」
僕「今日はもう帰らないと行けないからまた今度な」
ア「ワカッタヨ (´・ω・`)」
僕「……何か……お目当てのものでもあったのか?」
ア「ニッポンのドージンはどれもレベルたかいから、店ごと買い占めたいくらい」
僕「さすがにそれはやめとけな」
ア「もとろんそんなことはやらないよ!ニッポンのオタクにメーワクかけるのはマナー違反だからね!」」
僕「アレックス、おまえはつくばで何を学んできたんだよwww」
追いついた
コクガールわろた
こくについて教科書的にはこうらしい
「コク」とは単調な味覚とは正反対に位置するもので、特定の味の刺激が突出せず多くの味覚が複雑に絡み合い、
個別の味覚として認識できないほどの多くの刺激が感じられるときに「コク」として認識する
ア「ずいぶん遠くまできてない?」
僕「まあ、けっこう山の中だな」
ア「ほんとにこんなところに街があるの?」
僕「トンネルを抜ければ見えてくるから……ほら!」
ア「Oh……ここがシュウが生まれた町か……暗くてよく見えないね」
僕「景色はこれからいくらでも堪能できるさ。ほら降りる準備して」
ア「オッケー」
母「おかえりなさい」
僕「ただいま」
母「そっちがアレックスね。日本へようこそ、アレックス」
ア「シュウのお母さん?ハジメマシテ、アレックスデス。ヨロシクオネガイシマス」
母「あら、日本語上手ね。あんたが教えてるの?」
僕「まあね。代わりに英語教わってる」
母「私は英語でも大丈夫だから気兼ねしなくて良いわよ。さあ、車に乗って!」
僕「あれ?どこ行くの?」
母「実はおねーちゃん、いま会社やめて家に戻ってきててね」
僕「え、まじで?」
母「それでうちにはアレックスが泊まれる部屋がないの」
僕「ちょ、どうするのさ!?」
ア「日本語わからないけどケンカしてる?アレックスのせい?」
母「あなたは何も悪くないのよ。気にしなくて良いわ」
>>107
アレックスかわいいな
さて今回はどうする?
母「ついたわよアレックス!」
ア「オー!ナニコレ!?忍者屋敷!?ワンダホー!!シュウの家すごいね」
僕「これは僕の家じゃなくてバーチャんち」
ア「バーチャ?」
僕「ばあちゃん。グランマザーだよ」
ってことは、割と田舎のほうなのかな?
バ「ああ!!シュウちゃん元気だったかい?バーチャンに顔みせとくれ」
僕「ただいまバーチャン」
バ「また男前になって……死んだおじいちゃんに似てきたよ」ヨヨヨ……
僕「バーチャン、こちらはアレックス」
バ「おや……?アメリカさんはなんで靴を脱いでるんだい?」
僕「ん?あ!アレックス、そこで靴脱いじゃダメ!」
ア「え?日本の家屋は玄関で靴を脱ぐんじゃないの?」
僕「ここは土間っていって靴でも大丈夫なスペース。靴を脱ぐ玄関はあっち」
ア「わからないことだらけだよ……」
バ「アメリカさん、顔見せとくれ。……名前は?」
ア「アレックストモウシマス。ヨロシクオネガイシマス」
バ「アレックス……アレちゃんだね。よろしくね」
ア「アレちゃん?」
僕「おまえのニックネームだよ」
ア「アレちゃん……アレちゃん!ヾ(●’∀’●)ノ」
和むわ
障子やふすま、タタミに何か反応するかな?
トイレは…和式だったりするのかなw
母「お母さん、それじゃあよろしくね」
バ「まかせときなぁ。気をつけてお帰り」
母「それじゃあアレックス、日本を楽しんでいってね」
ア「アリガトウゴザイマス。オヤスミナサイ」
母「あら、あんたしっかりしつけてんのね」
僕「まあねwww」
バ「お茶出してあげるよ、上がんな」
僕「お茶出してくれるって」
ア「グリーンティー!?やったー!」
僕(アレックスが思ってる奴とは違うだろうけど黙っておくか)
バ「さあ、おあがり」
僕「あ~やっぱりバーチャンのお茶が一番おいしい」
バ「褒めても何もでないよ」お菓子ドン
僕(アレックスは……案のじょう、渋くて飲めないって顔してるなwww)
バ「アレちゃん?どうしたの?お茶は嫌いかい?」
ア「オチャ……好きですよぉ……チョット、アツイカラ……」
僕「バーチャン、アメリカ人にはこのお茶渋すぎるよ」
バ「そうなのかい?それは申し訳ないことしたねぇ」
僕「アレックス無理すんなよ。残していいから」
ア「せっかくバーチャンがいれてくれたんだから飲むよ」グビッ
