文章にするって難しいな
Aはなんかびくっとして、でも一緒の部屋で一晩過ごしたんですよね、みたいなことを言ってきた
俺は、野球女は男友達みたいなもんだから、女の数に入ってないと言った
そしたらAが泣き出した
わけがわからん
お前こないだの電話でも思ったけどなんで泣くの、と聞くと、もぞもぞもぞもぞした挙句、俺さんは俺のことが気持ち悪くないんですか、と言った
正直、キタと思った
俺はノープランでした
俺は黙ったね!
口づけされる前は完全にただの仲良しの後輩だと思ってたし、された後は真意を聞いてから考えようって感じだったし、どうしたらいいかわからないので、とりあえず、いきなりなんかされたのはびっくりした、が、お前を気持ち悪いとは思ってない、と言った
ノープラン
Aは、でも俺さんは元カノさんと付き合ってたし、野球女が男友達だから何もないってことは、やっぱり男をそういう風には見れないですよね、というようなことを言ってきた
え、そういう飛躍の仕方すんの、と思った
まだ好きとも何とも言われてないが、これは俺を好きだということでいいのかどうなのか
なんと言えばいいのか考えた末、そうだね、俺は普通に女が好き、と言った
Aが目をこすってた
それがなんかすごい印象に残ってる
もうわかってると思うんですけど、と前置きして、Aは、俺、女の子苦手なんですと言った
俺はもう、この先、俺さん好きですって言われるって思って身構えてて、ソーナンダ!!って変な声を出していた
そっからAはもぞもぞしたまま自分のことをしゃべりだした
女の子と付き合ってもうまくいかなかったとか、友達としてなら大丈夫なんだけど、とか小さい頃に女の子ばっかと遊んでてそういうことなのかなと思ってとか
何やってたかは書かないけど、Aがサークル入ってやりたいって言ってたセクションは、普通だったら女の子が中心になって進行するセクションで中世的だな、ってのはみんな思ってたし、俺も思ってた
>>30
中世→中性 すまんな
俺は相槌打ちながらAの身の上話を聞いていた
なんかだんだん緊張とかなくなって、悩んでるんだなあっていうことだけ伝わってきた
正直、俺には今でも全然わからないんだけど
で、しゃべってる間に、旅館の外に人が出てきた
人がっていうか、サークルの男女なんだけどなぜかそれを見た瞬間に、俺は隠れなきゃって思って、やべ、隠れんぞとか言いながらとりあえず植え込みの後ろにAを引っ張っていった
男女はまあ合宿カップルですよね
いちゃいちゃいちゃいちゃしやがってて、とりあえず覗き見してたんですけど、その間ずっとAの顔が近かった
で、どう血迷ったんかわからんけど、まあこういうのってわけがわからんことだらけだけど、カップル見てテンション上がったんかわからんけど、俺はAの頬にちゅってやってたんですよね
ああああああああああああわけがわからん
Aが、え、ちょ、なんですか?って言うのを制して
あーこないだされたからお返し?みたいな感じでごまかした
ごまかせてる?
俺はかーっとなって、じゃあな!って感じで俺は植え込みを飛び出した
カップルに見られた
消灯までに戻れよ!みたいな声をかえて、俺は部屋に戻った
部屋に戻って布団を被った
カップルの男が部屋に戻ってきたのが声でわかった
Aが戻ってきたのは多分その後
俺は眠れなかった
ああ恥ずかしい
すげー誤字あるけど許して
眠れない間中、なんであんなことしたんだろうとか冷静に考えろとか思ってたんですけど、男にキスされて
「お前の話を聞こうではないか」
って考えに至った時点でかなりおかしいよな
普通気持ち悪いって避けると思う
翌朝、俺はAに起こされた
ほかのやつらはまだ起きていなかった
寝不足ですか、と言われ、そんなことないよーと言いながら洗面所の鏡に映った俺の顔は寝不足丸出しだった
サークル活動中とかテスト中とか散々寝不足顔とかヒゲ面とか見られてたのに、俺はAを意識しているのか?というループにはまりだすと、イケてない顔を見られるのが妙に恥ずかしい
Aは旅館の裏側の、滝を見に行きませんかと言った
今日の観光で多分却下になるんで、と言われて、俺は従った
というか、あんな話をして、割と動じてないAが不思議だった
俺ですか?
ドキドキしてました
で、朝飯の前に滝
マイナスイオンとかいって精一杯はしゃぐ俺
ペットボトルのお茶のみながら自然すげー早朝最高とか言っちゃう俺ら
まあひとしきりはしゃいで、そろそろ戻ろう、と声をかけたとこで、Aが真面目な顔で、昨日のってほんとはどういう意味だったんですかあ、と聞いてきた
俺はAの顔が見られなかったので、滝に向き直って、お返しだよって言ってやった
で、お前こそどういう意味だったんだよ、と顔を見ないまま言った
空気はひんやりしてたのに顔が熱かったのを憶えてる
Aは、わかってください、と言った
>>36
ちげーよとっくに治癒したわ
ただちょっと感傷的になってるだけだ
わかってくださいって何だよ、と俺はムキになった
そしたら抱きしめられたよヒャッフー
俺はオウッオウッとか言ってた
好きですと言われた
そうかって返事した
今の俺ならそのまま滝に飛び込んだだろう
その時点の俺はAとお付き合いというか、好きになってやってもいいかなーみたいな上からな感じだったと思う
付き合ってくださいとは言われなかった
とりあえず飯食いにいこうぜっつってその場は旅館に戻った
朝食には遅刻
2人で滝見てきた!と言ったら、見事に観光コースに追加された
みんなでわいわい滝見学してる間、Aはずっと俺と距離をとってた
そのまま合宿ではなにもなかった
残りの日程は飲んだくれて終わった
で、学校が始まった
同時に学祭でのセクション割が決まった
Aは入団したときの希望のセクションに決まり、俺は元々のセクション
今度は後輩の女の子が部下になった
楽しくキツく忙しいサークル活動
最初のうちは、Aにどう接していいかわからなかったが会議や授業で会ううちに、段々と、前の関係に戻りつつあるのかな、と思った
もちろんもやもやっとはしていたが、自分から行動を起こすこともできず、何事もなく学祭が終わって、その間俺とAの間には何も起こらなかった
以前と同じように学校で飯食ってサークルやって、たまにAの部屋にも泊まった
でも何も起こらなかったし、俺は忘れていたわけじゃないけど、何もされないことに安堵したり、イライラしたりしていた
できるだけAの前では出さないようにしていたけども
で、また次の活動が始まり、同じ女の子が俺の部下についた
そのあたりからAが変わった
遅くなるから泊めてと言っても、友達が来るからと拒否され、授業もあとからきて俺を待たずに先に出て行く
サークルでも、絡むセクションじゃないのであまりしゃべらなくなった
身を引いたのか…?
