年甲斐もなく腹痛で、営業で自宅のそばまで来た時にちょっと部屋で休んでたんだわ。
普通に鍵掛けて靴もそのままで寝室で寝てたんだけど、パート行ってる嫁が携帯で楽しそうに話しながら帰ってきたんだ。
そのまま嫁は寝室の隣のリビングのソファに座ってお喋り継続。
すぐに相手が女友と分かったんだけど、めっちゃ楽しそうに話してて声がでかい。だから聞くつもりは無かったんだけど色々と聞こえてきて。
「旦那のあんま良くないからさ~。だからずっと拒否ってる」
て話が聞こえて一気にブルー。
三ヶ月くらいレスだったから、営みの事なんだってすぐ分かったわ。
もう耳ダンボで息をころしてたんだけど、こんな時って自分の鼓動が凄く耳障りなんだよね。喉元に心臓があるみたいに。
「えー?マジでっ!元彼なの?」
「ゼンチャンと付き合ってたのっていつ?」
「えー、やだなー、それ絶対比べられてるよ、私とあんた」
腹痛なんて忘れてたね、この辺りで。
つうか、普段どっちかっというと大人しいというか、言葉使いもお嬢様っぽい嫁があんな話し方してるのもショックだった。
「イヤイヤ、あんなの経験ないって。うんうん、そう。ストレス解消ていうか、欲求大爆発、みたいな」
「だよねー。ゼンチャンとした後って、暫く身体の調子いいよね。ホルモンが満たされる?みたいな」
「旦那にも優しくできるしね。心でゴメンっ!て言いながらゼンチャンの思い浮かべたり。はははは」 嫁ってこんな奴だっけ?ひょっとしたら別の女が部屋にいるのか?て、本気で思った。
でもその後電話終わって寝室入って来た時の嫁の悲鳴は嫁のもの。
かなり焦ってたけど 、その時は俺は寝たふりでごまかす。
なんで寝たふりなんかしたのかは、わからん。咄嗟の判断。
ここから中々厳しいというか、凄い生活が始まった。
最近解放されたんで、また気が向いたら続き書きます。
因みに1年前位の話ね。
うちも優しい時はこれなのかなあ。
その日から嫁は変わった、といわけではなく、いつも通り。
だけど、一週間後くらいかな、夜誘ったらダルそうながらも受け入れてくれた。実に三ヶ月ぶり。
普通に終わり。特に違和感もなかった。
まるで普通の毎日が続いたんだけど、やっぱりあの日の会話が忘れられなくてリビングに盗聴器を
仕掛けることにした。音に反応して録音スイッチが入る奴。
しかし、これは一ヶ月経っても2ヶ月経っても成果なし。
普通に嫁の生活音だけが毎日録音されていた。
が、これは嫁が細心の注意を払っていただけ、という事がその後分かる。
ある日の録音に、嫁が携 帯で喋る声が録音されていた。
「そういう話、家でしない事にしたの」
「気になるんだって。また聞かれるんじゃないかって」
用心深い嫁らしいと思ったよ。
同時にやっぱり浮気してんのかなって、かなり落ち込んだな。
一度覗き見た事もあったけど、怪しいやりとりは一切なし。
ここで友人に洗いざらい話し、相談。
友人から盗聴器を嫁のハンドバッグに仕掛ける案を提案された。
そんなの絶対バレると思った俺に、実験と称してバッグの底の二重になった布の間に小さなマッチ箱大のダミーを仕掛けて様子を見る事にした。
結果、一ヶ月経っても嫁は気付く気配なし。
で、本物の盗聴器をしかけた。
女子会と称した集まりは、二人きりだったけど確かに女子会で、男の気配は一切なし。
その時の会話がある程度聞ける程度に録音されていた。
「嫁ちゃんばれたの?」
「
そんなやりとりから始まった。
嫁の話し相手が俺も知ってる女だったので、凄くショックだった。
「危ない橋はもうやめたらは?」
「うん、うーん・・・・・」
友人の忠告に歯切れの悪い嫁。
「嫁ちゃん、そんなにゼンチャンの事好きになっちゃったの?」
「いやいや、そんなんじゃなよ」
「引き際って、大事だよ。後悔してからじゃ遅いよ」
「分かってるけど・・・・・うーん・・・・・」
