862: 21/12/27(月)23:59:47 ID:4gs2
大学に入って家を出たら、両親はそれまで住んでいた家を売り払って、前から老後を過ごすと決めていた場所に引っ越した。
だから実家というものはなくて帰省もしないから、高校までの友達とは少し縁が切れてた。
今の若者はSNSとかで繋がっているんだろうけど、平成の中頃の話だから。
社会人になって3年目ぐらいに、高校の同窓会の知らせが、地元に住んでる親戚を通じて届いて、久しぶりに旧友に再会した時のことだ。
会場について、懐かしい顔を見かけて声をかけたら、そいつが変な顔をする。俺の顔を忘れたかと思って名乗ったら、なおさら不審そうな顔になった。
「本当に(俺)か?」みたいなことを言うから、こっちも何だこいつみたいな気分になったんだが、雰囲気を察して集まってきた元の同級生たちも、みんな俺のことを疑っている。
運転免許証を見せて、ようやく信じてもらった。それでも何だかみんな顔を見合わせている。
なんか口籠もるのを何度も尋ねて無理やり聞き出したんだが、その同窓会の数年前から、俺を名乗る人物が現れ、地元に帰ってきたとして同級生たちと交流してたのだと言う。
だから、同級生たちはみんな、同窓会にそいつが来るのだろうと思っていたのに、全く別人の俺(こっちが本物だが)が現れたので、不審に思ったらしい。
ほんの数日前に会った、というのいたし、何人かがその場でそいつの携帯にかけたが繋がらなかった。
どうも顔もなんとなく似てたらしい。
同級生たちのことも知っていて、向こうから声をかけてきたこともあったらしい。ただ、そいつの言っていた大学以降の経歴はでたらめで、大学名は合ってたが学部が違った。
ただ、数年もの間、そいつは俺として高校の同級生たちとつるんで遊びに行ったり、飲みに行ったりしてたのだと言う。
極めつけは、同じクラスだった女の子が高校時代の俺を密かに好きだったらしく、そのことを俺を名乗るそいつに打ち明けて、1年くらい付き合っていたらしいこと。
なんかその子も俺もものすごく気まずくて、甘酸っぱい思い出どころじゃなかった。
そいつは別に何のトラブルも起こしてなくて、付き合ってた子も円満に別れたらしい。
なんかの詐欺の仕込みじゃないかと思ったけど、それにしては何年もかけてるのは変だ。
結局、何者か全くわからなかったし、なんとなく変な空気になって同窓会も盛り上がらずに終わった。
連絡先交換した同級生たちとも気まずい感じで、ますます疎遠になってしまった。やっぱり薄気味悪くて、地元にも足が向かない。
そいつが誰で何のために俺になりすましたのかわからない。わからないが、俺はそいつに高校までの過去を丸ごと盗まれてしまったような気がしている。
何のオチもないけど、知らない間になりすましをされていたって話。
シャレにならないな・・・。
ネットでのアカウントへの成りすましや有名人への成りすましは聞くけどリアルでそんな事をする人がいるとは思わなかった。
特殊詐欺でも無かったようだし。相手にとってなんの得や意図があるんだろうか。
相手の携帯にかけて繋がらなかったというのもタイミングが良いというか引き際のようなものを察していたかのような動きだし。(同窓会の事を知っていた?)
それともオカルト話で相手は幽霊だったとかそういう話か。
お!年末年始に読んでみよっと!
最近都内大型書店に行っても仕事関係の物ばかり買っていたから久々に小説読むぞー!
他にオススメございますか?ジャンルはなんでもありw
ファンタジーが苦手でなければ、上橋菜穂子の『鹿の王』はいろんな意味で今読むとハマる人にはハマると思う
今日仕事帰りに書店に寄ってみます
ありがとうございます
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引用元: https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1631225136/
前も読んだと思ったのに、新作か。
『火車』か…
面白いけどあんまり愉快な話じゃないぜ
バカだな何も分かっていない。何を言っても通じない。