バ「あらあら、大丈夫かい?」
ア「オイシイヨ。コクガール」
キットカットの抹茶のイメージなのかな。
>>132
煎茶の方だよ
バ「ちょっと待ってなよ……」てくてく
ア「バーチャン何するの?」
僕「さあ?」
バ「お砂糖いれてあげようね」ドバー
僕「ちょ、バーチャンwww」
>>134
ロシアとかじゃ緑茶に砂糖入れるらしいから、海外的には間違いじゃない
ア「あ、おいしい……バーチャン、オイシイヨ!」
僕「え、まじで?」
バ「苦味は甘味で抑制されるからね。外人さんならきっとこういうの好きだろうと思ったんだよ」
僕「でもいいの?お手前とか……」
バ「作法なんてのはみんなが気持ちよく飲むためにあるもんだ」
ア「ん?ん?」
バ「ゆっくりおあがり」
※バーチャンは煎茶の先生なのです
>>138
違うよ
金持ってるのはバーチャンだけ
ア「ねえ、シュウ、トイレどこ?」モゾモゾ
僕「つれてくよ。バーチャン、アレックストイレつれてくね」
バ「ゆっくりいっといれ」
ア「この廊下すごいね……忍者が出てきそう」
僕「ハハハ、たしかにいても不思議はないな」
ア「!?」
僕「いや、もちろんいないよ?」
ア「なんだよー。期待したじゃないか。やっぱり忍者はもういないんだよね……」
僕「そうだな……。でももしかしたらこの家には忍者がいたかもしれないぞ」
ア「冗談だろ?からかうなよ」
僕「冗談じゃないって。なにせこの家は江戸時代から建ってるからな。もしかしたら忍者が忍び込んでいたかもしれないよ」
ア「マジデ!?」
僕「そこ、突き当たりがトイレ」
ア「サンキューシュウ。ねえ……そこにいてくれる?」
僕「え?ひょっとして……怖い?」
ア「……うん」
僕「ここで待ってるからはよしてこい」
ア「聞いちゃダメだよ」
僕「聞かねーよ!www」(あれ?こんなやりとりアニメで見なかったか?)
ア「うわああああ!?」
僕「アレックス!どうした!?」
ア「ふたが……」
僕「ふた?なんだ?大丈夫か?」
ア「ふたが自動で開いた!!」
僕「へ?」
バ「ちょっとまえに全自動のトイレにしてねぇ」
僕「古いトイレのイメージだったから驚いたよ」
ア「何あのトイレ?未来だったよ」
僕「未来のトイレだってさ」
バ「アメリカにはああいうの無いのかい?」
ア「初めて見ました」
バ「年寄りにはああいうのが必要だよ」
バ「さあ、アレちゃんの部屋に案内するよ」
※基本僕が通訳してます
ア「ヨロシクオネガイシマス」
バ「離れに用意しといたからね」
ア「え、セパレートコテージ(離れ)?」※ボブのせいでイメージが悪い
ア「すごい、家の外に廊下があるんだね」
僕「縁側って言うんだよ」
ア「エンガワはスシだろ?」
僕「あーwww」
僕「魚のエンガワも、廊下の縁側も同じ意味だよ」
ア「どういうこと?」
僕「エンガワは魚のふちで、これは家のふち」
ア「なるほどね!あ、すごい!日本庭園だ!」
バ「こんな庭に興味があるのかい?」
ア「月に照らされてとってもきれいですね」
バ「アレちゃんは侘び寂びがわかる子なんだねぇ」
ア「おー!ワビサビ!」
>>155
駅に着いた辺りから夜です
描写が下手ですいません
バ「シュウちゃん、フトンのしきかた教えてあげなよ」
僕「オッケーバーチャン」
バ「バーチャン最近腰が痛くてねぇ、準備できなくてごめんよ」
僕「だってさ」
ア「バーチャン、腰痛いならアレックスが代わりにやるよ。何でも言って!」
バ「アレちゃんは良い子だねぇ……うちの子にならないかい?」
ア「日本にいる間はずっとバーチャンの子供だよ」
僕「フトンのしきかたおぼえたか?」
ア「大丈夫だよ」
僕「明日からは自分でしくんだぞ」
ア「了解」
僕「ところでバーチャン、僕はどこで寝ればいい?」
ア「何言ってんだい?アレちゃんの隣りに寝ればいいだろう?」
僕「ば、バーチャン……」
バ「冗談だよ。この隣りの部屋掃除しといたからつかっとくれ」
僕「ありがとう、バーチャン」
バ「それじゃあアレちゃん、バーチャンは先に休むけど、ゆっくりしなされ」
ア「わかったよ。バーチャン、オヤスミナサイ」
>>163
こんな粋な冗談をかますばーちゃんってww
まあでも正直、同じ一つのベッド布団ならともかく、友人同士なら、布団が隣でも何ってことはないよなw
修学旅行みたいなもんだし。
…だよな?