「正直に言え。惚れたんでしょ?それとも身体か?」
「へへへ」
「あーあ、あんたもやられたのか」
「ゼンチャン、優しいもんね」
「まあ、うん」
「それに、ぶっちゃけ凄い上手いしさ」
「だよね」
「私もそこから入った付き合いだったから、まあ分からないでもない」
「人の事言 えないじゃん」
「私は独身だからいいの。あなたは違うでしょ」
「だって」
「なによ」
「凄く、いいんだもん」
「なにが」
「なんか、色々と」
「大切な人だよ、一番」
「ゼンチャンは?」
「・・・・・」
「それ、好 きになってるんじゃないの?」
「だから違うよ。あんな女ったらしと付き合ったら毎日不安で仕方ないよ」
「あんた、やばいよ、いい加減」
とりあえず、また書くわ。
続きだけど、嫁は結局嫁友の追求をはぐらかしておしまい。
「あんた、私にも言えないのかい!」
「だって元カノでしょ?ある意味敵じゃん」みたいなやり取りでおしまい。
この辺りの嫁の、と言うか、女の感性というか考え方はさっぱり理解できない。
浮気疑惑真っ黒
なのに、家ではまるで普通の嫁に対し、あの録音内容は夢なのか?と、思うこともあった。夜の方も週一に復活し、至って普通の二十代の仲良し夫婦そのもの。
強いて言うなら、嫁は奥手になった。以前はしてされて、みたいな感じだったのに、ずっと寝たまま。
こんな状態を少々続けたある日、嫁友とネズミーランドに行きたいと言ってきた。
色々と考えたけど了承。
そしてその件を俺は友人に話した。
ちょっと横道に逸れるけど、友人、公務員なんだよ。
しかもかなりの難関資格を取っている。
その友人が危険をおかしてまで仕事休んで嫁の尾行をして決定的写真を撮ると息巻いたのは、まさに嫁の事をその時点でも好きだったから。
可愛さ余って何とか、ではなくて、大好きな女が(俺以外の)男と一緒と考えただけで、単に凄く興奮するからと言っていたと思う。
因みに学生時代、男女10人づつくらいで海に行った事があるんだけど、友人はその時の
メンバーの一人で、嫁の「スレンダーなのに豊満な身体」の写真が今でも宝物だと言っていた。確かに嫁は細いのにいい身体をしている。
今流行りの腹筋なんか全く無いけど、丸いお腹や腰周りがいい。
残念ながらその時は既に俺と付き合ってたし、嫁は友人の事は記憶に全く残 っていない。
話を戻そう。
嫁、京葉線に乗るどころか、一人で地下鉄を都内ど真ん中の駅で降りたとの事。
そしてそのままとある有名なホテルのロビーへ。
そこで会ったのは嫁友ではなく、色黒のイケメン野郎。
遠くから撮った写真を見たけど、真木蔵人みたいなかなりのイケメン。
結局これがゼンチャンだった。 二人は微妙な距離でホテルの中のフィットネス?みたいな所に入っていったらしい。
友人、かなり慌てたのもも、意を決して同じくイン。
そこでジャージだの靴だのゴルフバッグなどを見ながら、壁伝いに見えるプールを凝視。
友人的には間違いなくこのプールに入りに来たと確信したんだって。
まだ肌寒い日だったのにそこそこ人はいたらしく、そんな中で男一人で写真を撮りまくるのは憚れたらしいが、それでも結果10数枚の写真と動画を撮った友人には頭が上がらない。スレスレだよね。
嫁は始終グラサンをかけていて素顔にはならなかったようだ。
友人曰く、「ビキニの面積が小さいだけでなく、競泳水着みたいに薄くてビッタリ張り付く素材がすご
写真は後で見
せてもらったが、見た事も無い水着。確かに肌に密着して光沢まで分かるように写っていた。
それに男の日焼けした肌の色と真っ白な嫁の肌のコントラストがやばかった。
だけど帰り際に撮った最後の一枚では、ゼンチャンが嫁の腰に手を回して引き寄せるようにしていたもの。
これを見せられた時は、怒ったというよりも悲しくなったわ。
因みに動画は二人でビーチベッド?に寝転んでいるなんでも無いものと、歩 いている嫁の後ろ姿。
