ヤンキーがオタクの襟を掴んで殴ろうとしていた。俺は「おいおいやめろ」とオタクを背中に庇うように二人の間に立った。

流れを変えるために俺のプチ武勇伝でも語ろう

某駅での武勇伝（？）

某オタクの聖地駅で電車からホームに降りた俺の背後から、何かが駆け抜けていった
それは二人の男で、俺を追い抜き、そこで倒れこんだ
組み伏せられた男はオタク風のダサい髪形した若い男
オタクの襟をつかんで押し倒し、今にも殴るぞ、的なポーズをとっている男は小柄なヤンキーといった感じ

俺の目の前で展開されたそれに、俺はほぼ条件反射で「おいおいやめろ」と二人を引きはがした
二人を立たせ、俺はオタクを背中にかばうように二人の間に立った

体を張って未然に喧嘩を止めた所が、俺の武勇伝

しかし、この話には続きがある
最初オタクを睨んでいたヤンキーだったが、ふと笑顔になり
俺に向かって「失礼しました」とさわやかに挨拶して去って行った
それに対して、俺の後ろに隠れてるオタクは「俺のせいじゃない」的なことを言いながらブツブツ・・・

あれ？ヤンキーのがいいやつじゃね？
オタクはお礼すら言わなかったし・・・
ちょっとスーッとはしない話でしたｗ