幼稚園児の時、お昼寝の時間に同じ組の子が 「このBB弾預かってー」と言ったので預かった。何を思ったか、自分は鼻の穴の中にBB弾を入れてしまい…

幼稚園児の時の話。
自分が幼稚園児の時、公園へ散歩に行く時、
落ちているBB弾を拾うのが流行っていた。
自分もそれに興味を持っていたが、いつも見つけられなかった。
そんなある日、お昼寝の時間に同じ組の子が
「誰かこのBB弾預かってー」と言った。
彼のパジャマにはポケットがなかったのだ。
これはBB弾を触れるチャンスと思い、自分は預かり役を買った。
しかし預かったものの、自分もパジャマにポケットが無かった。
どうしようかと鏡を見ると、何を思ったか、自分は鼻の穴の中に
BB弾をしまった。満足した自分はBB弾を再確認しようと、
鼻の穴に指を入れた。しかし、BB弾は出てくるどころか
ますます奥へ入ってしまった。
先生に言ったところ大騒ぎになり、耳鼻科へ連れて行かれた。

　それで思い出した俺自身の話。
鼻水を吸い取るスポイトみたいのがあるじゃん。小学校の頃、あれが使ってみたくて仕方がなかった。
風邪は引くんだけど、そう言うときに限っていつもどこにあるか探せずになんとなく悲しい思いをしてた。
そんなある日、ついに風邪とスポイトの両方が揃った。大喜びした俺は、早速スポイトを鼻に挿入してプッシュ。
そして しっかりとその機能が果たせることに更にいい気になった俺は、なんども抜き差ししながら鼻をすっきりさせようと頑張った。
でも、何回かやっているうちにまた鼻が詰まってきた。おかしいと思ってみてみると、なんと異物が鼻の中に。
「せっかくすっきりできると思ったのに」
とがっかりしながら親と一緒に病院へ。そうして先生が俺から取り出してくれたのは、俺が一生懸命使った器具のいわばキャップの部分。
あれって鼻の外で空気を抜くんだということを身を持って体験した１日だったよ。