うちの職場を退職したおばさんから「タスケテ」とメールがきた。『怖い人に他の女の子達と捕まってる、彼女たちを逃がして私も逃げる』

長くてすみませんが衝撃で今でも忘れられないこと。
昔、新卒で勤めた会社で、自分の母親くらいのおばさんと仲良くなった。
社内でもムードメーカーで人気者で、凄く慕われてた人だった。
お互い社員寮に入ってたせいもあってか凄く仲良くなって、お昼も毎日一緒、プライベートでも食事や休日には買い物にも行った。
家族の話もして、一人娘がアメリカに住んでて旦那さんとは離婚した、とかで身近に親戚とかはいなかったみたい。
三ヶ月くらい経ったある日、理由はよく覚えてないけどおばさんは退職。
送別会もたくさん人が来てて、おばさんも凄く嬉しそうだった。
彼女が辞めて寮を出て行った次の日か数日後（よく覚えてない）、私の携帯に彼女から
「タスケテ」とか空メールが数回来て、何度か電話したけど繋がらない。
繋がって出たと思ったら音声が途切れ途切れで、
「あ！…KWFじょえ…Gほ…えfほfh」みたいによく聞こえない。
心配になって何度も何度も電話して、メールもして数時間後に返事が来た。
”怖い人に他の女の子 達と捕まってる、助けてほしい。
彼女たちを逃がして私も逃げる”みたいな内容。

私は凄く驚いて、その当時車を持っていた会社の先輩に連絡して、ルームメイトと3人で彼女を迎えに行くことにした。
電話は監視係？みたいな人がいるらしく、話せないしメールでどこにいるのか聞いたけど、そこは車で県をまたいで5時間くらいかかる場所だった。
その時既に夜遅くて、なんとか逃げてこられる場所（駅）に着いたのは朝方。
平日だったし、もちろん仕事もあったけどなんかそれどころじゃないって思ってた。
今思えば警察に連絡すればよかったのに。
駅に着くと物陰に隠れてるおばさん発見。
血が付いたぼろぼろの服で顔を見る なり、ルームメイトに抱きついてわんわん泣いていた。
よく見るとお腹周りに凄い血が付いていて、完全に憔悴しきった彼女のお腹を見るとカッターで無数に切られた跡があった。
落ち着いてから帰りの車内でちゃんと話を聞くと、、
・新しく就職する会社（寮付き）に行って寮の説明を受けた時に、一緒に入社予定だった数名の女の子と一緒に監禁されていた。
・何人かは既に車に乗せられ、どこかに連れていかれた。
・自分以外は皆若かったが特に若い女性から先に車に乗せられ、それ以外は部屋で縛られ待機させられていた。
・なんとか縛られたのを解いて、女の子を先に逃がして自分も逃げる際に監視係に見つかりカッターでお腹を切られた。
とのこと。

寮に戻ってきた頃には完全にお昼を過ぎていて、車を運転した先輩の彼氏（同じ職場）は心配してカンカン。
その彼氏から話を聞いた寮長もルームメイトに
「お前はA（私）より年上なのにどうして俺に相談をしなかった！仕事に穴を開けたんだぞ！」
って怒鳴り散らしてた。
私はまだ新卒で若かったせいなのか、特に怒られることもなかった。
それから寮長とおばさん、会社で話し合いをして一週間ほど会社の寮に寝泊まりさせてもらうことになり、約束の一週間後におばさんは出て行った。
私もルームメイトも先輩社員も、なんかその時の話を出来ないまま気まずい感じで毎日仕事をしてた。
ルームメイトとある日ちょこっと一緒にお酒を飲んでおば さんの話になった。
ルームメイトはおばさんの狂言だったんじゃないかって言う。
私はおばさんの話を信じて疑っていなかっただけに驚いた。
自分でわざわざお腹をカッターで切るか？でも確かに、切られたにしては傷が真横に真っ直ぐを何回も、ましてや逃げる時にそんな傷できるか？女の子はどこに行った？等考えれば考えるほど、疑問がでてくる。

ただルームメイトも、顔を見るなりワーっと泣いたおばさんの姿だけは嘘じゃなかったと思うって話をしてて、結局おばさんの話が本当なのかは曖昧。
おばさんにはそれから半年後に一度会ったけど、その時は娘の住むアメリカに行くって言ってその後、私も携帯を盗まれて連絡先がなくなってしまいもう15年以上会ってない。
今思えば誰一人警察に連絡しようと思わなかった、とか怪我してたのに病院へ行こうって話にならなかったのか？とか。
いくら自分が若かったとしても、どうして思いつかなかったのかが不思議で仕方ない。
もう15年位前の話で自分自身も段々朧げになってきたけど、そんなこと本当にあったなんて今も信じられない。
以上、本当に長くてすみませんでした。

不思議な話だね
あまりに非日常的な騒動で思考停止になってたんだろうけど
おばさん本人が警察に連絡してないなら狂言てことになるわな

その新しい会社の資料なりサイトも後から見ようとは
思わなかったの。

15年前ならなんかわかるな。
すぐ警察呼ぶって風潮、定着したのってここ10年の話だと思う。
なんかったら弁護士だ訴えるなんかも。
ネットの定着と一緒にこういう習慣も定着した。
昔はなんだろうね、大変なことがあっても「この程度のことで･･･」と
変に矮小化して隠し通そうとする風潮の方が大きかったと思う。
被害者が堂々と被害を訴えられるようになったのは良いことだ。

娘の話も嘘で、実は居なそう。

351とルームメイトと先輩、おばさんはパニクッテて
警察へ行くの頭に浮かばなかったとしても
寮長や会社の人は思い浮かぶだろう
狂言だと判明？思って？届けなかった可能性大だね
それか351たちの白昼夢