928: 2007/06/25(月) 23:39:30 ID:mvF1OkXB0
2年前くらいの出来事。
その日、京浜東北線に乗っていた私は大声を上げながら周りを威嚇していた
おっさんに出くわした。
多分、かなり酒を飲んでいたのであろう、パチンコで負けただの、誰それが
気に入らないだの言いながら3人分くらい占領して座っていた。
まあ夕方の京浜東北線ではたまにある事だ。
周りの乗客も多少好奇の目を向けていたが、特に何する事もなくケータイを
いじったり読書をしたりしていた。
その時の私は生後1才3ヶ月の息子を抱っこして座っていたのだが、息子が
おっさんの大声にびっくりしたのか声をあげて泣き出してしまった。
(よしよし、大丈夫だよー)
あやしながら機嫌を直そうとするのだが、おっさんが構わずわめき続ける
ので息子も一向に泣きやまなかった。
すると、おっさんはこちらに目を向け、
「うるせーガキだなあーーー!」
と怒鳴ってきたではないか。
まずい、からまれる!私は必タヒであやしたが、息子はますます激しく泣き
続けていた。
それに立腹したのか、おっさんはゆっくりと席を立ちこちらに向かってこよ
うとしていた。
本当にまずい、誰か止めてくれませんか!声は出さずに周りを見ましたが、
誰も止めてくれる気配はなかった。
一歩、また一歩と近づくおっさん。
「このガキィ、おめぇ、るせーんだよぉ!」
一段と声を張り上げ、私まですぐそこというところまできた。
(うぁぁ・・・・)
私は息子をぎゅうと抱きしめ体をすくめた瞬間・・・
ドタぁ!
おっさんは目の前でつんのめって倒れていた。
(あれっ)と思いふと見ると、横のドア付近にいたおじいさんが杖でおっさん
の足先を払ったらしい。
おじいさんは、杖をトントンと1,2度床に突き何事もなかったように、
こちらに背を向けた。
しかしもちろん、これで災いが去ったわけでない。床にひれ伏したおっさん
は、わなわなと震えながら拳を握り怒りに爆発させようとしていた。
(まずい!おじいさん逃げて!)
私のそんな思いにも関わらずおじいさんはその場から離れようとはしなかった。
「じ、じ、じ、ジジィィィィィィーーー!」
完全に激高したおっさんは立ち上がるやいなや右の拳を振り上げ、思いっきり
おじいさんに向けて振り下ろした!
(あーーーーーーーーーーーーー!)
私は声も出ず見つめるだけ。もうだめだぁ!
フッ・・・
おじいさんは消えてしまった・・・
ゴンッ!ドゥイーーーーーーーーン!
「ぐあああああああああああ!!!!」
力の限り振り下ろした拳は目標を見失い、ドアの戸袋部分の角に命中した。
酒が入っていてもあれだけ叫んでもがくとは相当痛いのであろう。
おっさんは今度こそ完全にうずくまり右手を押さえて唸っていた。
プシュー
ようやく次の駅についた。
駅についても警官や駅員は来なかったが、相変わらずおっさんはうずくまって
いたので、私はそっと駅に降りようやく難を逃れることができた。
あのおじいさん・・・
私には、初孫を楽しみに待っていた父がいた。
3年も闘病し、結局息子の誕生半年前に逝ってしまったが、闘病初期には体力
を維持したいからといって杖を買ってよく散歩をしていた。
あの時見た杖が父のもののように思えた。
泣きやんだ息子が電車にむかって「バイバイ」をしていた。
>ゴンッ!ドゥイーーーーーーーーン!
で生クリーム吹いた
泣きやんだ息子が電車にむかって「バイバイ」をしていた。
ここ、泣いて良い?。°゜(≧Д≦) ゜°。
・職場にいた猫が私に懐いていた。→ハワイ旅行にすることになって一週間休みをもらった。私「来週までいいこにしててね」猫「にゃあ」→戻ってくると…
・俺「俺は肌が弱いからパジャマやシーツ類は1週間に一度は洗濯する」彼女「清潔でいいね」→休日に洗濯しようと彼女を起こしたら…
・子供と同じクラスの子の家が火事で全焼したので、皆で服や生活用品をあげた。そしたら調子に乗ってクレクレになってしまった。
・義実家が持ってる山でみんなでBBQすることになったんだけど、山にある義父手作りのピザ釜の中に動物のタヒ骸やゴミが突っ込まれてた。
・妻が家庭菜園のサツマイモを収穫をしてた。妻「イモ!ムシ!イモ!ムシ!」自分「どうしたの?」→覗きに行くと…
・小2の頃、妹と昼寝してたら家が火事になってて気づくと逃げ場がなかった。妹を抱き締めて「タヒんじゃうよ」って泣いてたら…
・私は昔から「キャピキャピ系」でゆるふわですぐに人を褒める、基本イエスマン、幸せオーラをすぐ出す。でも、他の人がキャピキャピ系だとしんどい…
・ある日、犬の散歩から帰ってきた息子がやけに上機嫌だった。息子「犬好きだっていう可愛い女の子に話しかけられた」→あっという間に話が進んで結婚することに。
・俺は四十代の親父なんだが、地震が起きた時に津波の心配をしない人が多い事が衝撃的だった。
・私「知人に『7年半も結婚生活続けられてるのは相性がいいからだと思うよ』って言われた」夫「俺は君じゃなくても誰とでも上手くいくよ」私「…?」
・家に帰ると真っ暗だった。私(昼間なのに何も見えないっておかしくない?)→電気のスイッチを見つけらず途方に暮れて座り込んで寝てしまい、目覚めたら病院だった。
・子供の頃からフケがヤバくて病院に行っても何してもダメだった。友達「それ汚れ落とせてないのと頭皮が乾燥してんじゃないの?」→誕生日にコレをプレゼントしてくれて…
・美容師さんに私が犬猫好きで野良保護ボランティアもしてることを話した。そしたら、美容師さんがこんな話をし始めた…
・高熱が出てるときに兄嫁が赤ちゃんを無理やりうちに置いて出掛けてしまった。→私気絶。→目覚めると丸二2日が経っていて…
・夫はクレーム処理系の仕事をしている。→担当していた女性がいきなりストーカー化。→身の危険を感じて警察に行くと…
・当時のPCが1台15~19万が相場の中、管理職社員Aさんが5分足らずで100万円近いPCを売った。「あれはヤクザに借金した女が地獄に落ちる道途中だ」
・妹の学費を従兄弟に回せと言ってきた叔母の神経がわからない。男の子だから!って…
引用元: https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1168781876/
ケータイ小説みたいな文章と思ったら全盛期の頃か。スイーツ
ドゥイーーーーーーーーン!
ってのはガンダムがザクの鼻をもいだ時の音かね?
そういやケータイ小説めちゃくちゃ流行ったよね
魔法のiらんどがそっち系のサイトになってしまった印象
山田悠介の小説家みたいだなと思った(褒め言葉ではない)
※1
かなりの爺か婆?
スイーツってリアタイで初めて見た
いい話かどうかは別にして、この当時は「困っている母子連れは誰かが助けてくれて当然」という厚かましい思い込みがあったんだな。
現在なら、子供を連れて別の車両に移るか、次の駅で一旦降りて次の電車に乗るべきと言われるのではないかな。