正直女の子の面接はグダクダでちょっと泣きそうだった
自分を漢字一文字で表すとなんですか?という質問に、イチです!と答えていた
なんのことかと思いきや、一生懸命のイチらしい
その答えには面接官も僕も流石に首を傾げた
女の子は真っ赤になって半泣きになってしまっていた
ここで僕は決めた
この子を守ってあげなきゃいけないと思った
僕『僕を一文字で表すと愛です』
面接官『それは何故』
僕『はい、僕は恋してしまいした。隣の彼女にです。』
面接官『は?』
僕『初対面ではありますが、好きになりました』
女の子『え?え?え』
僕『驚かないでほしい。言ったのは突然でも想いは突然ではありません。はじめに待合室であったときから好きです』
面接官『これは?どうしましょうか?』
女の子、無言
面接官『僕くん、以上でいいですか』
僕『はい』
待合室で会ったのもついさっきなのにww
女の子は全く僕と目をあわせてくれないまま面接は終わりました
エレベーターにて
僕『おつかれさま』
女の子『やめてや、ほんま』
僕『え?』
女の子『やめてや!!!台無しやん!!恥かいたで』
僕『』
女の子、泣く
いや、むしろ僕的には女の子をフォローしてあげる場面も多かったし、僕がいなくても彼女の面接内容はひどかったと思う
でもあまりに彼女がボロボロと涙をこぼすので
僕『大丈夫。まず落ち着こう。こんなに泣き顔じゃ外あるけないじゃん』
女の子『ひっくひっく』
僕『カフェ行く?』
女の子『いかへん!』
僕『』
言葉にならないけど、かっこいいし愛すべき馬鹿だよ!もう本当に、涙出てきたよw
>>46
笑い過ぎだろw
完全にはたから見たら修羅場のカップルだった
駅までの道を彼女はずっと泣いていた
女の子『こんな最低なこと初めてやわ』
僕『大丈夫。』
女の子『なにが大丈夫やねん!!』
僕『大丈夫だから。いい経験になる。面接は数をこなすべき』
女の子『あんたのせいや!!!』
ここで肩を思いっきり殴られた
ひどい
これで両方と儲かったら面白いけどまぁ無理だろ
女の子『ついてこないで!!』
僕『いや、僕もこっちだから』
女の子『ほんま?じゃあ私はあっち行くわ』
僕、ついていく
女の子『やめてや!』
僕『ほっとけない』
女の子『』
僕『ほっとけないよ』
女の子『ほっとけや!!!わけわからん』
だいぶ口が悪くなって半分怒鳴っていた
こういう一面もあるんだなとびっくりした
初対面のときとは少し印象が変わるが相変わらず見た目は可愛すぎるし、そういうところも、一文字でいうと愛だと思った
僕『メルアド教えて』
女の子『いやや!』
僕『教えてもらわないと帰れないよ』
女の子『携帯もってへんわ!!!』
僕『いや、持ってるっしょ。』
女の子『持ってへん!!!ついてこないで!!!』
女の子はかなり興奮して大きい声をだしていたので周りはチラチラみていた
僕『おい、誤解されるだろ周りに』
女の子『ついてこないで‼︎』
僕、立ち止まる
僕『好きだ』
女の子、全力ダッシュ
僕、全力ダッシュで追う
女の子『ほんま、ほんま、勘弁してや。』
女の子はぜえぜえいいながらかなり小声になっていた
女の子『ついてこないで、急いでんねん』
僕『いいか、落ち着こう。冷静にならなきゃ』
女の子『彼氏おるねん!彼氏おるねん!彼氏おるねん!彼氏おるねん!!!!彼氏おるねーん!!!!』
僕『え?』
女の子『わかったら、ついてこないで!!!!』
どうしたらいいかわからなかった
女の子には彼氏はいないと勝手に思っていたが、そういえば待合室では明言してなかったなあとか冷静に思った
女の子はもう目の前にいなかった
でも、まだちゃんとした答えは聞いていない
女の子の大学は知っている
だいたい彼氏いるからなんだ?
僕は自分自身を愛と表現した
その場の思いつきで言ってしまったが、今僕は確かに愛なのだ
自然に足は彼女の大学のほうにむかった
がんばれ!
究極、正しい事だと思ったなら社会から犯罪者扱いになってもやり切れ。
ただし、本当に相手が嫌がっているんだなと感じたら素直に謝って身を引けよ。
というより彼女の大学は僕の家の超近所だった
大学の前で30分ほど待ったが暑かったので家に戻って窓から帰り道の学生を眺めることにした
ブス大学生は大量に通ったが、僕が探している彼女は通らなかった
でも、運命的な出会いも信じたい気分でその日は夜までずっと窓からみてた
ちなみに一週間前の話ね
でも名前は知ってるし学部も知ってるしサークルも知ってるし、長所も短所も知っている
探し当てようと思えば余裕だ
でも運命にかけてみたい気がしていた
かなり自分もロマンチックになっていた
廃止すべき
そして訪れたのだ、運命の日
運命は案外簡単だった
だって彼女は近くのコンビニでアルバイトをしていたのだ
確かに面接時にアルバイトはコンビニ店員だと言っていた
しかしこんなに近くのコンビニだとは思わなかった
しかし、彼女の大学に近いコンビニだから不思議でもなかった
何故おもいつかなかったのだ自分
でも彼女は面接時にみた彼女とは少し違った
金髪だった
>>89
違う
僕は近くに住んでるし
金髪も金髪でど金髪だった
彼女は僕に気づいてないようで普通に接客をしていた
僕はピノを持って彼女のレジに並んだ
女の子『いらっしゃいませー』
僕『ぁーぃ』
女の子『~円になりますー』
僕『ぁーぃ』
女の子『ちょうどお預かりします』
僕『ぁーぃ』
彼女はわりと雑な接客だったので全然僕に気づいてなかった
後ろに人が並んでいたので一旦コンビニ出てもう一回入って今度はからあげ棒を頼んだ
僕『からあげ棒ひとつ』
女の子『はい、~円です』
僕『気づいてない?』
女の子『なにがですか』
僕『ほら、面接で』
女の子『面接?』
僕『あれ?』
後ろに人が並んできたのでそのままコンビニを出た
彼女は僕のこと忘れてる?
