「素直な子に育ってほしい」。
子どもに対して、多くの親がこのような思いを持っていると思います。
しかし、親のちょっとしたひと言で、素直どころか、子どもはひねくれて育ってしまうのです。
その原因と対策をお伝えします。
■「ちゃかす子」と「素直な子」。あなたの子どもはどちらですか?
毎年たくさんの子どもと接していると、何か言うとすぐに「ちゃかす子」と、いろいろなことに興味を示す「素直な子」という2種類に分かれることに気づきます。
言うまでもなく、勉強ができ、そして人間としてぐんぐん成長していくのは「素直な子」のほうです。
ところが、子ども社会の中で人気者になるのは、みんなを笑わせる「ちゃかす子」のほうです。とても悩ましい問題だと思います。
例えば算数の授業の中で、私が
「中学へ行くと、整数でも小数でも分数でもない、まったく新しい『ルート』っていうのを使うんだよ」と言うと、何にでも興味を示す子は
「それってどんな数字?」「どうやって使うの?」などの反応を示します。
一方、何でもちゃかしたいタイプの子は
「それって入試に出るんですか?」「今、教わらなくてもいいんじゃないですか?」と少しふざけて言うことで、先生の揚げ足を取ろうとします。
そして、そんなツッコミに周囲が笑う、という展開です。
■親のこんな行動が、子どもに悪影響を与える
いつの時代も、大人の揚げ足を取ったり、先生にツッコミを入れたりする子は、子ども社会で人気者になりやすいもの。
しかし、これは良くない文化です。
だから私は、大人の揚げ足を取ったり、話をおかしな方向に持っていったりする発言については徹底的に注意し、厳しく叱ります。
逆に、純粋な興味、好奇心を示す子については
「そうやって感じられるって、スゴイな」「センスあるな」「すばらしいね」とほめるようにしています。
この「ちゃかす文化」というのは、親の関わり方にも大きく影響されています。
親というのは、本当に無意識のうちに、悪気なく子どもの言うことをちゃかしたり、否定的な反応をしてしまったりしているものです。
例えば子どもが「今日、こんなことを知った」「こんなことができた」と言ってきたときに、つい
「そんなことも知らなかったの?」
「誰でもできるんじゃないの?」
「そんなこと知ってても、社会で役に立たないよ」と言ってしまうことがあるのです。
■「すごいね」「良かったね」と、ポジティブな反応を示してあげる
もちろん、そう言ってしまうお父さん、お母さんに悪気はないでしょう。
日常的なやりとりとして、楽しく会話しているだけですし、子どもを
ちょっとからかうようなコミュニケーションによって、明るい雰囲気をつくっている家庭はたくさんあります。
それ自体を否定する気はもちろん私にもありません。
ただ、せっかく子どもが「こんなことを知った」と言っているのに、それをちゃかす感じで反応してしまうと、同じような反応を子どもが取り始める、ということも親としては知っておいて欲しいのです。
子どもが「何かを学んだ」「何かができた」「がんばろう」と言っているなら、親としては
「すごいね」「良かったね」「がんばってね」と素直に、ポジティブな反応を示してあげればいいのです。
それで子どもが自信家になるくらいで、私はちょうどいいと思っています。
もし、子どもがちゃかす態度を示しているときは、
「なんで??これってすごく面白いよ?」
「こんなことに感動できるなんてすごいよ」と親が素直に感動したり、感心したりする態度を示してあげてください。
>>2でさっそく実例出てワロタ
>>2
逆だな。
茶化すガキは馬鹿なまま大人になるから、結果として社畜にならざるを得ない。
あるいは、社畜にすらなれなくて悲惨な人生を歩む可能性が高い。
親の言うことイチイチ気にして生きてられっかよw
そうやって純粋培養され過ぎるから社会に出てから壊れるんだろ?
