実父は因果応報か重い病に侵され、余命いくばくも無い事が分かり、せめて最後のクリスマスだけは「本当に愛する人」と一緒に過ごしたいからと、悲劇のヒロイン面で私達に涙ながらに告白された
実父は父とも学校の先輩として知り合いで、でも良い関係だったらしく(恐らく虐められたか何だかされたんだと思う)
「なんで…よりにもよってあいつとだなんて…!」ってキレながら泣き叫んでいた。
遺書も発見され、「母を愛していた事。愛していたが故に長年裏切られた事実に耐えきれなかった事。
○○(私)はあのクズ(実父)の子で、正直もう今までの様に愛せる自信が無い。〇〇にも伝わっているだろう。
娘を傷つけ続けている私に生きる価値はあるのか分からなくなった。もう悩むのも疲れた。」
というものだった。
父を失い、弟ともこの件でギクシャクしたままとなり、結局疎遠になった。
弟も鬱気味になってしまい、父が亡くなった原因となった母と、その子である私も近くにいると
色々思い出して辛い、本当に申し訳無いって言われて、もうどうしようも無かった。
一応年に一回だけ近況を聞いてるけど、直接はもう何年も会っていない。
あちらも結婚し子供もいるらしいけど、まだ一度も会ってないし、これからも会う事は無いと思う。
夫と結婚し、子供が産まれた時、私からDNA検査をしたいと申し出た。
夫には「俺が君が不貞をしたと疑う様なヤツだと思っているのか!?」って怒られたし、一時期かなり険悪になったけど
事情を話して渋々納得して貰い、DNA検査をした。当然、夫との子供だった。
普通は夫側が疑ってやるものだとは思うんだけど、私の自己満なんだけどそれでも100%偽りは無いという証明がしたかった。
托卵は本当に不幸になる。物心つく前ならまだ傷が浅いかも知れないけど、私の時みたいに後年になってから発覚すると、本当に誰も幸せにならない。
少なくとも私達一家は不幸になった。母とも呼びたくない女はまだマシかも知れないが、あちらも孤独な晩年だろうし悲惨ではあるだろう。
もっと苦しめてやりたいぐらいには憎んでいるけど。
クリスマスの時期はこの事を思い出していつも憂鬱になる。
今の家族には関係無いから、当日は明るく振る舞うようにはしているけど、内心は複雑だ。
ここで吐き出して明日は何とか普通に振る舞いたい。☆
世間が浮かれる楽しいクリスマスシーズンが、一人の身勝手で自己中な肉親のせいでトラウマになって気の毒過ぎる
どうか今のご家族と幸せに穏やかにずっと暮らせますように
母親は生き地獄からの地獄コースで
しかし深刻な話を読んだりレス書いたりしてる最中に陽気なサンタが目の前をピロピロ行き来してなんとも言えん気分★
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