今までにあった修羅場を語れ【その27】
相談したいいことあるんだけど、どこに書き込めばいいか分からないので、ここで寄り道。
一人暮らし20代の頃、空き巣と鉢合わたことがある。
都下で一人暮らししてた。
その日は飲み会か何かで23:45頃帰宅。
途中寄ったコンビニで時計見たからよく覚えてる。
当時住んでたのはモルタル、壁薄、薄暗い通路沿い、築30年、家賃5万とアパートと呼ぶのにふさわしい建物で、まともな女性なら絶対に選ばない物件。
住んでるのも独身中年男性(いい人)、20代バンドマン、髪真っ赤っ赤の女性と同棲パンク男、最後まで姿を見なかった2軒という構成だった。
庭らしき敷地がついており、1階住居を貫いている。
柵はなく行き来自由、私はその真ん中の住人だった。
雨戸はついてるものの、ほぼ不使用。
庭を横目に玄関へ向かうが違和感に気づく。
自室から煌々と明かりが漏れている。
あれ、電気消し忘れたかな。
当時物忘れが激しかったので、電気消さないくらいは日常茶飯事。
その日は携帯電話を自宅に忘れてたし、電気くらいよくあることだとも思えた。
ただ、なんとなく虫の知らせが働いて、「誰か家にいるかもしれない」と咄嗟に用心深くなった。
鍵を回し扉を開けた瞬間、「カチカチ」と電灯を消す音が響く。
玄関から直接見えないその部屋は真っ暗になった。
「だれかいる」
全身寒気が走った。
付き合ってる彼かも?正常性バイアスが囁くものの、合鍵渡してないやん!と一蹴。
けど心は軽めの現象を求め「彼が合鍵作って驚かせようとしてるのかも!」と妄想が走る。
「ごめんなーバレたか」と出てくるはず、はず、はず。
反応なし。
その間30秒だったろうか。
ただごとでないと悟った私は「警察に電話しなきゃ」と慌て始めた。
携帯、ない!家の中の正体不明の近くだ、どうすればいい?
静かに玄関扉を閉じ、私はアパートから遠かった。
はす向かいには少し古めの戸建て、あのおうちなら事情をわかってくれるはず、私は夢中でチャイムを押した。
幸い古くからの住人のようで、事情を察し電話を貸してくれた。
110番するも、唇が震えて住所を伝えるので精一杯だった。
はす向かい宅玄関からアパートを凝視する。正体不明の何かを見逃さないように。
数分後、わらわらと警察官はやってきた。
駅前でのちょっとした事件直後で、機動が軽かったそうだ。
その頃にはただならぬ気配を感じてか、通行人や近隣住人数名が状況を見守っていた。
リーダー格と思しき警察官が囁き声で「住人の方は?」とキョロキョロ。
「私です」と名乗り出ると「これから突入します。ガラス割るけど許してね。知り合いかどうか確認して」とまくしたて、インカムで「突入」みたいな合図を送った。
瞬間、ブロック塀やらに隠れてた警察官が一斉に庭からなだれ込み、正体不明は即身柄確保となった。
リーダー格が「(正体不明が)出てくるから、知り合いがどうか確認してくれる?」と言うので、どうか知り合いの誰かのいたずらでありますようにと願いつつ眺めると、
玄関からお縄をかけられ出てきた男は上下グレーのスエットを着た180cmを優に越えた大男で、知り合いの記憶全てと不照合だった。
叫びそうになるが、下手に存在を知らせて逆恨みされたら恐いと声を押し殺した。
「知りません、知らない人です」そう絞り出すので精一杯だった。
スエットがパトカーで運ばれたあと、現場検証に立ち会った。
スエットは庭を作業場とし、防音でも強化でもない窓ガラスにガムテープで消音してピックで割ったそうだ。
犯行半ばに玄関で鍵を開ける音、思わず電気を消したらしい。
運も尽きたとスエットは諦め、私の居室であぐらをかき警察を待っていたと後で聞かされた。
ここまで自分にとってなかなかの修羅場だっだけど、現場検証に警察官が部屋を土足で歩き回るのもなかなかの修羅場だった。
助けてくれたしなと非日常に麻痺した頭で怒りを収め、「何か盗られたものない?」という質問に慌ただしく部屋を見回した。
そこには当時彼、のちの夫、現元旦那が「この棚便利だから使うといいよ!」と中身ごと押し付けていった昭和な金属製書類入れの開け放たれた姿と、
そこに詰め込まれていた歴代借金明細書が床一面散乱する様子があった。
引っ越して半年程度の貧乏暮らしに金目なものなどなく、唯一金の臭いのする書類入れをスエットは一生懸命漁ったらしい。
嗅覚は正しいが、残念ながら借金の方だ。