>>165
友達同士なら別に変ではないと思う
こないだ3人並んで寝たし
ア「あ~良いお湯だった。お風呂が森の香りだったよ!」
僕「檜風呂だからな~。檜って英語で何て言ったっけ?」
ア「HINOKI……?」
僕「そうひのき。高級な木材だよ」
ア「うちにもあんなお風呂作ろうかな~♪」
僕「どんだけ気にってんだよww」
>>168
サラッと、ウチにも檜風呂作ろうかな~、とか言ってる辺りが、セレブ(誤用)だよな~w
>>168
リッチだ・・・。
ア「ねえシュウ、この部屋どうやってロックするの?」
僕「ん?鍵なんて無いよ」
ア「マジデ!?」
僕「そういえばアメリカは部屋ごとにちゃんと鍵があったな~」
ア「不用心じゃない?」
僕「日本人はお互いを信じあって行きてるから鍵なんて要らないんだよ(適当)」
ア「Oh~クレイジー(褒め言葉)」
僕「あー良いお湯だった。やっぱり日本人は湯船につからなくちゃねぇ」
ア「シューーーーー!大変だ!!」
僕「どうした?虫でも出た?」
ア「違うよ!このドア!」
僕「ドア?ああ、ふすまか」
ア「この向こうシュウの部屋じゃないか!」
僕「そりゃそうだよ」
ア「鍵が無いよ!?」
僕「おまえ、今更僕がなにかするとでも思ってんの?」
ア「そんなこと決して考えてないけど……」
僕「そんなことじゃ日本の心を理解できる日は遠そうだなwww」
>>175
アレックスの家には遠く及ばないよ
土地持ちではある
>>177
山持ってるパターンと見た
>>176
うーん……それはちょっとな……
僕は留学のメリットしか書いてないからね
英語が通じないストレスとか、文化の違いから来るスレ違いとかハンパないよ
周りの人とよく相談して決めてね
>>180
大変なんだろうけどそんな体験できるチャンスがあればしたいってこのスレで思えたからね
ファームファミリーでも全然為にならなかったって話も聞いてるからしっかり相談して決めるよ!
知らずにスラム街っぽいとこに行っちまったんだと。
※フトンの中
ア「シュウ……聞こえる?」
僕「聞こえるよ」
ア「防音機能なんて無いんだね」
僕「江戸時代の建物だからな」
ア「…………ねえ、もう少し何か話さない?」
僕「……不安?」
ア「うん。でも、同じくらい興奮してる」
僕「その声聞けばわかるよ」
ア「シュウも……アメリカきた時はこんな気分だったのかな」
僕「どうだったろうな。もうおぼえてないよ」
ア「シュウ……アメリカにきてくれて……本当にありがとう」
僕「どういたしまして」
ア「これからも……仲良く……」
僕「おやすみ、アレックス」
See you soon, have a nice dream.ノシ
イッチ乙~
しかし言葉を遮られたアレクがカワイソス(´・ω・`)
>>186
zzz… だろw
乙!
アレックスは最後、寝オチかな?w
また楽しみにしてるよ~
スレ中が200X年ってイッチが言ってるから、仮に江戸末期に建てたんだとしても、築140年位の、ちょっとした文化財クラスの古民家だよな…。
>>192
そのとおりです
なんども「市のなんちゃら遺産」に登録させてほしいって言われてるようです
もっともバーチャンはそれを拒み続けてるみたいなんですが
まとめてくれてありがとうございます
ア「バーチャン、オハヨーゴザイマス」
バ「おはようアレちゃん。よく眠れたかい?」
ア「うん。フトンがとても気持ちよかったよ」
バ「いっぱい太陽あびせておいたからねぇ。さあ、朝ご飯だよ」
バ「アレちゃんはトーストで良かったかい?昨日買ってきたんだよ」
ア「もちろん大丈夫だよ」
バ「わたしゃ朝はご飯と納豆が無いとだめだけど、アメリカさんはさすがに食べないよねぇ」
僕「だってさwww」
ア「バーチャン!ナットウ タベタイ デス」
ア「アレちゃんは納豆食べられるのかい!?」
僕「トーストは僕がいただくよww」
ア「シュウ、これ海苔だよね?」
僕「ああ、味海苔ね」
ア「どうやって食べるの」
僕「バーチャン、アレックスに味海苔の食べ方見せてあげてもらえる?」
バ「こうするんだよ」クル、パク
ア「インスタントスシだ!でも醤油はつけなくていいの?」
僕「海苔に味がついてるからそのままでいいよ」
ア「よーし……」ネチョ、グチャ
ア「シュウ……海苔が死んだ」
僕「アレックスはもう少し箸の使い方をおぼえなきゃダメだな。今日は手でやってみな」
ア「うん」クル、パク
ア「あ、おいしい。磯の香り」
僕「アレックスは海苔好きだよなー」
ア「最初は見た目がダメだったけどね」ひょい、パク
僕「そういや他の海草は食べられるっけ?」
ア「他の……?え?つまり海苔は海藻なの!?」
ア「……そうか、海苔はシーウィード(海の雑草だったのか)」
僕「知らなかったのか」
ア「野菜の抽出物か何かだとおもってた」
僕「海藻だと何か問題でもあるの?」
ア「問題ってわけじゃないけど……響きがさ」
僕「雑草だから?」
ア「そう」
