124: 2007/02/26(月) 00:53:03 ID:b1ua18YSO
私が中学の時体験した話を書きます。
私の中学生の時はまだ“不良”がカッコイイって時代で私もその中の一人でした。
いつも数名の仲間と帰路につき、家の近くの神社に溜り酒を飲みながら騒いだりしていました。
その日もいつもと変わらず数名の仲間とともに午後からの授業をサボり神社に向かったのですが、鳥居の前に見慣れぬ猫が居たのです。
その時は見慣れぬ猫がいるな。程度で見たのですが、何故か気になり私は鳥居の前の猫に近寄って行きました。
最初仲間は私を待ってくれていたのですが溜り場に行ってると言い残しその場を去りました。
私は猫が動かないのを不審に思いました。目で威嚇はしてくるのですが自分の力では立ち上がれないって感じでかなり衰弱しているようでした。
しばらく見ていたのですが猫からは“諦め”といったような悲しいものを私は感じました。
そんなこんなで猫のもとを離れられずに居たのですが、私の到着が遅いという事で仲間二人が様子を見にやってきたのです。
その二人の仲間も猫の様子を一目見て何か感じるものがあったのでしょう。少し三人で話し合い、近くのスーパーから段ボールをもらってきて猫を連れて動物病院に行きました。
(続き)
診察をしてもらったのですが中学生の財布に普段入ってる金額なんて、たかがしれてます。3人で3千円ちょっと。ガラスごしに見ていると点滴もしているようだし何か飲ませているし内心治療代が足りないのでは無いかとヒヤヒヤしてました。
一通り治療が終わり獣医が私達の元へ来て誰か持ち帰り世話をしてくれないかと言ってきました。
三人の中で家に動物を入れれるのは私の家だけ。少し悩みましたが私が引き取る事になりました。
しばらくして猫を連れてきた獣医に代金の話をすると、黙って集めた金を受けとりその金額分のペットシートや猫用のミルク、ミルクを与える時に使う注射器や、保温マットを持ってきてくれ、明後日話をしたいから来てくれと言われそれらを渡されました。
獣医に頭を下げ、感謝しながら帰ってきた事を覚えています。
私達は良くなったら里親を探そうなどと話をしながら別れました。
家に帰ってきてからは毛布やタオルで猫の寝床をつくり絶えず猫から目を離さずにしてました。
夜も寝ずに猫の嘔吐物を片付けたりしてました。
次の日、薬が効いたのか嘔吐する時以外昏睡状態だった猫が鳴いたり少し動いたりするまでに回復したのです。
その日は学校に必ず来いと言われていたので、猫が不安でしたが学校に向かいました。
しばらくしてから家に残った母が不思議な体験をしたようなのです。母が言うには私の部屋から話声がしてきたと。
いつものように私がサボり帰ってきたのかと私の部屋に向かうとどうやら独り言みたい。“ありがとう”と、何度も誰かが呟いていると言うのです。
ドアを開けると猫しか居ない。流石に不気味になり母も出掛けたそうです。
夕方私が帰宅すると寝たきりですがミルクを催促できるまでになった様子。ミルクを与えしばらくすると眠りました。
中々起きないので二時間後に触ってみると少し固い…。最初は気のせいと思っていたのですがみるみるうちに体中が固くなっていった。必タヒに体をさすったがもう遅かった。
猫が苦しみ始め私は見るに絶えず腕の中に抱えました。それから数分後…私の腕の中で最後の鼓動をひとつ打ってタヒにました。
私はとても泣きました。仲間に電話をして謝りました。自分が情けなかった…。
次の日は獣医と約束した日。約束通り病院へ行くと獣医から事実を聞かされました。“あの猫は老衰だった。助かる見込みはなかった。”獣医はその日にタヒぬと見ていたそうです。
私は事実を聞かされショックで獣医にすがり泣きました。なぜ、助かる見込みがないのに預けたんだ。なぜ、もっと早く話してくれなかったんだ。それがわかっていたなら心構えが出来ていたんだ。って。
動物病院から歩いて帰ってくると神社にあの二人の仲間がいました。
三人で猫を埋め線香立て、私の部屋に戻ってくると静かに母が入ってきてあの体験を話してくれました。
それを聞かされるまで私は正直猫との出会いを悔いました。なぜ出会ってしまったのか。なぜ気にとめず通り過ぎなかったのか…。その時の私にはとにかく悲しすぎた。
私は今になって思います。あの出会い、そして母が体験した出来事。幼い私が小さな命が消えた事に素直に涙を流せ思った事。全てが小さな私を少しだけ成長させてくれた。
今書きながら心から思う。自らの命を捧げ一つの命の重みを私に教えてくれてありがとう。
このたった二日だけの出会いは今の私の原点です。
長文・駄文失礼しました。
ありがとう。いつか虹の橋で会おうね!
それについて江原さんは、「実際に話したんではなくネコのテレパシーを受けたんです。」と言ってました。
助けてもらったネコさんはほんっっっとにあなたに感謝してたんですね!
きっとうれしかったんですよ!良いお話ありがとうです。
ミルクも飲んで、猫さんはしあわせだったと思います。
・私は地元で就職して両親の介護のために同居してた。兄「お前みたいなやつのこと『こどおば』って言うんだぞ」両親(ヘラヘラ)→私(ブチッ)
・父は祖母のせいで幼少時に片耳が聞こえなくなったのに「かたわ」だと苛められ嫌われていた。そんなクズな祖母が亡くなった。
・もし崖で娘達とお嫁さんのが落ちかかってたら、私は寸分も迷う事なくお嫁さんを助けると思う。
・出勤途中に嫁から「お願い、帰ってきて…」と涙声で電話が来た。家に戻ると玄関先で暴れてる女性の姿が…
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引用元: https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1168781876/
なんで二日後に来るよう言ったのか意味不