看護学校でアニメ声のAさんのことを気に食わないBが聞こえるように悪口を言った。するとAさんは笑顔で…

本当にかっこよかったので投下
私は準看学校に通ってるんだけど入学してすぐにオリエンテーションがあって
一人づつ自己紹介することになった。
聞いてはいたけど高卒だけじゃなくて社会人で来る人も結構いたのね。
無難だったりちょっと痛かったりとかの自己紹介があって
社会人のＡさん(２５才女性)が自己紹介した。
Ａさんはすごい萌え系のアニメ声だった。
ただ、しゃべり方はしっかりしてるし男に媚びてるって感じはしなかったし
見た目も結構可愛かったから別にきにならなかった。

（純粋そうな感じで、かわいいけど美人ではない）
そのあとに自己紹介したのがＢ子。メイクがっつりで強気な感じ顔は綺麗め。
（顔はＡさんよりもＢ子のがいいと思う）
私できる女ですってオーラと色気が出てて、私も最初はこの人もてそうだなーって見てた。
で１か月もたてば女ってグループができるもんだけど、派手系、凡人系、地味系にわかれた。
Ａさんは凡人系メイン、地味系や派手の一部とも仲がいいかんじ。
Ｂ子は派手系のリーダー格になってた。

もともとＢ子はＡさんのことが好きじゃなかったみたいでたまーに
年取ったぶりっ子って最悪だよねとか媚びる女はだめだとか直接Ａさんとは言わないけど派手派内で喋ってたみたい。
決定的になったのはクラス内のＣ（そこそこｲｹﾒﾝ）がＡさんに告白してから。
Ａさんは付き合ってる人がいるからと無難に断ったんだけどＢ子はＣを狙ってたらしくあからさまに嫌味を言うようになった。
自分から告白の話題振って「Ｃ君振るとか相当自分に自信ないとできないよねー」とか
彼氏見せてよって言って断られたら「もしかしてブサなの？聞いてごめんね」とか
ちょっとお帰りなさいご主人様やってよ！っていってやらせて「うわーまじもんっぽいｗそういうのやってたのー？」とか
もうバカにしまくり。ちなみにＢ子は私と同じで高卒できたからＡさんより年下。
傍から聞いててもイライラするくらいなのにＡさんは笑って何でもないようにあしらってた。
たぶんそういう態度がさらに気に食わなかったんだと思うけど。
である日Ａさんの友達が学校の近くまで迎えにきたらしくって
Ｂ子はえ？どれどれ？みたーいとか言って窓からのぞいてた。
（教室がわりと校門の近くにあるので普通に見える）
そのとき来てたＡさんの友達は言っちゃ悪いけど激デブだった（女の子）。
服装とかおしゃれで髪も染めてて嫌な感じのデブじゃなかったんだけど
あきらかに太すぎ。まあでも楽しそうに話してたし本当に仲いいんだろうなーって思った。

そしたら案の定Ｂ子が大きな声で
「まじうけるんだけどｗぶりっ子の友達が豚とかありえないでしょｗｗｗ」
って言い出した。正直クラス内の何人か（派手グループ数人とＣ含む）ドン引き。
いくらなんでも初対面の人間に聞こえるように悪口言わないでしょって感じ。
でもＢ子空気読まずに追撃。
「自分がレベル低いからってわざわざ友達にレベル低いの選ばなくってもいいのにｗ
もしかして不細工にかまう私かわいいってやつ？ちょー偽善者ｗｗ」
当然むこうにも聞こえてＡさんの友達オロオロしだしてこっちを見てた。
（たぶん自分のせいでＡさんが言われてると思ったっぽい）
声は聞こえなかったけど「先にむこう行ってるね」みたいなジェスチャーしてた。
そしたらＡさんすっごいいい笑顔で
「ごめんね気にしないで。初対面の人間だしにして馬鹿なガキが騒いでるだけだから」
ってこっちを見もせずに、でもＢ子にもしっかり聞こえる声で言い放った。
普段なにいわれてもふわって流すとこしか見てなかったから皆ポカーン。
Ｂ子もポカーン。
でもＢ子もめげなくて
「思ったこと言っただけくぁwせdrftgyふじこlp
豚に豚っていってなにがわるいなんちゃらかんちゃら
どうせあいつもお前と同じで売れ残りで媚びててうんぬん」
みたいに言い返したらＡさんが無表情でＢ子のほうに歩いてきた。
Ｂ子思わず後ずさって教室の奥へ。（Ａさん本当に怖かったんで気持ちはわかる）
Ａさん窓でとまらずひょいって乗り越えてＢ子の前までいきＢ子は壁まで後退。

しばらくＡさんとＢ子が目線合わせたまま無言だったんだけど
「で？」
ってすっごい冷えた調子でＡさんが話しかけた。（萌え声のままなんだけど迫力あった）
Ｂ子強がっててもすっかりおびえた感じで
「でってなにが！？だいたいあんた生意気でなんちゃら…」
「それが初対面の人に暴言はく理由になんの？」
「……」
「私の最高の友達にあんたみたいな低レベルの人間が
話しかけてほしくないから謝罪もいらないけど馬鹿にするのも大概にしろよ」
「低レベルってどうみたって私のほうがくぁwせdrftgyふじこlp」
「あほか、おまえみたいなクソガキとあいつ（友達）じゃ比べるのだっておこがましいわ」
この時点でＢ子涙目。あまりに冷えた空気に周りにいた派手グループも動かない。
とどめにＡさんが
「ちょっとは自分の行動振り返れ。そのまま年取って嫌味なばばあとか救いねぇぞ」
と言い放って
Ｂ子がぼそぼそと「ごめんなさい、すみません…」みたいなこといってたがよく聞こえなかった。
きりがついたとこでクラス内見渡したＡさんが（あーやっちゃった）みたいな顔して
「…お騒がせしましたーすいませーん…；」ってしながらまた窓からひょんってでてった。
派手グループの何人かが「いまのはさすがにＢ子でしょ」みたいなのをＡさんに話しかけてて
Ａさんは「ほんっとごめんねー；あとよろしく；」って言いながら待ってた友達と去って行った。
その後、Ｂ子は孤立しかけたがＡさんがあの件は改めて謝ってくれた。きちんとけじめをつけれるくらいの器はあった。
みたいな話をそれとなく広めていたからか退学なんてことにはならなかった。
変わったっことといえばＢ子がＡさんに異常になついて「Ａさんのおかげ」と愛想よくなったくらい。
なんにせよあんな女性になりたいと思った。
長すぎごめん…

高校卒業してるのに……
看護婦って底辺職だと思ってたけど、
看護学校の学生のレベルの低さにガクブル

悪口言ってるのを横で見てて止めないって完全に共犯者だと思うけどな