続き待ってる
で、その活動が終わった打ち上げの後、俺はその後輩女子から告られた
他の後輩女子に、送ってってあげてください!とか言われてな
今思えば人生唯一のモテ期だ
半年前はあんだけ女子にハブられてたのに
その子はかわいいし、一生懸命だし、正直ちょっといいなって思っていた
でも、告白されてるときに、俺さん好きな人いないんですよね、って言われて
俺、好きな人いないことになってんだなあとふっと思った
Aのことは好きなのかなんなのか自分でもわからんかった
避けられてるし、別に何か答えてくれとか言われたわけでもないし
俺も積極的に応えようとしたわけじゃないし
自分でも最低だと思うんだが、自分を好きだって言う女の子の前でAのことを考えていた
好きな人はいないけど気になる人はいて、それはお前じゃないと正直に言った
Aとは言ってないけど
後から考えるともうちょっと言い方あったかなーとは思うんだが
俺のスキルでは限界だった
余力なくなったのでいったん寝させてもらう
gdgdでごめん
読みやすいよ。
1さんのペースでいいから、最後まで吐き出して
女の子はそうなんですか、って言って、それ以上は何も言わなかった
これからも先輩後輩としてよろしく、って言って、気まずいまま、彼女の家の前を立ち去った
Aのアパートに行って、この状態でAに会って、自分がどう思うのか確かめたかった
しかし打ち上げ後、電車がなくて帰れないやつらが溜まってるはずでゆっくり話ができるとも思えなかった
仕方ないので学校に戻って部室で寝た
隣のサークルからマージャンしてる音がして眠れなかった
この間サークルを訪ねたら、今はセキュリティが何とかで深夜は出入りできないらしい
物騒な世の中になったもんだな
気がついたら昼を過ぎていた
深夜にAに会わなければと思った気持ちはすっかり冷めていて今まで何も言わなかったのに、今更何か確かめるべきなのかと思った
というか、めんどくさくなっていた
確かめたら俺は同性愛者になるんだろうか、と
テレビを見ながらダラダラしていたら日曜日なのに人が入ってくる音がした
帰れなかったやつらかと思って見たら、眠そうな顔のAだった
まあこいつ普段から眠そうな顔してんだけど
さっきまで面倒だと思ってたことがバレる気がして、一方的に気まずかった
軽く挨拶した後、Aは、今日は後輩女子の家じゃなかったんですかと言ってきた
自分がその時どんな顔をしていたかわからないし、Aがどんな顔で言ったのかは記憶にない
でも軽い口調で言われたのは憶えてる
なんもないしwwwwとか適当に逃れた
Aは俺忘れ物取りに来たんです、といってロッカーを漁りだした
俺はそれを黙って見てた
男の背中だよなーとか思いながら、俺はもやもやしてた(性的な意味じゃない)
なんかをかばんに入れて、Aが、帰りますけど俺さんどうします?と言うので、ヒマなら飯でも行こうって、できるだけ普通を装って誘った
今俺普通にいつもの先輩らしくできてるよなって自分に言い聞かせてた
みんなでよく行ってた駅近くのラーメン屋に食いにいった
Aは先輩おごってくれるんですよねーやさしーとか言いつつ普段よりちょっとはしゃいでるように思えた
バイアスかかってるかもしれないけど
Aは定食、俺はラーメン食いながらサークルの今後についてとかどうでもいいことをgdgdしゃべった
たまにお互い無言になってしまって、それが怖かった
食べ終わって店を出る
冬だったので、外は薄暗くなっていた
じゃあ俺帰るわって言って、駅に歩き出した
少し歩いて振り向いたら、Aがまだこっちを見てた
俺が振り向いたに気付いて手を振ってきた
なんかこの時の気持ちは何とも言い表せない
距離もあるけど眼鏡が合ってなくて、表情はわかんなかったんだけどAが帰らないでって言ってるような気がした
ホームで何本か電車をやり過ごした末に、帰るの面倒になったから泊めてってメールした
よく考えたら駅出てAのアパートに向かうほうが面倒なんだけどバカだから仕方ない
いいですよーって返信がきたんで、俺はパンツとビール買ってAの部屋に向かった
Aの部屋に着くまで、俺はどうしようどうしようってことばかり考えてた
部屋に着いたらAは半裸で出迎えやがった
お風呂入ってるんで適当にしててくださいって言って、Aは風呂場に引っ込んだ
キッチンには打ち上げの後さらに何人かで飲んだ痕跡が残ってた
Aは俺と違って酒強いのでうらやましかった
俺は醒めるの早いけどすぐにへろへろになるし真っ赤になる
よく泊まってた時に置かせてもらってた灰皿がキッチンにあったので、勝手に煙草を吸った
変なTシャツ着てAが出てきた
吸うなら換気扇回してくださいよーとか言いながら
手土産買ってきたから勝手に飲んでとか言って俺はひたすら煙草を吸った
Aは手土産にパンツwwwとか言って笑ってた
まだ置きパンツあるのにもったいないとか言ってた
煙草吸ってる間も俺は自分に無心を言い聞かせてた
多分10分くらいだったと思うんだけど
部屋に入るとAが正座してビール飲んでた
なんで正座wwwとか指差して笑ってたけど完全に空元気でした
おつまみありがとうございますーとか言ってパンツ食うふりしてた
俺はテンパってとにかく笑った
ビール開けて何かに乾杯してテレビ見ながらしばらくだらだらした
Aが、後輩ちゃんとはうまくいかなかったんですか、と言ってきた
俺は、彼女をただの後輩以上に思えないと答えた
なんだその上から目線
Aは、だけど好きな人いないならとりあえず付き合えばいいじゃないですか、と言った
俺は黙った
Aは言いにくそうに、相手は女の子なんだし、と言った
そっからしばらくお互いに黙ってしまった
俺は滝で好きだといわれたときのことを思い出していた
女の子からの告白にははっきり断れたのに、Aにはまだ何にも答えていないし、自分がどう思ってるのかもよくわからない
女の子だからとりあえず付き合おうとは俺は思えない、というようなことを言った
よく言うよなって思うけどwww
そこで俺がヘタレを発動せず、Aが気になってたから、って正直に言えたら、
俺らは違った関係になれたかもしれないと今でも思う
Aは、何も言わなかった
お前だったら、とりあえずでも付き合おうって思うのか、と聞いた
Aの顔が歪んでいた
泣くのを我慢してるんだ、と思った
時間が長く感じた
何でかわからんが、この時はっきりAをかわいいと思った
ただし自分が同性愛者なんだって実感はまったくわかなかった
夏の帰省と合宿のこと憶えてるか聞いた
Aが、あれは忘れてくださいと言った
何ヶ月か悶々としてきたのにそういわれて、俺はちょっとキレてしまった
お前の行動について悶々と考えてテンパって振り回された、
伝えられて放り出されてもどうしていいかわからんだろう、とかなり強い言葉で言ったと思う
「付き合ってください」「はい」
はなきゃいけないと思い込んでたんだよね若いから