後者は友人の趣味で撮ったもの。
「歩く姿がよかったから」らしい。
結局、二人はそのままエレベーターに乗って、恐らく部屋に行っただろうとの事。
友人はすぐに俺の家まで来てくれて、上記の話をしてくれた。
嫁達を最後に見 てから二時間近く経っていたんだけど、友人が俺に嫁に電話してみろと言った。
ちょっと気後れしたが、友人の「お前が引け目を感じてどうする」の一言で勇気を出して思い切って電話してみたんだわ。
もう一度電話、今度のコール10回以上でやっと出た。
「どうしたの?」
「ネズミー楽しい?」
「ごめん、結局行かなかった」
「え?何処にいるの?」
「都内で 買い物」
「◯◯ちゃんと?」
「そうだよ」
この時の嫁の声、
少し鼻声って言うか、何となく違和感ありな感じ。背景も静かで外とは思えない。
恐らくこの時点でまだホテルにいたと思うには易かった。 「なんでやめたの?」
「何となく買い物したくなって」
「そうなんだ・・・・・」
「・・・・・」
「◯◯ちゃんに謝った?」
「 うん」
「俺からも謝るから代わってくれる?隣にいるんでし「?」
「えっ?」
嫁、ほんの少しの沈黙。
「ごめん、出たくないって」
「え?なんで
「恥ずかしいってさ。あっち行っちゃった」
「・・・・・」
「あの、もういい?」
「うん・・・・」
「ごめんね、お土産買っていくから」
「・・・・・」
「・・・じゃあ・・・・」
「あ、ちょっと待 って」
「え?何?どうしたの?」
「嫁 ちゃん、愛してるよ」
「・・・・・どう、したの?」
「いや別に」
「うん・・・・・私も・・・・・じゃあね」
成人動画なんかここ数年見てないわ。
まあネタだから。
それに1年前の話だしさ、のんびり読んでくれよ。
電話切った後、友
人が俺に握手を求めてきた。「グッジョブ。そして元気出せ」
この時初めて友人の前で泣いたわ。
色々な思いがブワッと溢れてきたんだけど、兎に角嘘を言った嫁に超絶悲しい気分になった
友人、慌ててたな。笑えるわ。
だけど仕打ちと言うか、まだまだ続きがあるんだよ。
友人がボソッと言ったんだ。
「
嫁のバッグの底に仕掛けていた盗聴器の事なんかすっかり忘れてたからさ、俺。
友人に一緒にいてもらおうかと思ったんだけど、友人も「普通でいられないかも」ていうんで、結局帰ってもらった。
ソファーで悶絶しながらどんな顔すればいいんだ?とか悶々と考えたらウトウトしちゃって。そ
れで少し眠りかけた、いや、完全に寝てたのかな、嫁に起こされて目が覚めた。
ハッとしたら目の前に嫁の顔。
嫁、何となく悲しそうな表情してたと思う。
と言って台所に立つ嫁を見る事しか出来なかった。
食べてる間も何となく無口な二人。
その空気感がキツくて、俺は空元気出してアホな道化を演じましたとさ・・・・・
久々にココ見て楽しみしているんだから。
そしてその夜、嫁中々寝なかったのて録音確認できず。
翌日、データ抜いて仕事中に確認。
友人の予想は当たり。
ホテルの一室と思われるところでの逢瀬が入ってました。
男は若いのに外見同様渋い声してたな。
そのやり取りに、その後仕事する気にならず、入社以来初めての早退をした。
厳しい勤務管理の公務員が出られるわけもなく、携帯を切った。
と思ったらすぐに折り返しの電話が友人から入った。
「こんな時間に電話って事は、何かあったんだろ?」
「お前の言うとおりだったわ。あのままホテルでしてたわ」
「マジ かよ・・・・・」
「うん」
「・・・・・」
「・・・・・」
「なんか、ごめんな」
「え?何でお前が謝るの?」
「いや、何となく悪 い気がして・・・・」
こいつ、本気でいい奴だなと思ったら、少し間を置いてこう言った。
「録音したやつ、俺にも貸して」
「いや、冗談」
「まあ、いいけど」
「マジかよ!サンキュー!」
いきなり軽いノリの友人に面食らったが、こいつは色々と勘の鋭い奴なので、聞 いたら何か分かるかもしれないとの考えがあったから貸す事にした。
