【残念】スーパーの駐車場で見知らぬお爺さんに話しかけられた。「貴方は話を聞いてくれそうだから…まあ聴いてくれ」と…

俺が報告書を某スーパーの駐車場の縁に腰かけて書いていたら、買い物の奥さんを車で送ってきたお爺さんから話かけられた。
勿論見ず知らずの初対面です。
「貴方は、話を聞いてくれそうだから・・まあ聴いてくれ」

「俺は、肝臓ガンで後の余命は３ヶ月と、医師から言われている。
環境の悪い職場だったからそれはしょうがない。
当時はそんな常識は無かったし、誰も気にせず働いていた」
「医師から保険外の治療を勧められてミサイル療法なる物をした。
チューブを肝臓まで血管の中に通じ、薬を直接に届ける。
処が何にも効果なく、自費の８０万円は無駄でした」

俺は・・少しの慰めの言葉しか出てきませんでした。
医学界は効果が無くでも、貧乏人から最後の金を搾り取るのか・・。