Aは、俺に知っててほしかっただけで、言えただけで満足だったと言った
その割にちゅーしてきただろ、と言うと、それは俺さんもじゃないですか、と言い返された
それもそうでした
顔が近くにあったらするだろ!みたいな無茶苦茶なことを言って切り抜けた
おもしろいからもっとやればいいよ
>>65
今は違います
基本的に女の子が好きです
面白くもない話です
俺は、好きとか言われてもそれじゃどうしたいかわかんないよ、と言った
お前どうしたいんだよって言った
俺も自分でどうしたいのかよくわかってなくて、完全に委ねる気満々だった
Aは、好きです、でも諦めてます、みたいなよくわからないことを言う
話が煮詰まりまくるので俺はイライラしてきた
多分AはAでイライラしてきてた
ひとしきり、どうしたいんだ、そっちこそ、って同じ問答を繰り返し、話を元に戻そうってなって、なんで俺のことすきなのって聞いた
すげー言いにくそうにしてたんだけど、新歓の時に話しやすいなって思ったのと同じセクションだったときに励ましてくれてその辺から気になって、みたいなことを言われた
なんかすげえいいようにとってくれてて恥ずかしかった
俺は俺で、そういう風に言ってくれて嬉しいと言った
なんかほんとに素直に嬉しいと思った
俺もなんか返さなきゃいけないと思ったけど、言葉がうまく出てこなかった
女の子とは違うけど、かわいいと思う、とは言った
多分多少どもってたと思う
Aは真っ赤になってて、ありがとうございます、と言った
この辺から無言でふわふわっとした空気になってきて身の危険を感じた
気がつくとAの顔が近かった
もうなんかいろいろ察してくれ
俺さん嫌がらないですよね、前も思ったけど、と言われて、いきなりで嫌とか考える隙がなかった、みたいな言い訳をした
その時はハグされてたんで、お互いに顔を見てないんだけど、俺は諦めなくてもいいんですか、と言われて、別にお前がそれでいいならいいよ、って言った
俺はずるいな
完全に喜んでるのにAのせいにしていた気がする
まあそんなわけで酒臭い2人で落ち着くまでしばらくただくっついてた
酒が抜けてくると、風呂に入りたいだとかいろいろ考えたんだがこの状況で風呂に入りたいって別の心配をしなければならない気がした
結局、明日も学校あるし、風呂貸して、と言って離れた
不思議なもんで、くっついてる間は平気なんだけど、離れるとこれでよかったのかとか、これでいいんだとか、色んな感情が押し寄せてきた
風呂を上がると、Aはレジュメ書いてた
俺に気付くと、まだ寝ないんでベッド使ってくださいって言ってきた
まだ寝ないよーって返事して、ベッドにもたれてうとうとしていた
俺もう寝ますけど、と起こされて、それじゃ、とベッドに上がったら、Aは抱えてた毛布を敷きだした
俺が床で寝るよ家主がベッド使えよ、いえいえどーぞどーぞの後、別に一緒に寝たらいいじゃんと言うと、Aが黙ってしまった
いや別にそんなつもりじゃふじこと弁解してたら、Aはお邪魔しますと言いながらベッドに入ってきた
最初の日は何事もなく背中くっつけ合って寝た
無事でした
起きて、一緒に学校行った
風呂入る前はくっついたりしてたのに、朝になると何もなかったみたいに以前どおりだった
授業終わった後、サークルの反省会に出た
俺が振っちゃった子は同じセクションなので隣に座らなければならず自分が原因なんだけど、ちょっと心が痛かった
反省会の後、俺は家に帰ることにしてて、また明日な、ってAにメールして会議室出た
みんなの前であんまりAに接触したくなかった
昨日の今日すぎて
その後は、Aは後輩女子の友達の女子に呼び出されて、ちょっと問い詰められたらしい
俺に好きな人いなさそうって言ったのはAだった
後輩に言った気になる人って俺でしたか?って嬉しそうに言ってた
それはだいぶ後になってAから聞いた話だけど
>>70
この時点で8年前
今はお互い同性愛者じゃないです
それからしばらくは何事もなく過ごしてた
俺は2日に1回くらいAの家に泊まって、気がついたらちゅーしたりハグくらい
Aが、今大丈夫ですか?って言いながら寄ってきてハグしてくんのがかわいかった
毎回、お前のしたいようにすりゃいいよって言うと、だってーとか言いながらぎゅってされた
寝るときは相変わらず背中向け合ってた
年末はAが北に帰るので、駅までまた見送りに行った
あくまで男らしく、を心がけつつ、改札前で豪快にハグしてやった
同性愛には見えなかったはずだ、多分
Aが実家に帰ってる間は、よく雪景色のメールがきてた
そんで年明け早々にAが帰ってきた
俺はまたしても駅まで迎えに行った
付き合い?だしてからは結構マメだったかもしれん
たわいもない話をだらだらしながらアパートまで行って、Aの部屋に入ったとたんに抱きしめられた
俺はちょっとびっくりした
ていうかぶっちゃけひいた
いきなり何だよって言ったら、すいません、って言われた
謝らなくていいんだけどね
そのまましばらく玄関から動けなかった
それから口づけされた
深いやつを
それが初めてだった
なんかそれまではほんとちゅって感じだけだったんで、改めて、あ、そうか、てじわじわ思った
上手く説明できなくてごめん
はー、恥ずかしいな
でもなんかほんとこの頃は楽しいというか嬉しいというか
いい思い出です
純情でいいな。続けてくれ。
>>75
他に男と付き合ったことないからわからんけどね
俺は彼女からは淡白だとよくなじられた
>>76
着ろよ
ていうかこれ付き合ってたのかなあ
付き合ってくださいとは言われた記憶ないんだ
俺も好きだとは言ってない
口づけしてる間は、うおおおって感じで、正直混乱というか興奮してたんだけど、
終わった後は精一杯虚勢を張って、おう、満足したか?とか言ってた俺
ばかじゃないだろうか
恥ずかしい
Aは、駅からずっと我慢してたんで、とか言ってた
正直なやつだ
会えない時間ってのは怖いね
まあそんな感じで
その日は背中向けて寝てたんだけど、途中から背中に抱きつかれてびくっとした
鼻息めっちゃ首に当たってもぞもぞした
なんかしてくんのか!って思ってたらそのまま朝になった
付き合って1ヶ月半くらい
サークル活動がまた始まった
俺はいつものセクション
Aは希望とは別のやったことないとこに配置されてた
やりたいことは補佐って形で手伝ってたみたいだけど
Aのは大して力仕事じゃないけどまったく初めてのことで、
この頃は疲れて煮詰まって抱きついたりキスしたりしてきてた
そして俺は力仕事なんで、くたびれていて、結構されるがままだった
えろいことにはなってないです
テストが終わって活動が本格化する
春休みだけどほぼ毎日学校には来る
めんどくさいので家に帰る回数が減る
それは俺だけじゃなくてみんなそうで、Aの家にみんな溜まるようになってた
>>77
やっぱなんかしてほしかったの?