その夜は前の日と違って、お互い比較的普通に振舞う事が出来た。
なんだろう、こうして有耶無耶
今思うと少しイかれてたかもしれないな。 翌日俺の家の最寄り駅までわざわざ迎えに来た友人にSD貸したんだけど、夕方には感想がメールされてきた。 「聞いただけで達した」
嫁の
事が好きにしてもそれはないだろ、と突っ込んだらマジでだと。「お前、すげえな」
「だってあの◯◯ちゃんがあんな隠語言ってたら、そらもう興奮なんてもんじゃないだろ」
「隠語? え?なにそれ」
「お前ちゃんと聞いてないだろ」
何故か怒る友人。
「 言ってたぞ」
「・・・・・嘘コケ」
「ちゃんと聞け。4回目の33分28秒後のところ」
「嫁はそんな事絶対言わないよ。間違いなく聞き間違え」
その夜確かめたら、確かに言っていたんだよな・・・・・
4回目ってのは、録音4回目って事だよ。チャプター4。
他の人来てたんだね。
頑張ってみるわ。
録音の中身だよね。
正直二人の会話はあまり聞こえなかった。
特にゼンチャンの声は渋すぎて殆ど分 からず。
嫁の声は比較的通るんだけど。
部屋と思われる所に入ってバッグが無造作に置かれた所からそれまでダンマリだった二人の会話が始まった。
が、あまり聞こえない。
「◯△□◯△□」
「ふふふ・・・・・」
みたいな感じで、渋い声のゼンチャンがぼそぼそ何やら言って嫁が返事する、みたいな。
聞き終わると泣きたくなるんだけど、正直聴いてる最中は興奮しまくってたわ。
やっと二人きりになれて時間を惜しむようにずっとイチャイチャしてる感じ。
暫くキスの音
間違いなく合体。
嫁の呼吸音は聞こえるんだけど、男のは一切聞こえない。
存在感まるでなし。
普通に鬱だったわ。
そして嫁が追い打ちをかける。
俺が最初気付かなかった言葉を言ったのはこのタイミング。
嫁がクスクスしながら言った言葉。
男が「うはっ、やめろ~」みたいにふざけ合う二人。
暫くピロートーク?キャッキャウフフ的な会話がされるけど、やっぱり男のは聞こえない。
「やだぁ~、何それ」
「◯△□◯△□」
「じゃあ、はい」
「◯△□◯△□」
「言わない、絶対 言わなーい」
「◯△□◯△□」
「本当に?本気?」嫁、真剣な声。
「◯△□◯△□」
「それは困る!やだーもう、意地悪しないで」
妄想大爆発、イライラした。全然内容が分からん。
これ、長かったわ。
男も普通に声はっきり聞こえたわ。
女といい雰囲気の時は低目にボソボソ言いやがって使い分けてる感じ。女慣
結構仕事の話とか普通にしてて、でも嫁のパート先にこんな男いないよな?とか思ってたらどうもそこに出入りしてる奴っぽい。
しかも運送関係とまではこの時点で分かった。 負け犬根性で鬱。
でも友人の話だと、背は俺の方が高いみたいなんだけどな。
これ、この時点の俺の感想な。当然後で色々分かってくるわけで、それで現在に至るので。ややこしくてすまん。 この後だけど、男が「送っといたから」と言って「やだぁ、消しといてよ」のやり取り。
これも追い追い話すけど、とんでもないやり取りなんだよ。
ぶっちゃけ、写真と動画の事。話ごちゃごちゃになるから割愛するわ。
このまま見て見ぬ振りか、問いただすのか、或いは離婚前提なのか、とか。
考えがまとまらず、保留にすると言ったら、取り敢えず証拠は抑えといた方が良い、と言われて現実に引き戻された感じ。
また友人の前で泣いた。
取り敢えず、録音とか精神的にしんどいので、ここからは家捜しみたいな活動が中心になる。
さっき言った写メ云々が出てくるとマズイので、友人には頼らなかった。
また書くわ。
ここまで舐められたんだから、断固として制裁で行けよ
汚嫁はもうお前の女じゃなくなっちまったんだからな
それをしっかりと覚えておけ
もう終った1年前のことだから、結果はでているんジャマイカ?
