彼氏に無理やりホラー映画に連れて行かれた。上映後、上機嫌で感想を語る彼に「怖くて見れなかった」と言った瞬間…

私の人生の最初で最後の彼氏が、1人でどこにも行けない人だった。(ラーメンとか、立ち食いそばでさえ誰かと一緒でないと入れない…)
ある日、映画に誘われたけど、それが「バイオレンス・ボイジャー」っていうホラー映画だった。
ホラーが苦手な私は断ったんだけど、元彼はどうしても見たいのだ、と譲らなかった。
私は本当にホラーが苦手(向こうもそれを知ってるはずなのに…)で、絶対に見たくなかったのだが、遂には土下座までされてしまった(家の中などではなく、土足の場所にも関わらずだ！)。
その時点でかなり冷めていたのだけれど、そこまで言うのなら、と一緒に見ることにした。
その作品は劇画の紙芝居のような作風なのに、本当に怖い映画だったので、私は画面を直視できず、ほとんど内容は把握できなかった。
上映後、上機嫌で感想を語る元彼に、怖くて映像を見れなかった、と言った。
それに彼は激怒した。
もったいない。何のために連れてきたと思っているのだ。そう捲し立てられるように言われたので、私も無理矢理連れて来られてそれは堪らぬと反論したが、聞き入れてもらえなかった。
結局、その日で彼とは喧嘩別れとなった。
後で話を聞くに、映画デートの後、2人で感想を語り合う」という事をしたかったらしい。
取ってつけたようにケーキを持ってきて謝罪をされたが、それを見ても少しも心が動かなかったのでそれっきり。

映画関連で私も書かせてください
何回か2人で遊んでてそろそろ付き合うかもって雰囲気があった男性と映画観に行ったときのことです
本編始まる前の予告がひとつ流れる度に男性が感想言ってきたのが嫌だった
私が観たいと言ってた公開前の映画の予告で「あ！観たいって言ってたのこれだね」
漫画の実写映画の予告で「これ原作気になってるんだよね読んだことある？｣
続編モノの映画の予告で「これ1面白かったよ、見た？」
テレビドラマの劇場版の予告で「ドラマ見てないからわかんないや、見たことある？」
沈黙を避けたいのか会話で盛り上がりたいのか元々誰かと映画観たら喋るタイプの人なのか知らないけど、鬱陶しかった
そして
首を横に向けて私に感想言う→首をスクリーンに戻す→次の予告が流れると首を横に向けて私にまた感想言う
このいちいち首を何回も向けたり戻したりする動作が隣から見ててすごく気になった
やっと本編が始まった後も、「なんだか隣にこの人いるの嫌だな」という気持ちが拭えなかった
映画そのものはすごく面白かった
ラブストーリーで、ヒロインと結ばれるキャラが私の好みど真ん中でますます隣にいる男性への気持ちが冷めていった
映画を観終わった後、良かったねーと感想を軽く言い合ってると男性が
「ぶっちゃけ期待してなかったけど面白かった！」と言った
この映画をチョイスしたのは私
それを「期待してなかった」なんてと、イラついた
普段ならそんなこと言われても全然気にしない
そんな些細なことでイラつくなんて、私は決定的にこの男性のことが無理になってしまったんだと思った
それきり連絡を取らなくなった
後日1人で同じ映画観に行ったくらい、本当に映画は本当に良かった