>>79
自分でもわからん
家でやることっつったら酒飲んだり作業したり
学校戻ったりいろいろごたごた
学生って楽しかった
Aは基本的に人に頼まれたことを断らないやつなので、
同回から先輩まで毎日誰かきてた
俺が家に帰ってる日も誰かしら泊めてたと思う
にこにこしてることが多いんであんまりわからないんだが、
俺にはだんだんイライラしてるなーってわかるようになってた
あんまり集まるなって言ってやろうかって話をしたんだが、
俺が好きでいいやつぶってるんでいいですって言われた
いいやつぶってる自覚があるのに驚いた
うちのサークルには徹夜の日があって
全員総出で徹夜で作業しようっていう日が活動ごとに2,3回ある
進行具合によっては必要ないんだけど毎回無理やり組み込んでた
徹夜の日、俺は買出し係で、実家から車を借りてた
深夜に夜食買ってくるってことになって、車出そうとしたら、
俺も行きますーってAが走ってきた
抜けて大丈夫か気になったけど言わなかった
まあそれは俺も同性愛者だからですけど
で、コンビニ行って牛丼屋行って、学校に戻ってきた
車を降りようとしたらちょっと待って、って腕をつかまれた
運転席座らされて口づけされた
誰がくるかわかんないぞって思ったけど言わなかった
なんかお互い何も言わないでされてた
なすがままでした俺は
思い出すと恐ろしいな
そのうち、耳を噛まれて、ちょwww今wwwwとか思ってるうちにAの手が首から胸元を這いずり回りだした
まあその辺は触られたことはあるんだけど、じゃれ合いのような感じだったというか
けどその時はAがどうしたいのかわかる触り方をされた
だんだん手が下がってって、いいですか?って聞かれた
いいわけないだろって思ったけど体と頭は別でした
どれくらいかわからないけど、俺はずっと目を瞑ってて
俺もしなくていいのかとか思って手を伸ばしたけどうまく届かなかった
ちょっと待ってとか言いながらフィニッシュしました
なんなんだ俺は
なぜか、おおおお疲れ、とか言ってしまった
間抜けだな
>>82
おおおお疲れフイタwwwww
ちょっと落ち着いて、お前は?って言ったら、Aはご飯冷めるしまた今度でいいです、って言って車から降りた
つらくのないのかと思ったけどまあ俺も自信なかったんで荷物抱えて部室まで行く間無言だった
というか、正直離れて歩きたかった
かわいいと思ってたAが急に怖くなった
Aっていうか、また今度の内容が怖いっていうか
臭いがしないか心配だったが、夜食の匂いで気にならなかったと信じたい
結局、牛丼もコンビニ弁当も冷めていた
レンジと給湯器に行列ができて、それは俺らがアレだからだと思うと
全世界に土下座したい気持ちになった
サークルの皆、あの時は本当にごめん
その後、俺は車に消臭剤ぶちまけまくって怒られたりしました
お陰でしばらく車通学
そんで、車に乗って時々思い出しては発作のように発狂してた
その後は特に何もなく、というかほかに何もせずただただサークル活動
春が来て、俺は三回生、Aは二回生になった
正月明けからの活動も終了
その活動で、俺は裏方だったが、Aは前に出るポジションだったんで、
それを見た一回生の女の子のなかには、明らかにAを狙って入ってきてる子もいた
別にジェラシーとかじゃないんだからねっ
それはともかく、Aは女の子苦手と言いつつうまくあしらってた
もともとの趣味が女の子っぽいことなんで話が合うんだと思う
新しく入ってきたやつらってちょっと前まで高校生だった感丸出しで、
そういえばAも入ってきたときはぼーっとしてる感じだったな、とか思い出した
野球好きの女と俺とA、あと後輩何人かと野球見に行ったりもした
Aはそもそもスポーツに興味がないんだが、用事がなければきてくれる
観戦メンバーには女の子が何人かいて、Aを狙ってる一回生の女の子もいた
Aを狙ってる子のことはBにするね
Aが来れなかった観戦のあと、居酒屋でだらだら野球話してた
野球の女が、Bちゃんって誰が好き?とたずねた
話の流れからして、チームの誰を応援してるか、って聞いてたんだが、
Bは聞いてなかったのか、ちょっと間を置いて、Aさんが……と言った
はい、会場大盛り上がり
違うって選手で!!と野球が突っ込み、Bはヤダ恥ずかしいーと隣の男をガンガン叩いた
わかって言ってんじゃねえだろなブスが、と思った
いやいやあいつ同性愛者だし!と言いそうになったが自爆はいかん
なんか居酒屋の喧騒が遠く感じた
今日はあんまり飲まないようにしようと思った
どこが好きなの、とか、A目当てで入ったの?とかBへの質問責めが始まった
新入生の初ロマンスってみんなやたらと張り切る
俺君がAと仲イイからいろいろ教えてもらいなよ!みたいな空気になり、あんまりそういう話しないけど好きな人はいるんじゃない?、とか言ってその場を切り抜けた
周りの、協力してあげよう!みたいな感じが重かった
その日はAの家に泊まる予定だったんだが、下手に言うとついてこられそうな気がした
デーゲームだったので電車があり、予定を変えて家に帰ることにした
Aに今日は行けないってメールしたら、すぐに返信
と思ったら野球だった
野球の女は元々コイバナとかそんなにするタイプじゃなくて、BがA目当てに野球見に来てるのもああいうの好きじゃない、とは言ってた
それ言ったらAも俺が誘うから来てるだけ、みたいなとこあったけどその時送ってきたメールは、どうでもいいから決着つけてほしい、みたいな内容だった
俺としては何が動機でもいいと思うんだけどね
野球には、Aに探り入れとくからーって返信をしてお気をつけてってメールしてきたAには、しばらく観戦誘わないって返信した
姑息だけどBと接触させたくなくてそう言った
Bがお前のこと好きだって言ってたからとは言えないし、そういう言い方になった
電車のなかで何度か着信があり、家に着いてからかけなおすと、
Aは全面的に悪い方にとってた
まあぐちゃぐちゃ言い合いになって、最終的に、
Aは野球の女と俺の仲をまだ疑ってたってわかった
それはない、じゃあ俺との事野球女さんに言えますかって問答があり、
ちょっと考えてしまった
考えている間に電話は切れた
俺が何をしたって言うんだろう
基本的に言葉が足りないとは思うけど
いかにもな青い春で読んでて楽しい
しかし1はずるいなw Aがかわいそうだ
>>90
今となってはお恥ずかしいばかりで
ずるいというか臆病だったと思う
かわいそうなことをしたと思うけど俺だっていっぱいいっぱいだったんだ
まあ言い訳ですけどね
で、翌日学校の食堂で再会
ふつーにふつーにって思いながら挨拶したら明らかにツンツンされたので