僕「そうか、アメリカで海藻が流行らないのは言葉のせいだったのか」
ア「シュウは海藻よく食べるの?」
僕「僕はというか、日本人は海藻を良く食べるぞ。海苔にワカメ……あ、おまえみそ汁のワカメ食べれるじゃん」
ア「あれもシーウィードなの!?」
僕「あと、納豆のタレにもシーウィードが使われてるぞ」
ア「好きなものばかりじゃないか」
バ「アメリカさんは海藻食べないのかい?もったいないねぇ」
ア「でも最近は学校のカフェテリアで海藻サラダが売ってるよ」
僕「え、気付かなかった」
ア「誰が買うもんかっておもったけど……今度試してみようかな」
ア「ゴチソーサマデシタ」
バ「はいはい、お粗末様でした」
僕「さて、今日は何しようかな」
ア「シュウ……荷物が届いてないよ」
僕「空港から送った荷物なら、昨日母さんが一緒に運んでくれただろ?」
ア「それじゃなくて……アニメイトの……」
僕「……あ」
僕「それじゃあ荷物とってくるからアレックスは大人しくしてろよ」
ア「オッケー」
僕「バーチャン、車乗ってくるけどどこ留めたらいい?」
ア「裏の山ならどこにでも留めていいよ」
僕「ありがとう。いってきます」
※バーチャンの家から歩いて30分の実家
僕「ただいまー」
母「あら、あんた昨日の今日でどうしたの?」
僕「アレックスの荷物とりにきた」
母「あれ?全部運んだと思ったけど……」
僕「空港からの荷物とは別に二箱送っただろ?とどいてない?」
母「ああ、あれね」
僕「それ今どこにおいてある?」
母「場所とるからお姉ちゃんの部屋に置いてあるよ」
僕「……やばい」
姉「お、ひさしぶりやな」
僕「姉ちゃん仕事辞めたんだって?」
姉「おう、しばらくは自由の身よ」
僕「次の就職先探さなくていいのかよ」
姉「ん?カーサンから何も聞いてないの?」
僕「何を?」
姉「次は永久就職だwwww」
僕「まじでかよ、相手だれ!?」
姉「おまえの知らないやつだよ」
僕「そうか……そりゃ……おめでとう?」
姉「疑問系かよwwwまあ、いいか」
僕「あ、それよりさ、ねーちゃんの部屋にダンボー……」
※開封済みの段ボールが見えました
姉「……おまえ向こうで掘られた?」
僕「言うと思った!掘られてねーよ!あれはアレックスの私物だ」
姉「ああ、あんたと一緒に日本に来てるって言う……ほんとに掘られてないの?」
僕「そんなに弟がそうであって欲しいのか!?」
姉「別に弟がノンケだろうがなんだろうが気にしないおねーちゃんだぜ?」
僕「とにかくその荷物はこぶから部屋入るよ」
姉「おう、もってけもってけwww」
僕「……もうひと箱は?」
姉「そっちはまだ読みかけだ!」
僕「他人の私物勝手に漁るなよ……」
ア「おまえのもんだと思ったんだ、許せwww」
僕「これで全部?」
ア「おう。……なあ、今度そのアレックスってやつ連れてこいよ」
僕「ええっ!?やだよ!!」
ア「力一杯否定しやがるな……」
僕「アレックスが姉ちゃんに毒されたら困るからな」
姉「人をばい菌か何かのように扱うなよ」
僕「……まあいずれ連れては来るよ。姉ちゃんいつまでここにいるの?」
姉「まあ、しばらくは。相手の準備ができ次第結婚だな」
僕「了解。姉ちゃんみたいなのと結婚するなんて相手はよっぱどいい人なんだな」
姉「たしかにいい人だけど、その言い方は気に食わねーぞ」
僕「どうか末永くお幸せに~」スタコラサッサ
僕「ただいま~。あれ?アレックスはどこだ?」キョロキョロ
ア「あ、シュウお帰り!」
僕「ただいま。バーチャンと何やってたんだ?まだろくにコミュニケーションとれないだろ?」
ア「今ねアルバムを見せてもらってたんだ。シュウは君のおじいさんによく似ているね」
僕「ああー。それよく言われるけど自分じゃわからないんだよな」
ア「そっくりじゃんwwバーチャンがシュウのこと好きなわけだよ」
僕「あ、そういえばアレックスはもうジーチャンにあいさつした?」
ア「……え?!」
ア「ブチュダン?」
僕「ぶ つ だ ん。 カツ の ツ だよ」
ア「ブツダン、ね。どういうものなの?」
僕「アレックスも無くなった人を弔うためにお墓に行くだろ?」
ア「そうだね。あ、ブツダンはお墓の代わり?」
僕「そうともいえるし、そうじゃないとも……ねえ、バーチャン。ブツダンってどうやって説明したらいい?」
バ「死んだ人と話すための秘密道具だよ」
僕「……って言ってるwww」
ア「マジデ!?」
バ「ジーサン、シュウちゃんがあめりかから立派になって帰ってきましたよ
それとね、友達のアレちゃんってのを連れてきてね、これがほんにいい子でね
私の肩を叩いてくれたんだよ」
僕「こういうこと」
ア「なるほど。お墓に行くとこういう人いるね。わかったよ」
僕「(こんな理解でいいのかな……まあいいか)アレックス、手を合わせて」
ア「こう?」
僕「目を閉じて、頭を下げる」
ア「何?儀式?」
バ「これでジーチャンもアレちゃんの顔おぼえたからね、日本にいる間はジーチャンが守ってくれるよ」
