友人が旅行中に親のことを異様に心配していて、就職してからは愚痴が多くなった。聞けば病弱な兄が亡くなったらしく…

ちょっと長いけど、大丈夫かな。
この間までの私と友人の修羅場。
初めての書き込みなので不備があればすみません。
私と友人（どちらも女）は大学で知り合い、20年ほどのつきあい。
時々二人で旅行に行ったりしてたんだが旅行中異様に親の事を心配する。
真面目で頭も良かったし、親思いの良い子なんだなあと思っていた。

メモ消えた・・・
就職してからもよく遊んでいたのだが、親への愚痴が多くなった。
１つ１つは
「私の分のおやつ食べられちゃってねｗ」とか
「携帯ゲーム機取られちゃったから新しいの買わなきゃｗｗｗ」
だったけどだんだん頻度が増え、しまいにはケータイ、家電、TVまで買わされていた。
ご両親にお会いした時は人当たり良さそうだなという感じで友人は高給取りだったし親に頼られるのが嬉しいみたいなのでなんか変だなと思いつつ流していた。

実は友人には病弱な兄がいて、私と出会う前後に亡くなっていたらしい。
病弱な長男ゆえ、幼少時は両親ともに兄にかかりきりで友人は最低限の食事や洗濯以外は放置されて育ったそうだ。
友人は「なぜ自分を生んだのだろう」と思いつつ親の負担にならない様奨学金で大学に入った。
（今考えると兄の将来の面倒見させるためだろう）

兄が亡くなった途端、両親は心の穴を埋める為か友人を異様にかわいがり束縛した。
友人もとまどいながらも、初めて親に愛されたのが嬉しくてたいていの言う事は聞いてあげるようになったとの事。
旅行で家を空ける（親の元から数日でも離れる）のも本当は止められていて親の言いつけを破って旅行に行くことがすごく葛藤だったみたいです。
こういうの、共依存っていうのかな。
親の面倒は私が見なくちゃ！と思いこんでこのせいで友人は結婚の機会も見送ってしまったみたい。

そんなおり、友人父が病気で急逝、ここで友人発狂。
「これで私だけのお父さんになったと思ったのに！」と
取り乱し自○まで口にし始めた。
一時は全く連絡取れず、
『まさか・・・』と思ったのとお通夜や式の場所日程を全く聞けず参加できなかったのが
私のちいさな修羅場。

今は友人は落ち着いているが、遺影を眺めて
「もうお父さんの口から兄の名前が出て来ないと思うと嬉しい」
とつぶやいていたところをみると
彼女はまだ修羅場から抜け出せていない事に気づいていないようです。
早く目を覚まして自分の為に生きて欲しいのだがどうすればいいのかわからん。

時間薬しかないな
本人が自分で気が付くのを待つだけかと
しかし、切ないな

成人までの家庭内えこひいきは疎外されたほうが年重ねてもひきずるね