敢えて正面に座ってやった
そこにサークルのやつらがわらわらやってきた
Bもいた
イライラした
なんなんだ俺は
俺はできるだけ爽やかさとさりげなさを心がけながら
お前って好きなやついたっけ?と聞いてみた
Aははあ?って言ってカレーうどんを食べるのをやめた
おお、怒ってんな、とか思いながら俺はBを見た
Bは下向いてて、他の一回生はきゃあって感じだった
ここで、俺って言われることはないと思ってたし、
言われたら言われたでそん時だしとか思ってた
別のパターンは考えてなかった
やけになってたというか、勝手ながらAが怒ってることに対してイラついてた
面と向かってケンカとかしたことなかったからね
振り返って思ったけど俺がされたらキレてる
Aは、あれえ言ったことなかったですっけ?いますよーって
俺のほかのやつらも、何だよ言えよーみたいなへんな盛り上がり
言ってもわからないと思うんでーとかいいながら、Aはすっごいこっち見てた
今思い出しても怖い
自分がきっかけつくったのにその場から逃げ出したかった
誰だ誰だってなり、年上ですよーとか言ってた
俺は周りと一緒になって、そうかそうか!頑張れよ!とか言ってた
彼の頑張りについては身をもって知っているんですけどね
その間俺は、終始Bには気付かないふりをしていた
とんだ卑怯者
で、授業終わった後にお呼び出しかかったんで、Aの家に行った
わあ、怒ってるうって思った
部屋入ったらAは正座で趣味の作業をしてて、俺を見ないで、
学食でのあれは何なんですかと言ってきた
俺はひたすら謝罪してた
Aは謝らなくていいから説明してくださいみたいな感じ
言い訳が思いつかないけどBのことは言っちゃだめだって思ってた
Aは作業をやめて、言ってもいいなら俺さんと付き合ってるって言いたいって言い出した
でもそれは俺さんが困るだろうから我慢しますって
俺もバレたくはなかった
周りの目とかが気になるとか以前に、普通でいたいって感じだったと思う
カミングアウトしてしまったら戻れなくなるって感じだった
要するに俺は自分のことしか考えてなかった
でもAは、俺が困るからって言った
それが申し訳なくていたたまれなかった
俺のが一年多く生きてるのにね
>>100
どうなんだろうね
今となってはあの時考えてた普通が何なのかよくわからない
何日かAの顔は見なかった
俺は部室にも顔を出してなかったので、学校に来ていなかったのかどうかも知らない
何日かして、俺は野球の女と同回の男に拉致された
ラウンジで、Bの前でなんであんなことしたの、みたいなことを言われ、
俺はすっとぼけた
どうなってたかというと、Bの前であんなこと言うなんてデリカシーない、って
一回生女子の一部が俺を批難しているらしく、セクション決めに支障を来たしているらしかった
BがAを、ってのは野球が知ってて、食堂には同回男がいたんで話が繋がったらしかった
聞きたがったのはお前らだろ、みたいなすごい身勝手なことを思った
公私混同甚だしい
まあ俺もそうかもしれないですけど
ただAに好きな人いるか聞こうとしたらたまたまBがいた、ってことにした
俺はただの卑怯者です
次のサークル活動ではその2人が中心で進めることになっていて、
揉め事とかやめてほしいと言われた
勢いで、じゃあ俺辞めるわと言っていた
そしたら罵倒されました
今思い出しても青春だね
Aは怒ってたんじゃなくて、俺の軽率な発言に傷ついてたんだと思う
付き合ってるような感じになって半年も経ってなくて、
俺は好きだとか言ってないし、ただあっちに翻弄されてる気分になってたけど
AはAで、俺とは別の部分でしんどかったんだろうと思った
俺はとにかく、魔が差した、暴走した、ほんとに悪かったって謝ってた
Aはどう受け取ったのかわからんけど、落ち着きたいので今日は帰ってください、って言った
ここで話さなきゃ終わると思ったけど、俺はすごすごと帰った
帰り道で、ごめんなってメールをしたが、返信はなかった
野球の女は、お前の立ち位置はお前しかやってもらえない、活動できないと言ってくれた
同回男は、そんな簡単に辞めていいのか、2年間のお前は何だったのかと言ってくれた
めんどうかもしれんが、フォローするから最善を尽くせよ、と言われた
同回男、地味で真面目な男なんだが、実は熱くていいやつ
この2人だけじゃないけど、同回生とは今でも仲いい
就職活動始まるから、全員一緒にできるのは実質あと2回しかなかった
それを思ったら涙が出てきた
恥ずかしい話だが
で、どうしてあんなことになったのかの説明を求められ、
俺は言ってしまった
Aの我慢を踏みにじる行動だったかもしれないが
BがAを好きだってあんじゃん、あれ、俺もなんだよ、と
2人はなんでか、俺がBを好きなんだ、ととらえたらしく
あー、失恋おめでとうみたいな感じの反応をされた
違う、俺がAをすきなんだよ、って訂正した
俺は頭を抱えて沈没していた
頭上からへ、へえー……って音声がステレオで降ってきた
なんか拍子抜けした
野球はそうきたか、そうきたかー、ってつぶやいてた
同回男は、でもお前元カノと付き合ってたじゃん、とか、いろいろ言ってきた
いやまあ基本は女がいいんですけどもとかごにょごにょ言ってて何を言ったか忘れたけど、同回男は、人それぞれだから頑張れよ、と応援してきた
野球は、ずっとそうかーって言ってた
付き合ってる感じ、までは言わなかった
それはAに聞かなきゃ言っちゃいけないような気がした
同回の2人に話せたことで気が楽になりました
ひとりで楽になっていいのかねって感じだけど
俺はその足でAのアパートに行って、もらってた合鍵で侵入した
土下座して詫びる所存で
Aは部屋にいなかった
夕方まで体育すわりで待ってたらAが帰ってきた
俺を華麗にスルー
趣味の作業をしだしたので、俺は正面に座って、話したいことがある、と言った
Aは作業の手を止めて、聞いてくれた
野球と同回男に自分はAが好きだっていう話をした、と言った
Aはびっくりしてた
もうめんどうなんで省かずに全部言った
お前を好きな子がいて、探ってこいって言われて、カッとなってやりまして
それで揉め事になってて、ばらしてしまいました、ごまかしててごめん、と
Aは、俺さんはそれでよかったんですか、って聞いてきた
俺は、正直楽になった、って言った
Aはそっか、って言って、俺さん俺のこと好きなんですね、って言った
そん時に、そんなに不安にさせてたんだなあって気がついた
野球はどういう展開だよって言ってて、同回男は話聞いてそうだろうなって思ってたって反応だった
ま、その時点で片思いだったら誰にも言えなかっただろうと思うよ
がんばれ!