ア「オウ、シャーマンキング!!」
ア「そういえばこれ見たことあるよ!阿弥陀丸の刀!」
僕「刀じゃない、卒塔婆www」
ア「ソトバ……?」
僕「じいちゃんの死後の世界の名前がかいてあるんだよ」
ア「日本人は死んだら名前変わるの!?」
僕「戒名って言ってな……仏教徒はこの名前がつくよ」
ア「変わってるねぇ」
僕「クリスチャンも洗礼名ってのがあるだろ?」
ア「なるほど。……なるほど?」
僕「深く考えなくていいよwww」
>>242
阿弥陀丸とか言ってるから恐らくソレは「卒塔婆」ではなく「位牌」なんじゃないかと推測。
「卒塔婆」は墓石の後ろとかに刺さってる長いやつだし仏壇のトコには無いだろうな。
>>244
アレックスは卒塔婆を見つけて興奮してましたよ
位牌には気付かなかったと思う
僕「あ、アレックス、すまん」
ア「何したの?また嘘教えた?」
僕「僕がいつ嘘教えたよwwwそうじゃなくて……姉ちゃんがおまえの荷物開けちゃって……」
ア「オーマイゴッド……」
僕「それでそのうちおまえを連れてこいって」
ア「え?怒られる?やっぱり買っちゃダメだった?」
僕「いや、怒られはしない……と思うよ
まさかレベッカが腐ってたとかだったらどうしよう…
ビッ●が腐ってたとかだと安心するんだが(スゴイシツレイ
ア「……」
僕「そんな落ち込むなよ、大丈夫だって」
ア「……」
僕「ほら、あんなに行きたがってた日本にいるんだぞ!何かやりたいことないか?」
ア「……巡礼」
僕「なに?」
ア「聖地巡礼したい」
僕「それは……教会とか、修道院とか?」
ア「ノー!アニメの舞台に行きたい!!」
僕「よしアレックス、でかけるぞ」
ア「今日はどこ行くの?」
僕「おまえが絶対気に入る場所だけど……まぁ、ついたらわかるさ」
ア「え~、なにかヒント無いの?」
僕「ヒント?ん~……おまえにとって神に近い存在」
ア「ひょっとして……ひょっとすると、鳥山明先生の家!?」
僕「いや、さすがにそれは無理だよ。今でも昔と同じ場所にあるかわかんないし」
ア「それじゃあ……教会かなにか?」
僕「え?おまえ教会連れてったら喜ぶの?」
ア「大学入ってからはミサにも行ってないしあまり興味は無いかな」
僕「あれ~?わかんないかな?たしかにおまえが神だって言ってたんだけど……」
ア「ここ?公園?」
僕「まあそんなもん。昔は世界規模のイベントがあったんだけどね」
ア「それで神はどこにいるんだい?」
僕「神その人はいないけどね。ほら、アレックスこの前言ってただろ」
ア「何を?」
僕「聖地巡礼したいって」
ア「え?じゃあここアニメのモデルになった場所!?」
僕「あ、聖地巡礼ってアニメのモデルになってないとだめなのか……」
ア「そうだね。このあたりに何かあるとは聞いてないけど……」
僕「じゃあ聖地巡礼とは言わないかもしれないけど、ほら、そこの展望台から景色見てみ?」
ア「ここからの景色が何だっていうんだい?…………オーマイガッ……」
僕「気に入った?」
ア「マイ ネイバー トトロ……!!」
ア「なんで!?なんでトトロの家があるの!?」
僕「トトロの家じゃなくてメイとサツキの家だけどなwww」
ア「オウ……アンビリーバボー……まるでアニメから抜け出たみたいじゃないか」
僕「気に入ってくれたみたいで良かったよ」
ア「気に入ったなんてもんじゃないよ!ねえ、中に入れるのあれ!?」
僕「それじゃあチケット買いに行くか」
ア「いよいよ中に入れるんだね!」
僕「家の中は写真撮影禁止だからな」
ア「オッケー。あとお父さんの部屋と2階に入っちゃいけないんだろ?わかってるよ!ああ、待ちきれない!」
??「すいません、ちょっといいですか?(英語)」
僕「(うわ、美人な外国人集団だな)何か問題でも?」
外「私たちあのガイドさんが何言ってるかわからなくて……よかったらいろいろ教えてもらえませんか?」
僕「あー……アレックス、今日は君のための旅行だからさ、君が決めてくれない?」
ア「……逃げたね、シュウ。……ハァ。もちろんかまいませんよ。こいつは英語ぺらぺらだから何でも聞いていいよ!」
僕「ごめんねアレックス」
ア「いいよ、シュウがああやって困ってる人放っておかないの知ってるし
それに、同じジブリ好きなら助けてあげるのが日本人としての君の役目だろ?」
僕「ありがとう」
外「ごめんなさい、デートの邪魔しちゃ悪いから私たちのことは放っておいて」
僕「いやいやいや、デートじゃないから!」
>>285
どんどんそっちに寄っていってないか?w
※結局外人集団(アレックスを含む)の通訳みたいになってしまった僕
僕「家の中の見学は15分だけだから気をつけてね!後の人が使えるからできるだけ立ち止まらないでね!」
外「ねえ、この丸い窓!メイが顔出してたところよ!」
外「ここがお父さんの部屋ね!ああ、何で入っちゃダメなのかしら。でも素敵!」
ア「まるでアニメの世界に迷い込んだみたい!きっとどこかにマックロクロスケがいるはず!」
