長いし、登場人物も多いのでゴッチャになるのを避けるためにもとりあえずスペック。
皆さまが想像しやすいようにルックスとかも詳しく書くけど、それで不快になる人がいたら先に謝っとく、スマソ。
後、無いと思うが特定とかも勘弁ねw
俺男
当時大学3年生 品庄の章司を男前にした感じとよく言われる(どんなだ) 雰囲気イケメンを目指すフツメン
かなりのスイーツw脳で、モテカワスリムの愛されガールを地でいってる感じ
友男:俺男と彼女の同級生 本当に時たま反町に見えない事もないフルポン村上 筋肉質の細マッチョでとにかくデカい、ガタイ良すぎ
後輩子:当時大学1年生 ふちのはっきりした切れ長の大きめアーモンドアイが魅力的なキツめの美人 ネコ目で眼光が鋭く、さっぱりした一重
本命男:有名大学生大手企業会社に内定有 もこみてぃーと溝端順平を足して2で割ったような正統派ガチイケメン おまけに高身長
美人子:本命男の彼女 藤井リナ、徳澤直子風の大人のLadyって感じw 超絶スタイルが良い 豊満
妹子:俺の実の妹 当時現役高校生 仲里依沙クリソツの美少女(若干フィルターかけられてるかもだが)
次から本編?です
214: :2010/04/25(日) 13:34:55 ID:
科、サークル共に公認のバカップルwだった。
大学生、というのはとにかく勉強に部活におまけにバイトにと忙しくって、その頃は中々彼女との時間をつくれずにいた。
と言ってもそれは彼女もお互い様だし、最近俺が彼女の家に徐々に移り住んで半同棲状態になっていたから、別に連絡とかせずに放
イチャイチャとかのスキンシップはちゃんとあったわけだし。
だから今回の修羅場は本当に予想外で俺にとっては寝耳に水の話だったんだ。交際は順調とまで思っていたし。 余談だが俺んちは絵に描いたような温かく賑やかな家庭、といった感じで家族仲は大変よろしかった。
上京したてはよくホームシックになってたしw
俺はかなり頻繁に家に帰っていたわけだが、最近は多忙で中々帰省できなかったんだ。
そしたら家族らが東京見物も兼ねてこっちに来てくれることになったんだけど、
それが親父がぎっくり腰になってしまい上京できなくなってしまったとのこと。それからその話は徐々にフェードアウトしていって、俺もすっかり忘れていたんだけど、そんなある日、話が急に進展して。
妹子だけが上京してくれることになったんだ。
俺らはかなり兄妹仲が良く、俺は自他共に認めるシスコンだったため、 すぐさまOK。
日時など詳しい事を相談するためメールのやり取りをしたり、じゃるんなどを買いあさったり…w
この事に関しては彼女に報告しなかったので、彼女が俺に不信感を持つのは今となっては当たり前。
だけど俺は気付かずにいた。
俺は朝もまだ暗いうちから彼女に置手紙を残し、彼女宅を出て、長い事帰っていない自宅を妹子を泊らせるために大掃除。
約束の時間30分前に待ち合わせ場所の駅へ向かい再会。
映画を観たり買い物をしたり、それはもう楽しんだ。まさか尾行されているとも知らずに…。
次の朝。妹子を見送り、そのまま学校へ向かおうとしたその時、メールが2通同時に届いた。
彼女と友男から。内容は駅前のファミレスに来いとのこと。よくある呼び出し
いつもと違うのは、二人のメールが一字一句間違わず同じだという事…。今現在二人が示し合わせて同時送信したのは間違いなかった。
だが当時の俺 はそんなこと全く気にせず、「何だろ~何かのサプライズかな~」なんて呑気に鼻歌を歌いながら待ち合わせ場所へ向かった。
そしてファミレスに到着。その時初めて俺は異変に気付く。
友男が彼女の肩を
おいおい、その席の組み合わせはおかしいんじゃねえの~と思いつつも、具合の悪い彼女の介抱をしてあげてるんだと無理やりポジティブに考え直し、手前の席に着いた。
不穏な空気の中、わざとハイテンションに話を切り出す。
「で、何?いきなり呼び出して何の用?」
すると友男は般若のごとく眉と目じりを不自然に釣り上げたかと思うと、
次の瞬間。
友男の拳が俺の顔面にクリーンヒット☆ もうね、I can fly the sky 状態。
勢いよく吹っ飛ぶ俺。わけ分かんないわ、痛いわ、悔しいわで半泣きで掴みかかると、事態を察し駆けつける店員達。入店して5分で早々退場することになるとは…俺水も飲んでねえよ。
次に向かったのはファミレス横の錆びれた公園だった。険悪な空気。当然だけど
。移動してる間、彼女は何にも言わずに俯いて黙りこくっていた。俺はその反応に不自然さを覚える。まるで友男が俺に殴りかかるのを知っていたかのような態度。そういえばビビってもてんぱってもいなかったし。
そして空地へ着いた瞬間、またも友男が殴りかかってきたので(野獣か)素早く避 けた。勢い余って転がる友男の身柄を確保して、どうしてこんなことするのか聞くことにした。
俺 「さっきから何なんだよ!てめえいい加減にしろよ!」
浮 気 し た く せ に ! ! 」
…はあ?