>>112
ありがと
この幸せ者
>>113
ほんとそう思う
同回男は就職で別地方行ってしまったんでなかなか会えないけど
野球とは今でもシーズン一度は野球見に行ってる
畜生1が書き終えるまで寝れねえwww
>>110
遠慮せず寝てくれて構わんよ
もうたいした話はないんだが今日最後まで書けるかは自信ない
電話してる時、Aにも代わってもらった
Aは野球とは結構話してたけど、同回男とはそれほど仲良くなかったんで、
姿勢を正してこれからもよろしくお願いしますとか言っていた
横で聞いてて、俺は顔から火が出る思いだった
で、まあその後はお決まりのコースなわけなんですけど
狭い風呂一緒に入って、洗いっこみたいにしてイチャイチャした
なんかえらいかみつかれた
元カノにも噛み付かれたことがあって、それで恥ずかしい思いをしたことがあったんでやめろあとつけんのはやめろとか言ってじゃれてた
結局、肩のとこにはついた
見えないとこだからいいけど
結局最後までAの噛みグセはなおらなかった
風呂上がってまたじゃれて、
好きだって思ってはいたけど、やっぱりいざって思うと構えた
ありがとうって言われたのが嬉しかったなあと
そういう感じ
積極性にほれる
>>115
んなこたあない
素直なのは今だからっていうか、当時はめんどくせーやつだったんじゃないかな
あとはこの時必死だっただけ
書いてるうちに日付変わっちゃいましたが俺です
こっからどう書いたらいいんだ
そしてまたサークルの女子からの村八分が始まったが、
今回は同回生が中心じゃないので割と平気だったし、
活動が進むにつれてひりひりした空気は緩んでいった
ただ、Bに対してはどう接していいかわからなかった
結局Bとは卒業までろくに接触してない
俺のセクションには一回生の男子がついた
お前に俺の2年間を叩き込んでやる、って思って
すげー頑張って教えたし、そいつもついてきてくれた
Aは前回と同じセクションで、もうやだとか無理とか言いながらも頑張ってた
たまに俺のとこも手伝いにきてくれた
俺が一回生と仲良くなってはしゃいでんのが面白くないって拗ねられたこともあった
そういう日は自販機行こうぜーって誘って、死角でちゅっちゅしてた
部屋には誰かしら来るから、夜はなかなか2人になれなくて、
昼間にサボって帰っていちゃついたりしていました
恥ずかしいやつらだね
ホント気持ち悪いわ。
>>119
ごめんな
夏はAが俺の家に来たこともあった
客間で並んで寝かされて、なんもできねーなーとか思ってた
Aが帰省するときは、駅で、ちょうど一年前かーって言ってみたら、
Aはあああああって叫んで、もうそれは忘れてって言ってた
この頃、2人のときはやっと敬語じゃなくなった
あと、名前にサン付けで呼ぶようになった
2人のときだけでも名前で呼んでいいかって言われて
別に人の前でも変じゃないだろって言ったけどすごい気にしてた
でもうっかりみんなの前で名前で呼ばれたことがあって、
本人うわああ、って顔してたけど、別にみんな気にしてなかった
お互いそこんとこは妙に臆病だった
野球と同回男はわかってくれたけど、みんなが理解してくれるとは限らないし
>>119
んじゃレスしないで寝れ
>>127
いいよ、立場が違ったら俺も思ってるかもしれん
そういう感じでまた一年過ぎた
俺はゼミと就活で忙しくしてて、Aはサークルでも頼られるようになってた
Aの家に訪ねてくるやつが新しくなったり増えたり減ったりした
洗濯物の中に知らないやつのパンツがあったりもした
隠そうとしてたら疑ったかもしれないが、隠し立てしなかったので気にしなかった
なんとか内定もらえて、3回目の夏がきた
妹が妊娠した
妹はまだ大学入ったばかりで、その頃は家のなかが殺気立ってた
相手は中学から付き合ってた相手で、いずれ結婚するんだろうって思ってたが
早すぎるって親父はキレてたし、母親は毎日ため息をついてた
祖母はずっと、母親に、育て方が悪かったと詰った
相手と親御さんが来て頭を下げられた
妹は休学して産むと言ってきかず、散々説得したが、女って頑固だね
でも学校と掛け合った結果、入籍するなら退学ってことになった
無理してお嬢様学校はいるからだ
相手は専門学校で、とにかくしっかり卒業して、早く自活させるってことで話がまとまった
そう決まった日、祖母が俺に、あんたはまともに生きなさいね、と言った
俺は普通についてまた考えるはめになった
>>125
純粋なんかね
まとも=幸せじゃないしな
>>126
今はほんとにそう思う
よくわからないけど、1には書き込んでくれてありがとうって思ってる
>>128
いえいえ、こちらこそありがとうございます
>>129
ありがとう
そんなに面白い話じゃないけどね
妹はまあ、今も幸せそうだから結果的にはよかったかな
甥っ子もかわいいよ
生意気になってきたけど
結局それがきっかけになって、俺はAに会うのが怖くなった
好きは好きっていうか、まあ好きとかあんまはっきりとは言わないけど、
一緒にいるのが楽しいし、くっついてたいんだけど、