僕「ほら、立ち止まるな~。お客さんは他にもいるんだからな~」
外「え、タンスの中も見ていいの?ナニコレ!メイがきてた服じゃない?」
ア「こっちはサツキのバッグがあるよ。今にもサツキが帰ってきそう!」
僕「設定としては、あの映画から1年後、お母さんが病院から戻ってきた草壁ファミリーの家だよ」
外「ああ、お母さんちゃんと退院できたのね!よかった」
ア「その描写はちゃんとエンディングに描いてあったと思うよ」
外「ねえ、コッチ来て!古いキッチンがあるわ!」
僕「みんなはしゃぎすぎだろ……まあ、僕も興奮してるけどさ」
ア「マックロクロスケ デテオイデー!デナイト メダマオ ホズィクルゾー」
外s「ホズィクルゾー!!」キャハハハ
僕(ああ、観光客の皆さんすいません……)「おい、もう少し静かに……」
客「外人さんにも人気があるんだなぁ」
客「なんだかこっちまでうれしくなっちゃうわね」
僕(あれ、意外と好印象?助かった~)
>>292
英語版(翻訳版?)があるとか聞いたことがある
>>293
そうだけど、クオリティが酷いと聞いたことあって最近は良くなったと聞くけどどうなのかな、と
>>292
外「翻訳版で見るのはニワカ。私らレベルだと字幕で見る」
外「っていうか。もう字幕なくても何言ってるかわかるし」
ア「もうセリフを暗記するレベル」
僕「おまえらトトロ愛しすぎだろwwww」
僕「ほら、次は庭の見学だよ」
外「ノー!もっと見ます!!まだ見たり無い!!」
僕「庭にいる人たちと交代なんだから困るよ」
ア「シュウ、あと5分、いや1分でいいから!」
僕「ガイドさんの困り顔を見ろ。さあ、早く!」
外「2階を見せろー!マックロクロスケにあうんだー!」
僕「今庭に出れば真っ先に井戸が使えるぞ!サツキやメイが洗濯してたやつ!」
外ア「井戸ぉ!?」ドタバタドタバタ
>>297
外国人&アレックスwww
外「キャハハ、冷たい!」
外「日本も昔はこんな家に住んでたのね!」
外「懐かしい感じがするのは何でだろう……こんな家もう日本にはないのね」
ア「シュウの家は忍者の時代から続く古い家だけどね」
外s「まじで!?」
僕「その話は後でするから、ホラ時間なくなるぞ!あ、そのバケツ見てみ」
ア「あー!穴空きバケツ!!」
外「キャー!メイちゃん、めいちゃんはどこ!?」
外「ねえ家の下にも何かあるみたいよ!」
ア「マックロクロスケ!?」
外「ドングリー!家の下にドングリが落ちてるわ!小さいトトロが落とした奴よ!」
ア「見せて!早く見せて!」
外「この柱、腐って揺れてたやつね!……でも修理されてる……」
外「さすがにあのままでは展示できなかったのね」
僕「腐って危ないからあのあとお父さんが補修したんだって」
外「オ~ウ。アニメの時がここで生きているのね!」
もし行く予定があった人いたらほんとすいません!!
>>305
大丈夫だ、むしろもっと行ってみたくなった。
>>305
一回行こうとして大渋滞に巻き込まれて三重で引き返した事あるからいつか絶対行こうと思ってるけど、俄然行きたくなったわ
>>305
中の様子は画像で見れないからシュウさんの言葉で想像して楽しいよ
僕「ほら、見学時間終了!みんな出て」
外「ノー!まだ3分もたってません!」
外「いーやーだー!もっといるー!」
ア「マックロクロスケにあってないよー!」
僕「ガイドさん、すいません」
ガ「いいですよ、慣れてますしwwお互い大変ですね」
外「今日は最高の思い出ができたわ!ありがとう」ハグ
外「私ゼッタイまたここに来るわ!そのときはもっと日本語勉強してくる!今日はありがとう」ハグ
ア「これ以上に素晴らしい聖地は他に無いよ!ありがとう」ハグ
僕「こちらこそ。みんなと一緒で少しヒヤヒヤしたけど、とても楽しい30分だったよ!ありがとう」
※外人さんたちと別れた後
ア「本当のこと言うとさ、最初あの人たちとまわるの嫌だったんだ」
僕「うん、顔にかいてあった。ごめんよ」
ア「謝る必要ないよ。だってすごく楽しかったし」
僕「そう?ならよかった」
ア「こういう体験ってさ、楽しいことを一緒に共感できる人がいると何倍も楽しくなるんだね!」
僕「アレックスなら一人でも楽しめてたと思うけどなwww」
ア「そんなことないよ!」
僕「?」
ア「来るならまたシュウといっしょがいいな。今度は別の季節に」
僕「四季で飾ってあるものが変わるらしいからな」
ア「きっと2人でも十分楽しめるはずだよ」
僕「今度はもっと落ち着いてくれると助かるけどなwww」
ア「その保証は無い」
ア「ねえ、帰ったらとなりのトトロ見ない?」
僕「ちょうど同じこと言おうと思ってたよ」
ア「こんなにトトロ見るのが楽しみなのは子供のとき以来だよ!」
僕「今でも十分子供だよwww」
ア「あー!井戸!井戸!動かした奴!おんなじだー!!」バシバシ
僕「もっと静かに見れないのかよwww」
ア「(´・ω・`)ゴメンネ……」
僕「いや、そんなに怒ってないから」