そこに住人帰宅、とんでもないハズレを引いたとスエットは思ったことだろう。
その後パトカーで警察署に連れられ、調書作成に2時間ほど。
寝たのは4時だった。
警察署ではカツ丼じゃくなく刑事さんの夜食おにぎりを2個いただいた。
調書って言った通りのこと書いてくれないのね、書記役の刑事さんがアレンジして「これでだいたいあってるかなあ?(ノーとは言わせない)」の連続だった。
乖離は3割くらいかな。
20年前の話だけど、当時被害者の心理を慮るなんて考えはさらさらなくて「犯人、ピック握って座ってたってよ。家入らなくてよかったねえ、刺さってたよ」みたいなことを刑事さんに言われた。
また、アパートは空き巣には絶好の立地で、庭という作業場もあり危険だと教えられた。
ちなみにスエットは常習犯で、お勤めを終え最初の犯行だったらしい。
犯行も逮捕も慣れていたようだ。
警察を出もガラスの割れた自宅に帰る気になれず、彼に何回も電話して無理矢理泊めてもらった。
はす向かい宅からも電話していたが、自転車10分の距離の彼は来なかった。
賢い人なら即縁切りするだろうし、引っ越しするだろう。
しかし私がその家から出たのは数年後、彼と共に身重の体を揺らしてだった。
自ら招いだ修羅場はその後6年続くことになる。
>>869
ありがとうございます。
修羅場いっぱいあったわ笑と書きたくなってしまい。
ほぼ初投稿のため、お見苦しい点あったらごめんなさい。
前日空き巣が入ったという。
「気をつけたほうがいいですよ」と忠告する彼に「うちも入られたことありますよ」と告げると驚愕してた。
ああ、空き巣好立地アパートって本当なんだと思った。
お疲れ様でしたね
なかなかあって欲しくない体験だね
>自ら招いた修羅場はその後6年続くことになる
これが気になった
被害にあったアパートにその後6年間も住んでいたということを言っているのかな?
平穏無事な暮らしをしていることを願っています。とにかくもお疲れ様
・夫の親族が私の料理を褒めてくれた。義弟「こんなもので良かったらいつでも作らせますよ」皆一瞬「?」って顔になって一斉に…
・結婚記念日に嫁を誘って少し遠い観光地まで歩いて行く事に。嫁「は!?日焼け止めも塗ってないし歩くような格好でもない!」
・彼が当たり前のように自分だけ夕食を食べ始めた。私「食べる前にやることがあるでしょう!?」
・バイトしていた飲食店で、私がブロッコリーをこよなく愛する女だと勘違いされ毎日ブロッコリー祭りになってしまった。
・家族と義両親とで出掛けようとしたら、部長に「私も連れて行け」と突撃されて車に乗り込みやがった。
・ケーキ買いに行ったら変な親に遭遇した。店員「平仮名でりかちゃんでよろしいですか?」母親「は?誰が平仮名でっつった?」
・隣家は医学を敵視していて「薬ダメ!病院ダメ!」な一家だった。ある日、隣家の息子に「助けてくれ、頭が痛い」と言われた私は…
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・退職代行会社から「私さんに冷たくされたから適応障害になりました」と連絡がきた。え…?
・Sさん「通勤手当もらってない」私「給料明細に給油券がくっついてくるじゃん」→漫画みたいなビックリ顔してた。
・私は身長が175cmある。大学の実習時、「見下すのやめてくれる?」と怒られたので目線を合わせて話したら…
・単身赴任から帰宅した父が大激怒。「子供と決めたご飯のルールを破るとは何事だ!」と母を思いっきりブン殴っていた。
・家族でファミレスに行ったら店員が俺に「ごはん大盛にしておいたからね」と…。俺(誰だっけ?)嫁(怒)
・職場の女の子と飯行ったらこんなこと言われた。これって…
・彼氏のお母様から服をもらったりしてたら母がブチ切れて発狂。「あっちの家の娘にでもなったつもりか!」
・再婚相手の息子(34)が遺産の話を始めたので「この家は再婚時に私の名義に変更してある」と伝えた。すると、ナイフを振り回して暴れだした。
引用元: http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1553414878/
その後の修羅場の方が本編なんじゃないの
なんつうか、くどくて胸焼けしそうな文章
なんて読みにくい文章なんだ
余計な情報が多すぎて、読むの疲れた。
物語風にしようとして滑ってる文章
ダラダラ書いてるけど空き巣と鉢合わせそうになったってだけの話