友達「親の財布から金抜いてるって本当？Aが言ってた」→幼馴染のAを呼び出したら「ちょっと大袈裟に話しただけだよーそれくらいで怒ったの？」と言われて…

高校の時の友やめ話。 
社交的で友達の多い幼馴染（以下Ａ）の紹介で知り合った友人達とおしゃべりをしていた時、 
友人Ｂが衝撃的な質問をしてきた。 
「（私）って、親の財布から金抜いてるって本当？」 
……は…？ 
思わずﾎﾟｶｰﾝとしていると、他の友人達も
「ああ、そんな話聞いたことある」と言い出す。 
当たり前だが私はそんな事していない。無実だ！ 
潔白を訴えつつ、誰がそんな噂をしているのか聞いたところ、みな
「Ａが言ってた」と言う。 
慌ててＡを呼び出し問い質すと、衝撃的な事実が発覚した。 

Ａいわく、
「（私）が小学生の時、お遣い行ったらお釣りをお駄賃でもらってたでしょ？
それを『ちょっと大袈裟に』話しただけだよー」
「だって（私）のエピソードって受けがいいんだもん」
「面白いって言ってもらえるんだからいいでしょ？」
一瞬、思考が飛んだ。
Ａは元々、話をやや誇張気味に言いふらす傾向があった。だけどまさかここまでとは。
そしてそれよりも、十数年間友達だと思って過ごしていた裏でそんな風に言われていたこととか、
Ａの話を半分でも鵜呑みにしかけてた他の友人達への不信とかで頭が一杯になって、涙すら出なかった。
「あ、そうなんだ…」と言ったきり黙った私の様子を見て、さすがのＡもやっと己の失言に気付いたが、
「それくらいで怒ったの？やだなーごめんねー。折角外に出たんだからみんなでカラオケいこーよ」
などとぬかしてくれた。もうだめだった。
いろいろあって、今私は地元を離れている。
Ａとは絶賛FO中。
Ａは未だに頻繁に連絡を寄こしてくるがすべてスルー（勿論謝罪は一切ない）。
Ａ繋がりで知り合った他の友人達は、
「（私）と実際に知り合ってみたら想像以上にしっかりした人だったから、Ａの言うことは
信じてなかった。だけどＡの話を黙って聞いてたのは事実で、本当に申し訳なかった」
と謝ってくれ、その後も付き合いは細々と続けている。
だけど正直なところ、彼女らについても私の中では未だにわだかまりがある。

「お釣りをお駄賃に～」のくだりは、親からちゃんと許可もらってのことです。
Aはそれを知ってたはずなんだけどなぁ。
目の滑る文章、ごめんなさい。吐き出さずにはいられなかった…。