ア「あのサンダル!!靴箱にあった!!同じ奴!!」
僕「うん、そうだね。すごいねー」
ア「シュウ!もっと真剣に見なよ!!」
ア「クスノキに続く草木のトンネルがあったらもっと完璧なのになー」
僕「あ、それは僕も思った」
ア「やっぱりあんなの作れないよねー」
僕「……アレックス、ちょっと外いかないか」
ア「何?だいぶ陽が傾いてるよ?」
僕「いいから来いよ、聖地巡礼の続きだ」
ア「家の裏山?ここに何があるの?」
僕「さすがに草のトンネルとはいかないけど、なかなか雰囲気あるだろ?」
ア「たしかに。どこかにトトロがいないかな~。ウーップス!」
僕「急斜面になってるから気をつけて!」
ア「もう暗いよ、どこ行くの~?」
僕「すぐそこ!いそげ」
ア「わかったよー」
僕「ついたよ」
ア「トトロのほど大きくないけどこれもクスノキ?」
僕「そうだよ」
ア「このロープは何?トトロにも出てくるよね」
僕「しめ縄って言って、人間の住んでる世界と神様のいる世界を区切るものだよ」
ア「え……トトロってひょっとして……神様?」
僕「どうだろうなwww」
ア「あ、ここ神社になってるんだね。公園もあるんだ」
僕「こどものころは夏休みになると、バーチャンちに泊まってはここに遊びにきてた」
ア「一人で?」
僕「そうだね。姉ちゃんともけっこう年が離れてるし……。
あ、でもここにくると大概だれかいて一緒に遊んだな~」
ア「ねえ、それってひょっとして神様だったんじゃない?」
僕「ないない、近所のクソガキどもだよwww」
ア「こどものころのシュウか~。一緒に遊んでみたかったな」
僕「でもあのころは英語しゃべれないよ?」
ア「子供同士なら言葉なんて関係ないよ」
僕「そんなもんかね」
ア「あ、すっかり真っ暗になっちゃったね」
僕「そろそろ帰るか」
ア「……さっきの道を帰るの?」
僕「心配するなよwwwちゃんと舗装された道があるからさ」
僕「8月になるとさ、七夕の縁日でこの道の両脇にいっぱいお店が出るんだ」
ア「あれ?七夕って7月の行事じゃなかった?」
僕「それはそれで今度やるけど、お祭りのほうは旧暦の七夕だよ」
ア「アニメで見たことある気がする……マスクとか売ってるんだよね?」
僕「マスク……?ああ、おめんか。売ってるよ」
ア「8月ならまだ日本にいるよね!今から楽しみだよ」
僕「でも最近はお店の数がどんどん減ってきちゃってさ」
ア「なんで?」
僕「子供の数が減ったからだとか言うけど、どうだろうね」
ア「それが理由じゃないの?」
僕「昔はさ、それこそバーチャンが子供だった頃はネットも無ければテレビも無かったんだよな」
ア「信じられないよね」
僕「そんな状態だったら、お祭りなんて絶好の娯楽だったと思うんだ」
ア「バーチャンも浴衣着て祭り行ってたのかな?」
僕「そうだと思うよ。後で訊いてみな」
ア「うん」
僕「……時間が経つにつれ、テレビができて、ネットもできて、今じゃ娯楽が溢れてる
それこそ祭りなんかより面白いと思えるようなものがさ」
ア「……そっか」
僕「もちろん僕たちはその恩恵をたっぷり受けているわけだけど」
ア「アニメなんかもそうだもんね」
僕「それでもやっぱり露天の数が減っていくのは寂しいと思うんだよ……」
ア「ねえ、バーチャンもこどものころ浴衣来てお祭り行った?」
バ「お祭り?そこの七夕様のことかい?」
ア「そう、それ」
バ「バーチャンが小さいころは、まだ戦争が終わって間もなかったからね
みーんな貧乏でお祭りなんてなかなかできなかったんだよ」
ア「そうだったんだ、ゴメンネ」
バ「アレちゃんが謝る必要ないよwwそれに私はこの家に嫁にきたからね。
子供のころはもっと山の中にすんでたのさ」
ア「ここよりも山奥!?」
バ「うーんと山奥だよ。高山ってところだよ。私がここに嫁いだ時はお祭りやってたよ」
僕「ジーチャンといっしょに行った?」
バ「あの人は恥ずかしがりやだったから、なかなか一緒に行くことはなかったねぇ」
ア「そうなんだ……」
バ「でも、そんなあの人が私に浴衣を買ってくれてねぇ」
ア「それでそれで?」
バ「人に見られたくないからってお祭りには行かずに神社でデートしてたよ」
ア「よかったねバーチャン!」
バ「そういえば姉ちゃんが生まれてからはあの人も縁日に行くようになったねぇ」
僕「僕のカーサンのことね」
ア「バーチャンはほんとにジーチャンのことが好きだったんだね」
僕「おい、そんなこと訳す僕の身にもなってくれよ……」
ア「はやく!トランスレイト!」
僕「バーチャンはほんとにジーチャンのことが好きだったんダネー」
バ「ハハハ、そうだよ。でもね、ここだけの話、ジーさんのほうが私に夢中だったね!」
ア「バーチャンやるー!」
僕「そろそろ風呂入ってくる」
僕「まさかバーチャンの恋バナを聞くはめになるとは……
今日は何とも濃い1日だったなぁ……。明日はゆっくり過ごせますように」
See you soon, have a nice dream!
