75: 2007/07/20(金) 12:12:21 ID:Lua0ylm20
伯父、といっても妻の伯父だから私とは血が繫がってない
その伯父が数年前にタヒんだ
かなりアクの強い人で、ずるくて、いつも強がりばかりを言っていて、そのくせ実は小心者の
自惚れ屋だった。
妻には話してないが私も一度、仕事の事で騙された。
親戚の者、誰からも嫌われていたが、私は何故かその妙に人間臭いところが憎めなかった
同時に彼も私と同業の仕事に就いていたためか、私が妻の実家に行くと決まってビール瓶をぶら下げて、グラス
それから少々のつまみを持って訪れてきてくれた。
酒飲みで酔うと他人を口汚く罵ったが、不思議と子供には優しく私の子供などもよく胡坐をかいた膝に抱かれて
枝豆など食べさせてもらっていた。
そんな伯父が亡くなって、一年くらいしたあの頃。
伯父さん、あの頃ね、俺、タヒのうと思っていたんですよ。
別に仕事で失敗したのじゃない、家庭にも不満もなかった。
でも、どうしようもなく疲れてて、生きていることが不安で、孤独で
そんな自分が情けなくて、申し訳なくて、誰にも言えなくて、ね。
今から思うと完全に鬱になっていたんだと思う。
とうとう、すべてを今日で終わりにしよう、そう思って駅のベンチに座っていた
早くこの苦痛から開放されたかった、自分の事しか考えられなかった、あの時は。
どの電車にしようか、やはり快速急行が確実かな、なんてね、次の快速急行に決まり。
そこに伯父さんはいた。水色のポロシャツを着て、皺の付いた浅黄のズボンを履いてつり革にぶら下がっていた
怒っているような、笑っているような、なんとも曖昧な顔をしてこっちを見ていた。
私は自分が一体何の為にここに座っていたのかも忘れて、吸い込まれるように自分も電車に乗った。
一番最後の車両、その先端部、他人の空似だろうか、そう思って連結部の窓から隣の車両を見る
やはり伯父さんもこっちを見ていた、じっと見ていた、夏の暑い日だったけど冷たい汗が背中を流れた。
私は目を逸らしながらも、横目で彼の様子を伺っていた。
やがて彼は、元彼が住んでいた町のある駅で降りていった、電車が通り過ぎ様に再び彼を見る
やはり彼も私を見ていた。
途端,鼻の奥がツンとなり、涙が出てきた、電車の中で上を向いてハンカチで汗を拭うふりをして誤魔化すに苦労した。
その時には解った、彼の気持ちが
伯父さん、淋しかったのじゃなかろうか、親戚にも家族にも愛想を尽かされ、仕事も定年前に退職をし
最後は半ば世をあきらめるようにタヒんでいった伯父は孤独だったのだと思う
あのアクの強さも、出世欲も、女兄弟の中でたった一人の男だから家族を一族を守るためだったんだろう
そういえば、伯父さん柄にも無くファミリーという言葉が好きだったね
伯父の孤独、切なさ、それがその時、身にしみて解った。
気が付くと、もう自分の家の駅だった、そのホームでしばらく泣いた
タヒぬ気はもう失せていた、もう少し頑張ってみようと思った、辛いことには変わりはないけれど、家族もいるしね。
あれから数年、伯父さん、実は俺いま伯父さんと同じ病気で調子悪いんよ、でもあきらめてはいないから。
そうだね、あと30年くらいしたらそっちに逝くよ
棺桶には日本酒パック二つ入れてもらうから、もっとも、ストローなんぞで酒が飲めるか、と怒鳴られるかもしれないが
でもガラスや金属は入れられないんですよ。
ありがとね。
ガンバレ
どうせなら2Lペットボトルに純米大吟醸でも入れたのを3,4本抱いて骨になりやがれこのヴォケ!!ケチケチすんな!
それまで30年+αぐらい いい人生を生きやがれ!
いくら酒でも消火されちゃう気がするw
生焼け嫌だな~w
人体みたいなグジュグジュした水っぽい物があっという間にからからの骨滓に成っちゃうくらいの火力だから、
数リットルぐらい水分増やしても体重数キロ分の違いにしか成らないよ。
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引用元: https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1183380336/
彼は、元彼が住んでいた町のある駅>>
…なのか。