側にいても俺は上の空になることが多くなった、と思う
いたしてる最中に、急にやめようって言ってしまったり
言われたほうがどんだけ切ないかわかるのに俺ひどい
悲しいことに、この頃のAがどんな顔で俺を見てたのか覚えてない
ただ寝顔しか憶えてない
抱きまくらみたいにされてる時は安心だった
とにかくすげー不安定なまま何ヶ月か過ぎた
妹の腹が膨らんできて、両親も祖母も、生まれてくる子供を楽しみにするようになった
最初は気まずそうに通ってきてた義弟も、だんだん家族って感じになってきた
このままだったら俺は家族にこういう顔させらんないんだなって考えるようになった
好きでもいっしょにいたらいけないことがあるんだとか考えるようになった
A自身は、妹の顔も知ってて、妊娠も祝福してくれていた
出産祝いを考えてくれてたりした
それは今思い出しても申し訳ないっていうか、なんか言葉にできん
冬になって、突然同回男に呼び出された
Aと何かあったのかって言われた
俺はAのことはどっちかっていうと同性の同回男よりも野球に話すことのが多かったので意外だった
俺は家のことと、祖母に言われた一言がひっかかって悩んでることを話した
同回男は、そんなもんなのか、と言った
そいつが頑張れって言いたかったのはよくわかった
でもほんとその時の俺は弱くて仕方なかった
泣くなよと言われて、ああ、泣いてんなあって思った
泣くほどなのに踏ん張れなかった
それからまた何日か、俺は悩んでた
いやずっと悩んではいたんだけど
多分一週間くらいぶりだったと思う
金曜日にAの家に行った
Aは変な顔せずに、いつもどおりにおかえりって迎えてくれた
おかえりってすごい破壊力
飯食って、だらだらして、明日映画に行こうって話になった
映画館調べて、順番に風呂入って、何もせずに一緒に寝た
翌朝、学生証持ったかーって確認して、Aの家を出た
映画館に着くまでの間、Aは就活のことをずっと話してた
俺は何も言わなかった
映画の内容は頭に入ってこなかった
Aはあれこれ言ってたけど正直きいてなかった
どう切り出そうか考えてた
俺が普通の顔できてんのかどうかもわからなかった
映画館を出て、スタバ入った
なんかこんないこと憶えてて自分でも気持ち悪いけど、
Aはキャラメルマキアートが好きだった
甘すぎるって言ったら甘いのがいいんだと言ってた
スタバのなにがうまいのか今でもよくわからん
できるだけ隅っこの席とって、しゃべりながら飲んでた
Aが黙ったときに、もうこういうのやめようって言った
Aは、俺さん、今日ずっとそれ考えてたんだねって言った
顔を上げるとAは笑ってた
俺はどんな風に見えてたのかなあ
情けない
そのままお互い黙ってて、飲み終わって、店を出た
駅で、実家方面の路線にむかおうとして、
部屋のもんいつ取りにきますか?捨てとく?って言われた
今から行っても迷惑じゃないかときくと、
いいよ、って言われて、そのままAの部屋に戻った
部屋戻って、淡々と荷物をまとめた
Aも手伝ってくれた
服とか教科書とかさんざんおきっぱなしにしてて
俺がいない間、Aがどんな気持ちで見てたのかなあと思ったらつらかった
気がついたら夜になってた
まだ電車はあって、自分から別れようと言い出したくせに、俺は帰りづらくなってた
Aが最後のご飯って言いながらぺペロンチーノつくってくれた
2人で並んで、黙ってテレビ見ながらもくもくと食べてた
並んでるうちによっかかってた
顔を見てたら口づけされた
塩っ辛くてにんにくくさかった
そんでいつの間にか2人とも脱いでいました
なんか流されたのか流したのか
途中、最後がこれじゃ引きずるだろって抵抗を試みたんだが、
どんだけでも引きずればいいじゃんって言われた
結果、俺はこのザマです
もうこれ以上くっつけんなあと何度か思ったがやめなかった
一晩中くっつきあってて、ぼーっとして
俺はこのまま死ぬんじゃなかろうかと思ったりした
朝がきて、俺はまだ生きてた
気をつけてと言われて部屋を出た
もう行ってらっしゃいとも言わなかったし、何もしてこなかった
最後まで別れる理由も聞かなかった
言い訳もさせてくれんかったな、と思った
無心の状態で家に着いて、俺は眠った
目が覚めたら月曜日が来ていた
俺がホモだった頃の話はここまでです
それから、俺は学校もないし、サークルもないんで、
卒業式までだらだら過ごした
野球がキャンプ見に沖縄行こう!って言ってきたので、
やつの友達も一緒に見に行ったりした
その途中で俺は、野球にAと別れたことを話した
野球はAが好きだってことを話したときと同じ、そっかそっか、とか言ってた
そんで卒業式と追い出しコンパ
Aはスーツ着て来てた
おめでとうございますって言われた
ありがとなって言った
2人で写真撮った
肩組まれて、俺は首筋がぞわぞわした
追いコンは新歓と同じ店だった
喫煙所で煙草吸ってたらAがきて
ちょっと俺さんお借りします!って外に連れて行かれて
おめでとう、さようならって、ちゅってされた
俺とAはそれがほんとに最後
>>142
ありがとう
>>143
ぬかったな!