もし時間があったら書き込みにきますノシ
いっちおつー!
お、アレックス来日…?
過去話から急にリアルに時空が飛んで
>>338
何度か読み直したわw
>>338
再来日か!?
もし時間があるなら…アレックスはジブリ好きみたいだし東京三鷹のジブリ美術館とか連れて行ってあげると凄い喜ぶんじゃないかな?
要予約だからちょっと手間だけど……あ、もう行ったかな??
>>338
祝!来日です
綺麗な紅葉を見られたらいいね
アレちゃんによろしく!
(もしよかったら)
アレちゃんもスレに来てくれたら嬉しいな~!
【③】アメリカ人の友達ができた。アレックス「ええっ!?君は日本人なのにLucky Starを知らないのかい!?」俺「流れ星?」アレックス「オ~マジかよ」
【①】アメリカ人の友達が日本に来た結果wwwww←今ココ
【②】アメリカ人の友達が日本に来た結果wwwww
アメリカ人の友達と一緒に暮らした結果wwwww
【①】アメリカ人の友達を好きになってしまった結果wwwww
【②】アメリカ人の友達を好きになってしまった結果wwwwww
アメリカ人の友達が恋人になった結果wwwww
アメリカの友達と将来について考えだした結果wwwww
アメリカ人の恋人を迎えにいった結果
アメリカ人の恋人と僕と仲間たちwwwww
アメリカ人の恋人と僕の夏休み+α
アメリカ人の恋人と僕の夏休み+α~ボブ来日~
アメリカ人の恋人と僕の夏休み+α 湯煙旅情
アメリカ人の友達が恋人になって僕の嫁さんになるだって!?
アメリカ人の恋人のお父さんが僕のお義父さんになるだって!?
【完結】アメリカ人の友達ができた結果
・相手「デートのプランは全部俺に任せてくれ!」→当日、ここまで私の好みを一切無視なのは驚いた。
・彼と結婚前提で交際してるけど無理な気がしてきた。彼「お金が足りなきゃ親に頼めばいいじゃん」
・大規模停電の影響でスーパーが品薄の時、自炊しない彼が豆腐、納豆、卵を大量に買い占めていて…
・1歳双子がいる兼業ママで時短勤務だけど、毎日がギリギリ。帰っても水を一杯飲む隙もない…
・従弟に暴力を振るわれ「お父さんと再婚しろ!」と言われた叔母がある日いなくなった。
・コンビニ行ったら店内でアイツがバッサバッサ飛び回っていた!耐えられなくて外に出ようとしたら…
・嫁に「俺に話しかけられる=面倒臭いことを頼まれるって図式が頭の中にできあがってる」と言われてキツイ…
・嫁の母系は男の子が生まれにくいらしく、男の子が生まれたと知った嫁母が大騒ぎ。生物学の授業を思い出して生命の神秘を感じた。
・“コンサルタント“って会社に居なきゃいけないもの?うん千万払ってまで必要な存在?
・仕事中に股を強打してしまい物凄い激痛が!!喧嘩の度に蹴っていた兄の股に謝りたい…
・今年31になる女だけど彼氏もいない。早く40歳くらいになって「もう手遅れな行き遅れ」ってレッテル張られたい。
・私の旦那と妹の彼氏はまだ会ったことないけど同じ趣味だった。まさか似たようなタイプの人を選ぶなんて…
・親友の妹が兄ラブ過ぎるので国外脱出を計画を手伝った。→結果。
・彼からのLINE「ご飯5合炊いて」→泡と湯気が出てきて大変なことに。→「米もまともに炊けないのか!」って怒鳴られて逃げて来たwww
・彼「マツエクは嫌いだって言っただろ!」私「スッピンだよ?」彼「何もしてないマツゲがそんなに長いわけない」→マツゲを引っ張られて…
・俺「両親が遊びに来たいと言っている」嫁「その間、私は実家に帰るね」→おかしくないですか?
・スーパーで鶏肉と豚肉を買って牛脂をたくさんもらったら注意されたんだが…
引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1444654469/
全部は読んではないけど、何が言いたいのか全く分からん。