っていうか絶対してるわ
まあ、最後までお楽しみでいいんじゃねえ?
完走後に、感想を書き込めばいいし。
途中で終了だと、こっちが欲求不満になるからね。
てなわけで、大いなる④
ここネタスレだよね?
俺のは1年前のネタだよ。のんびり行こうよ。
ネタじゃないけど。
てか、仕事忙し過ぎて見れてないんだ。
のんびり頼むわ、マジでさ。
うむ
待ってる
合間で書くからどうしても不定期になるんだよね。
期待させて悪いけど、中々進まなくて申し訳ないね。
家捜しからの話ね。 二人はいつからの関係か分からないけど、少なくとも俺がレスされてからは関係はあったんだろうから、それだと部屋に何らかの物があるのが普通と考えた。
でもクローゼット、タンス、何にも怪しい物なし。うすうすのビキニもなし。肌着も普通。ついでに以前使っていた避妊具も特に減った様子はない。
何度探しても何も出てこない。
俺は馬鹿 みたいに毎日毎日同じ事を繰り返していた。
それで結局また友人に相談。
「パソコン見たか?」と一言。でも共有してるのにそんな馬鹿な真似するのか?と言うと「灯台下暗しだ」と言われた。
しかし、嫁も俺もそれ程詳しいわけではない。それでまた友人の出番。
言われてみると買った時は無かったような気がした。
友人にPC触らせるのはここまで。
ここから先、万が一画像だの映像だの出てきたらマズイので。
フォルダの奥の奥に入っていくと、案の定、びっしりと画像と動画があった。
けど、全てにパスワードが掛けられていて見れない。
嫁や俺の誕生日、結婚記念日、或いはその逆とか、色々やったけど全部ダメ。
というわけでまた友人に相談。
友人のアドバイス聞いて、こいつは本当に頭が良いと思った。
「ダミーで嫁ちゃんにパスつけさせろ」
つまり、仕事でもなんでも良いから適当に理由つけて「俺、バソコンの事よく分からんから嫁が付けて」と頼んでみろとの事。
しかも何度かに分けてその全てを違うパスで、と頼めと。
その中の一つに正解があるはずだ、だと。
嫁、私だってよく分かんない、とか言っていたけど、なんだかんだで10種類近くのパスをゲット。
だけと、その中に正解は無かった。
ガッカリ していると、友人がそれを見せろと。で、その英数字の羅列から嫁の癖を読み取って、何十種類もの候補を書き出してくれた。
その中
にあったよ、正解が。友人は本当に凄いと思ったわ。
それでやっぱり「ご褒美に俺にも見せて」と言ってきた。
さすがにそれは勘弁してくれ、と言うと、かなり落ち込んでた。
さて、中身についてだけど、吐き気がした。泣いたり笑ったり。でも全部見終わった後、やっと決心できたよ、色々と。 友人の言う通り、まず証拠を固める、相手の素性も調べる、離婚やむなし、という結論。
意思が固まると、意外と普通でいられた。
でも、嫁と普段の生活を続けていると、たまに何かの間違いでは?と思う事もあったけどね。
単独での写真はない。全て男と良くも悪くも絡んでる奴ばっかり。
例えば男は腕しか写ってないんだけど、明らかに肩組んでる奴とか、
当然ネ果のものもあった。 唯一嫁が撮ったと思われるのは、ベッドの上で正座して腕をこちら側に伸 ばしてくるネ果のゼンチャンの画。
真上向くくらいだったわ。
キチっつうか、こんな事して楽しいのかね、と思ったけど、俺も嫁と付き合った当時は似たような事したかもしれんと思ったら複雑な気分になったわ。嫁、恋愛してるつもりなんだろうなと。
夜外を手を繋いで歩く嫁を横から撮って、繋いだ手をどアップで映して男が「ラブラブだね」と言ったら嫁が「やーだ、撮らないで」と言った時の嫁の笑顔には泣けたわ。
あんな笑顔俺以外に見せんなよってね。
これで証拠は揃ったんでは?と思ったら友人はまだダメだと。決定的な証拠はプロに任せるしかないと。
でも興信所とか弁護士相談は高いと及び腰になっていると、まずは嫁の行動予定を把握しろと 。
