ナンパと盗撮と痴漢を同時に体験した。本当に怖い時って言葉が出なくなるんだね…

数年前、ナンパと盗撮？と痴漢を同時に体験した

仕事帰りに地下鉄の駅を出て家まで500メートルくらいの距離を歩いてたんだけど、その道っていうのが人通りも街灯も殆どない暗い所だった
間にぽつぽつ自販機や小さなレストランが一件ある程度
その辺の地域は治安があまり良くないと話に聞いた場所だったので(この時は引越したてで後から知った)、時間も21時を過ぎていて真っ暗だったこともあり周りを警戒しながら歩いていた
そこでふと後ろを振り返るとケータイを眺めながら歩く20～30代くらいのサラリーマンが1人
人がいるならとその時は安心したが、徐々に足音が近づいてくる
「ああ、追い越すのかな」と思い道を譲ろうと端に避けたらそのサラリーマンに声をかけられた

「お姉さんこれから暇？ご飯食べに行かない？」 
うわナンパか、と思いその男が下げた手に持っていた携帯をふと見ると画面が録画モードみたいになっていた(手の動きと連動して画面が動いていた)
一瞬えっと思ったが、適当にあしらいながらとりあえず少し先のレストランまで逃げようと思った
だがその男もなかなか食い下がらず、そのうち会話も馴れ馴れしくなってくる
「門限？じゃあ家まで送っていくよー」
「連絡先だけでも教えてー」
「お姉さん服装可愛いよねー」
このへんでしつこすぎてイライラして無言になってたんだけどここで男が
「ねぇ、お姉さんのその服って凄く短いよね、下履いてるの？どんな感じ？」
といきなり太股をさわーって撫でててきた
(当時は冬だったんだけど、太股くらいのコートにそれより少し短いショートパンツ履いてた)
突然のことに「！！？？？」ってなって気持ち悪さと怖さと怒りが同時に込み上げてきた
この時初めて知ったんだけど本当に怖い時って言葉が出なくなるんだね
キャーとかワーとか叫ぶこともできなくて怒りと恐怖で口パクパクさせながらやっと出た言葉が「…何してんの？」だった…

長くなるので分けます

続き

その時の自分の顔がどんなだったか分からないけど、警察呼ばれると思ったのか相手もやべって感じで「あっ、ごめんね！失礼しましたー！」って急に焦り出して来た道を逃げて行った
ちなみに目的のレストランまでは結局数メートル足らず、突然の出来事に人を呼ぶことも出来ず警察も間に合わずで悔しさと怒りと恐怖で泣きながら家に帰った

後日その事を職場の人に話すとその辺の地域ではよく駅から盗撮しながらつけて声かけ→下手したら強制行為→盗撮映像が流出みたいな事もあるみたいだから気をつけた方がいいよって言われた
それどんな世紀末だよ…って思ったけど、その後ちょっとゴタゴタもありその家はたった一ヶ月で引っ越すことになったので結果的には良かったかもしれない
っていうのがいきなり都会に出てきた田舎者の衝撃的な体験

今後はWASPナイフを持ち歩くように！(`･ω･´)

恐怖と怒りで声が出なくなるのすごくよく分かる…
ありふれた(？)電車内での痴漢にあった時でさえそうだった
慣れれば対処できるのかもだけど幸か不幸か慣れるまでの回数は遭わなかった(引っ越して電車通勤をやめた)けど
夜道でそんな目に遭ったらさぞかし恐ろしかったことでしょうね

写真撮ってやればよかったのに
他人に見せ付けるタイプの露出は最低だな
露出ってのは孤独に解放感を楽しむものだというのに