その当時から変な奴ではあったが席が近くになり仲良くなった
そいつの名前を今からデンデにしよう
まぁ家に行くとデカイデカイ
しかも渡り廊下みたいなのがあって隣の戸建てに行けるようになってた
そっちに行くと、ビリヤード、卓球、ダーツという遊び道具があった
正直驚いてテンションあがった
しかしデンデはいじられ気味だったからそういう時は俺もデンデをいじったりしてた
ちょっと可哀想だったけど
高校生になり別々の高校に行っても電車乗る駅が一緒だったから帰りはセブンで皆でたむろって遊んでた
ある日デンデの家に行くと親父がいたみたいでデンデの部屋に来た
親父は「飯食べたのか?これで食べてこい」と言ってデンデに3万円渡してた
俺はそれを見て愕然とした
そしてデンデが「1、なんか買いにいこうぜ」と言ってきた
俺はワクテカした。
しかし、このあたりからデンデの本性がわかってきた
俺は「???は?お前3万貰ってたよな?」
デンデ「うん、だからいこうぜ」
意味が解らなかった。
とにかく自転車で店に向かった
デンデは「豚玉1つ!」勢いよく頼んでた。
俺は勢いよくむせそうになった
恐る恐るきいた「なぁデンデ、俺の分は?」
デンデは当たり前のように「え!?なにが?頼むんでしょ?自分でいいなよ」
俺はあー好きなもの頼めということかと納得した
俺「スペシャルミックス海鮮玉一丁!!!」勢いよく頼んだ
デンデ「たけーの頼んだねwお金大丈夫?」
俺は「え!?!?!?おごりじゃねーの!?さっき3万貰ってたじゃん!」
デンデ「はぁー?www自分で買えってw」
俺は怒りに震えそうになった
なぜならセブンでたむろってたときに相当こいつには奢ってやってたから。
デンデは学校には最低限の金しか持っていっていかないみたいだから放課後は金持ってなかった。
だから俺が結構だしてたのに。
俺はその日お金を500円しか持ってなかったから、注文取り消してたこ焼きにした
友達やめるべき。
>>16
奢ってやったというよりも皆の中一人だけお金ないの可哀想じゃん
だから俺が出してた。
ちなみに他のやつもけっこう出してた
なんだかんだで結構好かれてたよ
そしたらデンデは「えーーーあの時のことまだ根に持ってんの?ww」とか言い出したからとりあえずヘッドロックかまして泣かした
金持ってるがいじられヘタレキャラは変わらなかった
>>25
これはガチ
>>41
いや 父は金離れいいじゃん
多分母親がケチでカネに汚いんじゃね
オレ知ってるわ そんな金持ちの家
これもわざとかな?
その当時悪ぶって皆タバコ吸ってたんだけどタバコ無いやつがいて、「一本ちょうだい」といってもデンデはやらなかった
デンデがケチだと皆気が付きはじめた
その内仲間の一人(ドブリン)が「なぁ・・・デンデってさ実は放課後も金もってんじゃね?」と言いだした
俺はさすがにそれはないっ!だって財布みたことあるけどマジで金はいってなかったから、それを言うと皆は、いや、だからさバッグにいれてんじゃね?と言っていた
確かめることにした
他のものに使うんだろ>>1に使う金は無いって事だ
作戦はデンデに奢るといってセブンにつれて行く
セブンに行く時は皆バッグ置いていくから、たぶんデンデも置いていくだろう
そしてその間に見るっ!!
しかし、バッグは肌身離さず・・・・
怪しいだろ。
セブンにいってる間に次の作戦を決めた
強奪しようと・・・。
デンデ帰ってきてじゃれつく感じでデンデをはがいじめ
バッグを強奪しようとした瞬間デンデは「さわんなっ!!!!!」デカイ声だ
疑惑が確信に変わる瞬間とはまさにこの事なのだろう
一番力ある(ミタラシ)がアイアンクローして見事強奪
バッグを見るといつもと違う財布発見。
あけると5万あった。
皆静かになって、デンデは言い訳し始めた
デンデが皆にジュース奢る!とか言い出した
皆は「いや、いいわ・・帰るわ・・」と言って皆帰った
俺はデンデに「そりゃねーわ」と言って帰宅した
それからちょいと疎遠になった
セブンにもタムロしなくなった
俺は彼女できたし、バンドやってたからデンデと遊ぶことはなくなった
デンデはCBRの30cmアップハンの族車に乗ってた
デンデ「ようwなぁーにやってんだ?w」
俺はその時彼女といつもの自販機の前で待ち合わせしてた
「彼女待ってる」と言ってもなかなか帰ってくれなかった
彼女がくると「かわいいねぇー今度友達紹介してよっ☆」とかキモイこといって「ばんばんふぁんふぁんふぉーーーーん!ファンフォーーーンふぁふぁふぉおおーーーん」とかアクセルふかしてどっか行った
彼女は「お友達?」ときいてきたから俺は「うん。昔そうだったみたい」とだけ答えた
>>44
最後の一文わろた
この頃はPHSだったな・・・。懐かしい。
ちなみにうろ覚えだから脳内補完しながら書いてる
デンデは高校を辞めたらしい
なんでかというとデンデも音楽をやり始めたらしくてアメリカに行くからという理由だった
そりゃ学校もやめるよね!ってんな訳ねーよ!w
俺はデンデがここまでアフォだったのかと正直がっかりした。楽しい思い出もあったしデンデに「今からでも遅くないから学校いきなおしなよ」というと、ガッコで教えてくれることが社会にでてなんか役にたつのか!?今やりたいことやろうぜっ!とかわけわからん事言ってたが、その当時の俺は社会にでたことなかったから論破もクソもない
ただ、そうなんだとしか言えなかった。
その時の要件は「彼女の友達紹介してっ」だった
いいかげんにしろ。
お前みたいないい加減な奴に紹介できるかよと言って断った
大学生になって携帯にしてデンデの連絡も途絶えた頃、家に帰ったら母ちゃんが「デンデきてるわよ」と申した
急いで部屋に上がるとデンデは飾ってる写真みてた
彼女の友達も写ってて「この娘がいい」とかぬかしたからとりあえずアイアンクローかました
大学生は気楽でいいよなぁとか、親のすねかじんのも今のうちだけだよとかのたうち回ってたな
とりあえずなにしにきたのか尋ねると「いや、大事な話なんだよそれが・・・」とこいつにしてはやけに真剣だった
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