携帯はお互いロックしていないので見放題なんだけど、一切怪しいやり取りはない。
友人が画像や動画の撮影日から法則性を探ったけど分からず終い。
あんまり詳しく話せないけど、恐らく嫁の職場に出入りしている運送関係なら、社内便とかで毎日嫁の職場には出入りしているはず。しかもその場合、普通に考えたら土日は休みだろうとの事。
嫁の職場、車販売だから基本土日は休み無し。てか、交代制。
だから嫁の土日休みの日を調べ、その日に俺が仕事となったら、ほぼ間違いなくどちらかで会うだろうとの事。
それで友人の言う通り、その日仕事が入って両日とも遠方に出掛けるふりという作戦に出た。
嫁に言う時、凄くドキドキしたよ。はっきり言って、此の期に及んで罪悪感を持ってしまった。
嫁は心底残念そうな顔をしていた。
その日から毎日携帯チェックしたけど、怪しいやり取りは一切なし。
友人の作戦は、その日嫁を尾行、ゼンチャンと会っていたなら、次回は興信所に
危ないので反対したけど、「残念だけど嫁ちゃんの記憶にないし俺」と、ちょっと寂しそう。
可哀想なので、嫁の部分のどアップの画像を見せてあげたが、「顔が写ってないと本人かどうか分からんので興奮しない」と言っていた。
ご褒美が嫁の音声と画像だもんよw
もちろん超絶支援!
友人の部屋は小綺麗にされていて、難しい本が沢山あって、その間にたまにコ◯ンとかル◯ンの単行本が混ざってたのが面白かった。
俺の妹が云々というオタクっぽいのもあったな。
朝8時から夜9 時まで待機。
結果は土日両日とも会っていた。
朝10時過ぎに家を出て、二人ともサングラスつけてるとはいえ、手はつながないまでも堂々と繁華街のホテルに入っていったとの事。
昼前に入って出て来 るのは夕方の5時過ぎ。これを二回。
完璧な探偵ぶりを発揮してくれた友人には感謝したが、証拠の写真は最初見れなかった。
まあ後ですぐに見たんだけどね。
ピッタリしたジーンズ履いた嫁の後ろ姿に嫉妬したわ。
ヘタレな俺が踏み出せなかったんだ。
普通に生活していれば普通にできる。嫁も変わらない。
夜だって誘 えばした。いや 、一方的にしただけだ。
でも終わった後、「凄く良かったよ」と柔らかい笑顔を俺に向けてくれた。
俺の中でまだ期待する部分もあったんだと思う。
嫁との生活を終わらせたくない、壊したくないと思ったんだ。
そんな俺を友人は
何も言わずに、でもご褒美を欲しげにしていたので、画像を見せてやった。
友人の 目が爛々としているのが怖かった。
友人の感想
「嫁ちゃん、やっぱ超美脚だよな・・・これ見てるだけで達する自信あるわ」と、「ゼンチャンでけぇー」だった。
嫁には怪しい動きは一切無い。これで俺の目を盗んで男と会っていたなら、女優どころの話じゃ無いと思った。
そんな俺に友人は 言った。
「逢いたいと思う男女なら、どんな事をしたって逢いたいはず」
結構ムカついたが、正論だと思った。付き合い始めた頃の俺たちがそうだったから。
「フォルダ、画像増えてんじゃないのか?」の一言で、数ヶ月ぶりにPCを覗いた。
30枚程増えていた。
愕然としたよ。いつの間にこんなに逢ってたんだって。
嫁が職場と思われる場所で、姿見に映る自分の全身を撮った写真もあった。
黒の制服はスーツタイプで、身体の線が出まくるキツキツ感のあるもの。あまり詳しく書くと会社バレするので書か無いけど、男の客に媚びてるなといつも俺は思っていた。
限界だった。
動く決心をした。
笑うしか無かった。
そして薄ら笑う俺を見てまた怖いと言う。
病院を勧められた。
俺をこんな風にしたのは誰のせいだ?と怒鳴りたい衝動に駆られた。
そんな俺にブレーキを掛けてくれたのはやはり友人。
「嫁の事を愛していたのなら、最後まで毅然とした態度で男を見 せてやれ」と。
証拠は簡単に取れた。