>>144
あとがしばらくつらいからおすすめはしない
もうちょい
まとまりないけど
俺がなんでこんなことをだらだら垂れ流そうと思ったかっていうきっかけ
Aは先日結婚した
相手は職場の元同僚とかで、年上のきれいな人でした
俺は最初、式にも二次会にも呼ばれてなかった
ていうか結婚することも知らなかった
後輩とか野球の女と飲んでる時にその話が出て知った
野球があばばばばって顔してたのが笑えた
知ってたけど俺に言っていいのかどうかわかんなくて、と言ってた
後輩たちが俺さん知らなかったんですか!って言うので、
知ってたけど日程は知らねえとか適当に合わせた
そのあと、野球がAの新しい連絡先教えてくれて、
5年ぶりくらいにまともにしゃべった
二次会とかであいさつはしてたんだけどね
緊張で喉からからwww
で、聞いたよおめでとう、先越されたわーとか言って、
なんか俺お前の式にいないと不自然らしいよって言ってみた
Aは笑ってて、来てもらえるなら嬉しいです、って言ってくれた
どんな人かとか聞きたかったけど、あんまりしつこいのも怖いんで切った
何日かして、招待状が来た
挙式から参列することになってた
複雑な気持ちだったけど、Aの大事な人の一員になれたことが嬉しかった
それが建前でも俺は嬉しかった
前日に結婚式のあるとこの近くで宿泊した
野球と同回男、あと他の同回生も一人来ていた
うちの回は全員はいなかった
まあ先輩だし人数多いからね
そんなメンバーで飲んでて、俺とAのことを知らない一人がトイレに行ってる間に
野球が、お前明日泣くなよって言ってきた
泣くかバカとか言ってた
そんで当日、同回男ともう一人と会場で受付
その辺に立ってたらAの家族に初めて遭遇
当たり前だけど、Aにも家族がいるんだなって思って
何ていっていうのかわからんけど、
こういう晴れがましい気持ちにさせてんだなあって実感して
もうちょっと泣きそうになった
おばあちゃんが、ありがとうねって言いながらしわしわの手で握手を求めてきた
Aはおばあちゃんっこだったことを思い出したりした
邪魔したら申し訳ないけど1は今独り身なの?
>>147
社会人なってから何人か付き合ったけど結婚しようとは思わなかった
今は彼女なし
挙式は普通に進行
俺に泣くなと言った野球女は挙式の時点で泣いた
で、披露宴
挙式には参列してなかったもっと下の後輩とかも来て余興で歌ってた
同回男が余興に参加して歌ってたのが意外だった
キャンドルサービスで近くに来た時に、
Aは俺に向けてくしゃって顔をしてきて、俺も返した
その時ちょっと泣けてきたが、気合で我慢した
なんかぼやけてきれいだなって思っていた
披露宴終わって二次会で、野球女からあんたよく我慢できたねって褒められ、
同回男からは、まあ昔のことは昔のことだよねって言われた
事情を知らないやつはいや俺は泣いたよおって言ってた
まあほんとは俺もちょっと泣いたんだが
よく下衆野郎が新郎の家族と何食わぬ顔で挨拶したもんだ。
知らなきゃいいのか?
バレてないからってよくもそんな気になったもんだ。
>>151
俺が下衆野郎なのは認める
新郎の思い出パートに、俺との写真もありました
ああ、もうほんとに思い出なんだって思ったよ
泣きはしなかった
ま、こんな感じで終わりです
卒業してからずっとAのことでもやもやしていて、
俺はどうしたらよかったんだろうって時々考えてて、
Aの結婚式に至っても、複雑なような嬉しいような、色んな気持ちになりました
自分の気持ちをまとめたくてスレを立てました
不愉快な人もいたかもしれん
それはすまん
未だに、Aと別れたのがいいことだったのかなって思ったりする
これ書き終わっても、未だに考えてる
なんだかんだ言っても、性別を越えて好きになってくれたAは俺にとっては特別だった
俺は付き合ってる間、Aが俺のこと好きなんだと思ってたけど、
書いてみると俺もかなりだった
終わったことだが恥ずかしい
これから男を好きになるってことは多分ないと思うけど、
次に誰かを好きなったら、もっと自分に正直になろうと思います
それが難しいんだけどね
お付き合いありがとうございました
次は1の番だぞ
いま追いついた
1さん吐き出してくれてありがとう
すごく感動した
人間のドラマを見せられたよ
Aさんもおめでとう
そして1さんもこれから幸せに!
1も幸せになりますように
吹っ切るってか忘れるって殆ど無理だもんな
1も良い出会いがありますように
なにがまともで正義で成功なのかはわからないけど、居心地のいい相手と笑顔でいられる家庭をつくって欲しい。
しあわせ=笑顔だよね。
幸せになってね。
同性愛も世間に認められるようになればな……
個人の恋愛なんて他人が決めることじゃないんだぜ
とてもいい話が聴けた、応援してるぞ
幸せになれよ
いつかお互い良い思い出って言えるようになるといいな
なんかのきっかけで暴走するようにそういう事になるのかな?とか、今まで思っていましたが、
異性との関係とそんなに変わらない心の動き、葛藤みたいのを経て、意外と自然な感じなんですね。
書いてくれてありがとう!なけました。(´;ω;`)
良かった!全部よんだ。
自分も両方付き合ったことあるけど、愛の形なんて人それぞれだよね。
素直にならなきゃいけないなぁって思ったよ。
1さんが幸せになりますように。
俺はこの頃のこと思い出して書いてる間泣けなかった
ぶり返したり恥ずかしかったりしんどいとかはあったけど
なので、泣いたって言ってくれる人がいて、
なんかちょっと助かった気持ちになりました
俺多分泣きたかったんだなあ、いい年して
それじゃ、お付き合いありがとう
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結局Aに翻弄されて同性愛に片足突っ込んだせいで自分の立ち位置がわからなくなった結果
いまは独り身になってる報告者が気の毒な話としか読めない
同性愛要素抜きにしても、自分にも覚えのある若さ故のもどかしさに胸をくすぐられる、良い物語だと思う。
関係を終わりにしようと告げられた時に理由を問い詰めたりしないAの背景に、おそらくは1よりも長く同性愛者であることを自覚して生きてきた経験が想起されて余計に切ない。
私はストレートですが、極上のラブストーリーを読ませていただいた気分です。
こういう物語が「同性愛の話!!」ではなく、「ちょっと珍しいラブストーリー」として受容されるような世の中になることを願います。
同性愛が治るとか治らないとかはない
病気じゃないんだし、同性愛の人に失礼
おそらく1もAもバイセクシャルなんだと思う
なんだろうね、フった側の1が未練ありまくりで切ないね
一生忘れることが出来ない恋かぁ
そんな恋しないまま結婚してしまったな
1に幸あれ
8年前の価値観にしても酷いわ。今こんなのまとめるなよ
バイで揺れ動いてる男だけどめちゃくちゃ泣いたわ。単純に読み物としても、1人の過去語りとしても、すっごい揺さぶられるなあ……。ほんと、書いてくれたことに対して物凄く感謝を述べたい。まとめてくれた管理人もありがとう。