例えば子どもが「今日、こんなことを知った」「こんなことができた」と言ってきたときに、つい
「そんなことも知らなかったの?」
「誰でもできるんじゃないの?」
「そんなこと知ってても、社会で役に立たないよ」と言ってしまうことがあるのです。
幾ら自分の子どもでもこんな事言う人見たことないんだが
>>14
自分の親がそういうことしか言わない人だったわ。
他にも「○○のくせに」「生意気」「なんかの間違いじゃない?」とか。
自分の子供には絶対言わないようにと反面教師にしてる。
>>25
俺の親もそんな感じだったわ
そして何しても褒められた記憶無い
でも本人の記憶の中では美化されてて、すごい良い母親してたと思ってるんだよなあ…
ほんと腹立つ
>>83
ほんとこれ
>>18
同意。
ちゃかす人が大半だもんな。
>>26
親以外の影響じゃね
保育園なんて親より長い時間接してたりするし
むきになって、こっちも先んじて調べまくったし
まともに親と会話などしなくなったわ
親の言う通りに子どもはやらねーが親のやる通りに子どもは育つんだよ
興味をもたせたい分野かあるならまず自分がそれを面白いと感じている姿を見せろよ
「蜘蛛の糸」って言って先生に
「売ってるなら持ってこい」って逆ギレされた思い出が。
>>44
洒落が分からない教師だな
芥川の文庫なら売ってるしな
>>56
いや、そっちじゃなくて
「蜘蛛の糸は強靭で、絹よりも素晴らしいからもうじき実用化される」みたいなことを言っちゃったんだよ。
40年近く前の話だけど。
>>70
俺も同じような子供だったから、よく分かる。
教師は、自分の知識は子供のそれより上回っている、という前提で教育指導者の立場を守っているから、そこを突かれると自我崩壊する。
そういうのが小学4年生くらいから理解できるようになって、気を利かせて先生の望んでいるであろうレベルの回答を返答してあげるようにしていた。
日本には何で飛び級が無いんだろう、と日々思っていた。
ウチの子なんて話すら聞いてないから反応するどころか自分のワールドから出てきやしない。
>>69
親が見せなきゃいいのよ
嫌なら見るなとまで言われてんだから
テレビばっか見てたら馬鹿になる
最近あんまり言われなくなったね
素直な心と批判的なものの見方をもった人間こそ伸びる
優しい心をもったサイヤ人みたいなもん
子供心に「馬鹿だ」って思ってた。
茶化す子供がダメだという具体的なデータが無いな。全部ただの主観
主観でいいなら、もっと具体的なNGがある
叱るときに疑問形で叱ることだ
「どうして~~やらないの!」とか「何故こんなことをしたんだ」的なヤツ
叱ると怒るの区別もできてない親は最悪だが、それに近いレベルの酷さである
理由は言うまでもないだろう
親の影響もあるだろうけど、教師にもこういう、頭ごなしにバカにする奴いるよな~
子供に限らず、相手の意見に否定から入るのは、やってしまいがちだが自由な発想を潰すことだ。
うちの親もバカにするタイプだったな
案の定ちゃかす子になったけど
夫は素直な子だよ
親がすごくほめてて羨ましい
なお茶化す子が大人になった進化系は野党議員の模様
いれ終えた茶葉→茶カス
まずもって、子供が親の意図通りに育つと思うのが思い上がり。
思い返すとうちの親は
今日は折り紙いっぱい使って三角形作ったんだよ!面白かった!
底辺かける高さ÷2で面積がわかるんだよ!
みたいな話をすごいね、楽しかったねって聴いてくれた
今の私はそんなんとっくに知ってるしなぁはいはいみたいな態度をとらないとも言えない
なんでこの姿勢を見習えないのか…
そういうのの積み重ねのおかげか新しい知識得るの好きだったし勉強も苦じゃなくて割と優等生だった
大学で詰め込みじゃ歯が立たなくて落ちこぼれた感じだけど