忘れたふりしてる?
どっちだ?
でも知らないと言われた以上、下手なこというと怪しいやつだと思われる
どうする、自分
とりあえず家に帰った
明らかにあの時の女の子だ
確かに髪は金髪だけど、名札の名前も合ってたし、顔だって同じ
しかも大学の近く、そしてコンビニ店員
ここまで揃ってるのだから絶対に本人だ
わざと無視してるのか?
それとも本当に僕を忘れてしまったのだろうか
でも仮に違っていた場合、しつこく聞くと明らかに僕は怪しい者扱いされてしまうだろう
僕は冷静なタイプなのだ
一文字で自分を表すと本当は『冷』だろう
今は、『愛』だけど。
大学に入ってサークル室いって確かめるのが手っ取り早い
でもそれをやったらただのストーカーだ
運命的でもロマンチックでもない
僕は髪を金髪にした
といっても就活中だったのでスプレーで金髪にした
女の子『いらっしゃいませー』
僕『なんで金髪なんですか』
女の子『は?』
僕『前は黒かったですよね』
女の子『』
僕、ミンティアを差し出す
女の子『~円です』
ダメだ、気づかない
落胆しながらコンビニを出た
その時だ
女の子『この人や!この人やで!!!!』
と女の子がドアのところから叫んだ
同時に俺はガッと腕をつかまれた
そこには兄貴がいた
僕『え?にいちゃん?』
兄貴『え?!?!』
女の子『この人やで、たつ君!!!!わたしについてくるねん!!!!』
兄貴『え、いや』
僕『』
兄貴『俺の彼女につきまとってるの、ってお前』
僕『』
兄貴『』
僕『』
女の子『こいつやで!!!!こいつやでー!!!!』
僕『すみません、おとうとです』
女の子『はっ!?』
僕『ぼくたち兄弟です』
兄貴『』
女の子『なにがやねん….』
兄貴『わからん』
おっさん『レジー』
女の子『はーい』
彼女はレジに戻って行ったので
僕と兄貴は一緒に帰った
僕と兄貴は仲の良い兄弟だ
兄貴『お前なにやってんの』
僕『』
兄貴『面接のときつきまとわれたって彼女が言ってたけど』
僕『告白ね』
兄貴『クレイジーだな』
僕『純愛』
続きはよ
兄貴『純愛かよ』
僕『一目惚れした。最高に可愛かった』
兄貴『まあ俺の彼女だからな』
僕『流石にいちゃん!!!!』
兄貴『凄い偶然だな』
僕『うん』
兄貴『なんで金髪にしてるの』
僕『わからん』
兄貴『お前馬鹿だなー』
僕のやることはなんでも笑ってくれるいい兄貴だ
優しいのだ、とても
僕『自分を一文字で表すと愛』
兄貴『それ、超きもかったわーって言ってたよ』
僕『まじか』
兄貴『俺もきもいと思ったよ』
僕『でもにいちゃんの彼女、一文字で表すとイチって言ってたよ。一生懸命のイチ』
兄貴『やべーな』
兄貴は本当に僕の憧れだ
懐が広いのだ
僕のやることを怒ったことがない
兄貴の話によれば、彼女は僕のことをストーカーだと言っていてバイト先まできたから兄貴に追い払ってほしかったみたいなのだ
ちなみに彼女は面接のときは黒いウイッグをかぶっていて普段は金髪らしい
>>121
バカ兄弟かww
仲 あんちゃーん
い なーんだよ(ぶーーーーーーん)
わからん
でやられたw
次の日、僕はひとりで女の子に謝りにいった
僕『ごめんなさい』
女の子『たつ君から聞いたでー。ほんま信じられへんわ兄弟なんで、ありえへんな』
僕『兄貴とは仲良くしてやってください、これからも』
女の子『しかたあらへんな~』
終
ありがとうございました
みなさんも自分自身を一文字で表して見てはいかがでしょうか
後半イメージがだいぶ変わった
電車の中で笑いこらえるの大変だったわ
兄貴のやべーなで吹いたwww
柔軟すぎだろ兄貴
クソワロタ
ぁーぃ
が優勝だろwwwwww
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引用元: http://hayabusa3.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1401807716/
創作糞ワロタ
報告者創作者
笑えない
きも
創作だとしてもよーこんなきもいのひり出すわ
遺伝系基地かよ
兄弟で頭の出来に差がありすぎだろ
女の子『しかたあらへんなー』
しゃーないなーとかじゃなく?
コナンに出てくる平次と和葉の不自然な関西弁で再生された。
吉本新喜劇の川畑座長、「名探偵コナンの友達」と言われて
「僕、元太くんちゃいます」ってやりとりが鉄板
。