二人ともバカだと思った。いや、それ程までに逢いたかったのか?とも思った。
てか旦那がそんな態度してたらこりゃ気づいたかとガクブルするだろーけど。
まぁお花畑にはそこまで考える脳ミソはなかったとみえる。
嫁は帰ってくるや否や、俺の存在に驚くのと同時に、何かを色々と悟ったのだろう。
心配そうな表情をして黙って俺の前に座った。
「俺が何を言いたいのか、分かるな?」
「・・・・・」
「分かるな?」
「はい」 嫁は泣きながら、でも淡々と全てを話した。
時期はやはりレスになる少し前から。
ゼンチャンと関係するようになってバレるのが怖くて拒否していたと。
恋愛気分に浸 っていて楽しかった、でも好きではない、貴方だけ、と、まさに常套文句を嗚 咽を漏らしながら喋る嫁。
週一くらいで逢っていた。連絡手段はメール、でもいちいち消していた、等々、俺が知っている事は全て自主的に話してきた。
「洗いざらい話せ」
「これが全
「写真は?」
「・・・・・え ?」
震え始める嫁を後に、PCの電源を入れようとすると、嫁が泣きながら俺の右腕に縋ってきた。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「お前、俺
「・・・・・」
「頭おかしくなったと思ったんだろ?」
「・・・・・」
「あんなもん見 つけたら、誰だっておかしくならないか?」
嫁、号泣。そしてずっと頭を床につけて謝り倒す。
「とにかく、今すぐゼンを呼べ」
嫁は抵抗する事なく、携帯をかけ始めた。電話帳に入れてないようで、番号を一つづつ押していた。
だから繋がるまでかけ続けさせた。
多分、2時間位は携帯握りっぱなしだったと思う。
その尋 常じゃない着信数に驚いたゼンの声が嫁の携帯から漏れ聞こえた。
「ごめんなさい、今すぐ部屋に来て欲しい」
「夫が呼
「とにかく、来てください」
30分後、日焼けした表情を強張らせたゼンが来た。足が震えていた。
同時に
「この度は申し訳ありませんでした」
「まず、全てを話してください」
「分かりました」 分かりました、と言いつつも、とこか疑心暗鬼的な表情。嫁がどこまで喋ったのか探るような口ぶり。 「嫁の話した事と寸分なく同じであれば水に流す。食い違いがあれば覚悟しろ」
ゼンは目を泳がせながら話し始めた。
で、やはり写真の事は言わなかった。
「・・・どういう事でしょうか」
「写真や動画の事を貴方は言わなかった」
「それは・・・忘れていました」
「そんなのが通用するとでも?」
「すみませんでした」
「この写真 がネットから漏れたら、貴方はどう責任を取るつもりだったのか?」
「・・・・・」
「お帰りください」
「え?」
「貴方の顔は二度と見たくない。お帰りください」
「あの・・・許していただけるという事でしょうか?」
「許すわけないでしょ」
「・・・・・」
「とにかく帰りなさい。追って通知を出します」
とりあえず俺はホテルに向かった。
嫁には一晩考えさせてくれと言って。
嫁はずっとずっと謝っていた。許してもらえるまで謝り続けます、と言っていた。
部屋に戻って、取り敢えず夫婦生活は続けた。と言っても、嫁の作ったものは食べなかった。
食べないと分かっていても食卓に俺の分を並べる嫁に声を荒げ、泣きながら土下座する嫁を見たり、とにかくこの数日間は地獄のような毎日だった。
俺は度々おかしくなって、そんな時は色々な思いをぶちまけた。
ゼンとの関係は俺と違
嫁は「そんな事はない」「あの時はどうかしていた」「信じてもらえないかもしれないけど、そんな風に思った事は1度もない」
辛うじて暴力だけは避 けたが、何度も何度も罵詈雑言の雨霰で嫁を徹底的に痛めつけたが、嫁は泣きながら逃げずに謝り続けた。
いつ、何時に帰っても必ず起きていたし、俺の顔色を伺いながらビクビク
していたけれど、絶対に俺から逃げなかった。そうする事が誠意だと思っていたらしい。