事態を察知した俺が黙ってると、彼女がばら色ほっぺをアイスクリームみたく盛り上がらせて 彼 「何とか言ったら!?証拠だってあるんだからね!! 大体前からおかしいと思ってたんだよ!メールとか全部こっちに送って保存してあるんだから、言い逃れはできないんだよ!」
金色の髪を鈴のように振り乱して怒鳴り散らす彼女。
派手なキーホをがちゃがちゃに付けた携帯を片手に上下左右揺れてまるで新種のオモチャみたいで少しおかしかった。
つうか引いた。こいつ俺の携帯チェックしてたのかよ…。
友 「そうだよ!彼女ちゃん凄いショック受けてたんだからな!謝れよ!」
いつの間にか復活していた友男、俺と妹子の2ショットを印籠の如く見せつけてきた 。俺と妹子を尾行していたのはこいつ。彼女に頼まれていたんだ。
勝ち誇った笑みを浮かべる彼女、冷めた声で
彼 「何
俺 「いや…こいつ妹…」
友 「言い訳は受け付けませーん」おかしそうに笑う友男。てめえは黙ってろ。
俺 「いやだからこいつは妹子…俺の妹…」
彼 「何 言ってんの?妹なんてそんな嘘…え?妹?」
顔色を変える彼女。友男から携帯を奪い取る。すかさず鞄から家族写真を取り出す俺。
俺 「ほら…妹」時が止まった。
彼女は白い顔を真っ青にして立ち尽くしていた。形勢逆転のチャンス。
けど俺にも情はあった。片割れが異性の兄妹を持つカップルにはよくあることだと…そう思っていたから。
友男はともかく、俺は悔しいけど彼女の事をまだ好きだったし、謝罪の言葉さえあれば許すつもりだったんだ。俺も勘違いさせて悪かったと。将来笑い話 になる軽い修羅場だと。
彼 「…俺男…ごめ…「ちょっと待てよ」
声の主は友男。てめえいつまでしゃしゃり出てくるんだアホが。友男は大声で弁論し始めた。
おい …
友 「大体そんな妹と二人でデートするなんて不自然だよ、おかしいよ、普通じゃねえよ。 てかキモいし。シスコンと付き合ってるとこれからもそういうことあるよ。彼女ちゃんもっと傷つくよ!」
ここら辺 でブチ切れ。
俺 「てめえさっきから何だよ!関係無いだろうが!俺達二人の問題なのに何でry」
彼 「やめてよ友男君!!私が悪いんだよ!何でそんなこと言うの!」
二
友 「何で!?お前別れるって言ってたじゃんかよ!!俺にそう言ったろ!!」
そう叫んだかと思うと、彼女に飛びかかってきた(野獣か)。
友 「俺達昨日したんだよ!彼女はお前と決着付けて俺の方行くって言ったんだよ!!」
彼 「やめて!!」
彼女
友 「俺達約束したよな…昨日…約束守らないなんてこと、ありえないよな…」
俺はしばらく唖然 と突っ立っていた。
その夜、彼女に連絡をしようと試みたのだがどっちも繋がらなかった。その日の枕は少し濡れたんだぜ…。
次の日の朝、彼女の家に持ち込んだ俺の日常用品やら雑貨やらが乱暴に詰められた箱が玄関前にあった。
もう本当に終わったんだな、と思った。
サークルへ入ると、昨日の内に友男が根回ししたのかそれはもう酷い状態に陥っていた。
先輩らからは一方的な説教を受け、同級生らからは野次を飛ばされるは馬鹿にされるは。状況が飲み込めない下級生からは見て見ぬ振りをされ。
どうやら俺は浮気をして彼女を捨てた最悪な男と吹聴されたようだった。友男はズタズタになった彼女を救ったさながらヒーローの様な扱い。
もう辛くて耐えきれなくて、足早に部室を去ろうとした時、腕を掴まれた。
反射 的に振り払おうとしたが、思いのほか力が強く半回転して皆と向き合うような形になってしまった。情けねえw
「…いい加減にしたら?」
毅然とした態度で皆を見渡すと、吐き捨てるように言葉を紡いでいく。
後 「さっきから黙ってみてりゃ…何なのあんたたち?先輩だろうがこの際関係
ないよ、見てて不快だっつーの! 片方の言い分だけ鵜呑みにしちゃって、馬鹿じゃない?そんなに正義感ぶって俺男先輩を貶めたいなら一対一でやりなよ! 卑怯なんだよ!一人じゃどうせ何にも言えないんでしょ!?ふざけんな!!!」そこまで後輩子は一息に言うと、傍にあった彼女のバッグを掴んだと思うと、力 いっぱい床に向かって投げつけた。
すると、今まで黙りこくっていた少数派が加勢してくれたんだ。涙が出るほど嬉しかった。
後輩子
後 「すみません、物に当たっちゃって。でもさっき言った事は間違ってると思ってないです。」
そう言うと、後輩子は部室から去っていった。慌てて追いかける俺と少数派の人々。
後 「別に、お礼なんていいです、思ったこと言っただけだし…」
そこまで言うと、後輩子が急に泣き出した。キョドる俺。責めるような目つきの少数派の人々。
俺 「え
、あ、ちょ、どうした?なんかした俺!?」後 「いえ、違うんです…ちょっと、あの…」
俺 「どうしたの?なんか言いたい事あるなら言ってくれて構わないよ!?」
後 「…先輩、サークル辞めるんですか?」
俺 「え ?」
後 「私があんなこと言っちゃったから、居辛くなって辞めちゃうんじゃないかと…うっ(泣きだした)」
俺 「いや、辞めないよ!?後輩子ちゃんが俺の事一生懸命庇ってくれたのに辞めるわけないから!」
すると後輩子はケロリとした顔で
後 「なら、いいです」
とだけ言い残してすたすたと帰って行ってしまった。残される俺と少数派の人
々。なんだか無性におかしくってみんなで顔を見合わせて笑ってしまった。
その後、彼女と友男が皆の前で交際宣言をした時も後輩子らのおかげでなんとかサークルへ行く事が出来た。本当に感謝している。
後輩子との関係はあまり進展せずに月日が流れて、1ヶ月ほど経った後。事件が起きた。
俺はもうこれ以上関わりたくない一心で、最初の方は何とも思っていなかったけど次第に心配になってきた。
彼女の無断欠
席が半月以上続いた後、いつも通り部室で溜まっていると、彼女が凄い勢いで入ってきた。その場にいたのが俺と、後輩子と、友男。続いて見慣れない男女1名ずつ乱入してきたかと思うと、慌ててその場にあった鍵を閉められ、完全に閉鎖された状態になってしまった。
もう何が何だが分からない状態。ポカーンと彼女を見つめてると、観念したのか不貞腐れたように呟いた。
「
子供がデキた…」しーん。
「とりあえず座ろっか…」
と立ち尽
席順は、
後 俺
彼 友 (中央に机がある感じ)
本 美
ちなみに席順も本命男指定。なんだこいつ。
すると、今まで黙っていた友男が口を開いた。
と早口にまくしたてた。
そうだ。友男の言うとおり。そんな話、普通はカップル間で済ますべきなんだ。
避妊はちゃんとしたはずだけど、あり得ないってことはないし。可能性は十分ある。
後輩子も察 したらしく、俺への視線が突きささるように痛い。
彼女はずっと自分の髪をイジっていたが、ちらりと友男を見やると重々しい溜息をついて投げやりに言葉を漏らした。
彼 「友男の子じゃないと思う…多分」
彼女は
彼 「友男の子だったら、堕ろすし」
彼 「この子はね―…本命男との子だと思う」絶句。
本命男の彼女だろうし、浮気がバレて修羅場!?と思ったのも束の間。
彼女の方へ掴みかかった。
美 「
まだあんた本命男に纏わりついてんの?いい加減迷惑だって分かれよ! 仮に本命男との子だとしても、結婚なんてありえないから。堕ろすか、母子家庭になるか、その二択ね。それ以上の選択権はあんたにはない!!」そこまで怒鳴り散らしたのかと思うと、今度は友男に向かって
美 「あんたもちゃんと彼女の事繋ぎとめておけよ!」
美人子はかなり苛立っていって、歯ぎしりはするは貧乏ゆすりはするわ。おまけに煙 草までふかしてかなり態度が悪い。
すると友男が負けじと
友 「どういうことだよ彼女!本命男とは切れたって言ってただろ!?まだ続いてたのか!?」
どうやら事態が読めないが、要約すると
・彼女と友男が付き合ってる最中、彼女が本命男とW浮気
・どうやらもうそれは発覚していて、修羅場ったとのこと
・ それでもカップル二組はやり直すことを決意し、けじめをつけるために二人の関係は切れた
といった内容。
本 「彼女、俺前にも言ったように美人子とこれからちゃんと付き合うから 今更妊娠したなんて言われても困るし、金は出すからどっちかにして」