俺は疲れた。
どうしようもないくらいに、疲れ果てた。
考えるのも嫌になった。
そして結論を出した。
ゼンには慰謝料ウン百万、嫁会社とゼン会社に通告。
嫁は泣き崩れた。
おかしくなるのでは?と思うほどにずっと泣き続けた。
でも最後にこう言った。
「貴方を苦しめて、結婚生活を壊して、本当に申し訳ありませんでした」
そしてそれを見た嫁もまた泣いていた。
彼女はこう言った。今でもはっきり覚えている。
「結婚生活を壊した責任は私にあります。離婚したからといって、貴方への謝罪を終えようとは思いません。 これからもずっと心の中で謝罪し続けます。何かあれば、こんな私でよければなんだってします。だからどうか、 とうか縁だけは切らないでください。お願いします・・・お願いします・・・」
俺は何も言わずに送 り出した。
家の中はスッカラカン。俺の物なんてこれぽっちしか無かったのか、考えたら嫁の物にばかり囲まれて生活してたんだな、と思うとまた泣けた。
お疲れ様でした!そして忙しいのに書いてくれてありがとう!
さすが382先生、いいわ~w
教えてけろ
嫁が友人と再婚していたとか
あの後、友人が俺の顔色伺いながら、「嫁ちゃんに、俺、アタックしていい?」て言ってきた。
これ、マジな話ね。
もう、お腹おかしくなるくらい笑ったよ。
彼女もここまで惚れられたら女冥利に尽きるよなって。
因みに友人、カッコいいよ。ジャニーズばりの甘い顔立ちしてるんだよ。性格がちょっと女受けしないというか。
今度こそ消えます!
友人って絶対取られたおkなタイプなんだろうなぁw
382自身は再婚したのか?
いくらなんでも再婚はないんじゃない?
まだ1年前の話しだし、そんな早く心変わるのなら汚嫁に愛なんてなかったと思う
>( ^∀^)y-┛~~ゲラゲラ
久しぶりに見たw乙!
382の話読み終えた。マジ馬鹿な女だと思うわ。
ここまで382が好きなら、あんなことできないと思うけどな…
なんか、惜しい女を失ったとちょっと思うところもあるが、だけど許せんよなあ~という感じだな。
まあ、382も落ち着いたら、イイ女捕まえて、元嫁に結婚しましたって報告してやりな。それが最善の復讐だね。自撮するかもしれんけど。
>何かあれば、こんな私でよければなんだってします。だからどうか、とうか縁だけは切らないでください
結局382の汚嫁も自分本位の不倫脳で、心の奥底では不倫がバレたことを後悔こそすれども382に対する謝意・反省は全くないな。
毎回思うのだが、電気ショックでもいいから、不倫されて離婚に至ったサレの記憶からシタだけを消去できないものかな。
俺と感覚違うわ。
文面から、382嫁は結構後悔して、反省してるってのは伝わってきたけどな。(許されるべきとは言っていない)
この後どんな行動をとるのかは分からんけどね
328と絶縁することが元嫁ができる唯一の反省だとおもうが。
>>763 の元嫁の言葉って、縁が切れたら、何もしない、心の中で謝罪もしない、離婚に至った責任は私にはありません
と言っているようなもんじゃん。
これのどこが反省なの?
(絶縁をするという言い方だが328から言える事で、元嫁から絶縁を望む、されるという言い方になると思うけど)
しかし、
「縁が切れたら、何もしない、心の中で謝罪もしない、離婚に至った責任は私にはありませんと言っているようなもんじゃん。」
とは俺にはさすがに読めない。
そう読めること事態、ちょっと心がひねくれているんじゃないかとおもってしまうw
ただ、やってきた事の罪は相当なものだから、許されるもんじゃない。
元嫁の言葉や態度が本当なら、382がイイ女を見つけて再婚して幸せになるのが一番の復讐だね。
お手本みたいな報告だった
おもしろかったです
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