どうやら穏便に済ませたいようだ。しかし彼女は首を振り、
彼 「そんなこと言われて困るのはこっちの方。言っておくけど、赤
ちゃんはかなりの確率で本命男だよ?」本 「んなことねえだろ、ちゃんと避妊だってしたし…」
彼 「ううん、(首を振る)避妊具はいっつもこっちから出してたわけだし。 NNもあったじゃん、危険日に」
本 「ふざけんなよ…」 彼女は本命男をはめたらしい(はめられてる方だけど、夜は)
彼 「と、いうわけで責任とってもらうねーーけっこーん♪」
我慢できずに口出
しをする俺。 俺 「ちょっと待てよ彼女…お前そんなんでいいのか?大学とかどうすんだよ…」
すると一言。
彼 「だって妊娠でもしなきゃ別れられないでしょ、友男と。」
俺 「…」
彼 「俺男との子って可能性もないわけじゃないんだから、黙ってた方が得だよ、色々と。後輩子ともいい感じだし…元々後輩子のこと気に食 わなかったんだよ…人の事いっつも見下してる! 何で私ばっかり!絶対に許せないんだから、絶対に勝ち組になってやるんだから、本命男と結婚して! 玉の輿乗って、私の事捨てた俺男も、俺男をとった後輩子も、美人子も…絶対私の方が上だって知らしめるためにも!」
皆 「…………。」
本命男も美人子も黙りこくった。諦めたのかもしれない。
俺も後輩子もかける言葉が無かった。
「ふざけんなよ…」
「俺は彼女の為を思って…」
「なのに何で…」
そして、次の瞬間、彼女へ突進していったかと思うと、
力
腹を殴ろうとした!
間一髪でせき止める俺と本命男。
友男は涙と鼻水ズルズルで泣いていた。若干引いたけど、とりあえず慰めた
友男は力尽きた様子で
「そいつがいなくなれば、彼女は本命男を引きとめられねんだろ…だから… 彼女は俺が、幸せにするから…」
すると彼女が血相を変えて、
「もうやめて!!私にかかわんないで!!あんたなんか大っ嫌いなんだから!!!」
と倒れそうになりながら力いっぱい叫んだ。その言葉を聞くと、友男はがっくり肩を落とし部室を去っていった。それから友男の姿は見なかった。大学も退学した。
「それはこっちのセリフ…」
と力なく呟いた。
「お願いだから諦めてよ…お願いだから…御金は出すから…」
美人子
本命男も続けて、
「本当に悪かったから、マジで、許して」
と宥めた。何度も何度も。
すると
彼女は、「分かったよ…」喜ぶ二人。俺と後輩子は固唾をのんで見守っていた。
「じゃあ 土下座して」
ぽかーん。
美人子は何か言おうとしたらしいが、本命男に引き止められ泣く泣く床に手をつけて額をこすりつけた。
もうとにかくカオス。言葉が出なかった。
それから数分ほど経って、顔を上げると彼女は、
「もういいよ、御金もいらないから、自分で何とかするね。私も悪かったし」
とケロリとした顔で言うと、それじゃばいばーいと手を振って去っていった。
彼女はその 後も大学に涼しい顔して通い、今現在は読モやバイトで食い繋いでるらしい。
これで修羅場は終わりです。ありがとうございましたー。
遊び女に振り回されたって話ね。
妊娠はウソでした。 今カノは後輩子です。
後、散々言われてますけど大学はもうこの際言っちゃうけど(卒業してるし)早●田です
最後の方ストックが切れてぐだぐだになっちゃって申し訳ありませんでした
文体が変 わったり誤字脱字…もう情けねえったらないw
サークルの連中からは謝罪がありました。受け付けなかったけどw それじゃ支援してくれた皆さんありがとー期待外れだったりした人ごめんね
叩かれてもしょうがない修羅場だったと自負しております
それでは名無しに戻りまーす(名無しだったけど)
別にいらなくないですか
フェイクかもよ
◇修羅場◇part95
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/ex/1271467715/
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