立ったら書きます。
吐き出させてください。
家族構成
5人家族
父(結局種違いだった)製造業43歳
母 43歳
俺17歳 高校2年
次男 15歳 中3
三男 10歳 小4
書きためて無いので遅いです。暇なら見て下さい。
簡単に説明すると、両親に黙って9月後半に自力で
本当の父親探して会って来たって話です。
人には話せないのでここで吐き出します。
暇ならお付き合いください。
質問とかコメは返せるタイミングで返します。
経緯を話します。
うちの家族は自分で言うのも難ですが、凄く仲が良い。
多分両親がラブラブだからその影響を受けてか、
兄弟間の争いとかも少ないし、なんでも話します。
8月後半、スマホの手続きで保護者の捺印が必要だったので
母親の印鑑が必要になった。
俺「ハンコどこ?」
母「あ、私のクローゼットにあるから持ってきて」
言われるがままクローゼットを開けたが見つからない。
まさぐっているうちにノートを発見。何だこれと思って何気無く開くと、
妊婦で腹がでかい母親と知らない男が二人で写ってる写真が貼ってあった。
写真の下に俺の名前と妊娠8カ月って書いてあった。
あ?なんだこれ?と思ったけど、見ちゃいけない物を見た感が半端無かったので
とりあえず仕舞って、印鑑発見、そのまま手続きに。
母親の帰宅時間が遅い日や隙を見計らって度々ノートを開いた。
ノートには細かい字でびっしりその男との事が書き綴られていた。
そこで俺がこの男と母親との間の子供だということを知った。
なんでかって父親に似てるとこが1個も無かったから。
母親にしか似て無くて、昔からお母さん似だねと言われてきた。
そう言われても何も疑問に思っていなかったが、下の弟二人は少なくとも
父親に似てる部分もある。まぁ先祖返りなんだろとか思ってた。
でも写真の男とだと共通点も見つかる。
今まで父親だと思ってた人が他人だと知ってショックだった。
数日一人で悶々としてた。
だってこれ絶対母親が超絶隠したいことだろうし、本来俺は知って良いことじゃないことだろうし。
悩んだ結果、写真の男に会いに行くことにした。
なんか会ったら色々気持ちに決着つくかなと思って。
先月末に大阪へ向かった。両親には話さなかった。
俺の問題だと思ってたから巻き込みたくなかったし、種違いだからって母親を恨んでもいない。
ノートに書いてあった住所を便りにその場所へ向かった。
一応google earthの写真で家があることは確認済み。
でもそこにその男が住んでる確証は無かった。
迷うこと2時間、ようやく目的地へ辿りついた。
玄関回りには植木鉢とか、車が駐車してあったり、倉庫があったりしたので
人が住んでいることは確認できた。
俺はインターホンを鳴らした。
暫くすると60代後半くらいのおばさんが出てきた。
でもおばさんが、「ちょっと待ちなさい!いるかどうか電話するから」と
電話をかけてくれた。俺めっちゃドキドキ。
おばさんが理由を説明し、今から俺を連れてくからあんたそこにいなさいよとのこと。
親切にもおばさんは俺を男のアパートまで連れて行ってくれた。
アパート前には背の高い男が一人立っていた。
緊張と期待で脂汗ぐっしょりの俺。
おばさんが俺を連れ、男に説明。
男は訝しげに俺を見た。名前を聞かれ、俺は答えた。
とりあえずこっちで処理するからと、男はおばさんを帰らせた。
男「お前が知ってることは何」と聞かれたので、俺は母親の名前と、
多分男と母親でしか知らないだろう出来事を話した。
男はそれを聞いて、まぁ中で話そうと俺を部屋に入れてくれた。
>>26
27 有難うございます。涙出てきました。
関西のお笑い番組がテレビで流れてた。
居間に通され、お茶を出されて男は姿を消した。
暫くしてアルバムを片手に戻って来た。
男はアルバムを開いて見せた。そこには産まれてから最近までの俺の写真で
覆い尽くされてた。17年分の俺が5冊のアルバムに収められてた。
しばしその写真に目が釘付けになった俺。
ふと顔を挙げると、男と眼が合った。
日に焼けた顔に、優しい眼差しが胸をついた。
そんとき閃いた。あ、俺この人の息子なんだって
哀しいとか、嬉しいとかなんにも無かったのに、意味も無く涙が流れまくって止まらない。
話したくても嗚咽が漏れるだけで言葉が全く出てこない。
本気で泣くと喋れなくなるのな、驚いた。テレビのはやらせだと思ってたけどマジだった。
男はその間優しく頭を撫でてくれてた。
男「怖い思いさせてごめんな。あまりにも急だったから俺も混乱してて。
この写真は母親がずっと送り続けてくれた物だよ。
お前を見た瞬間すぐ誰かわかったわ。会いに来てくれてありがとな。」
その間ずっと泣いてた俺。初めて会ったのに、凄く懐かしい感じがした。
はっ!!
誰がそんな話で泣くかよ!
やっべ、目から塩水が流れてきやがった
なんか、事情があって別れたんだろうな
男と母親は5年も遠距離恋愛で付き合ってた。
でも母親は結構仕事人間で、あんまり会えなかった。
そのうち2人は擦れ違っていった。
で、母親が俺を妊娠。男は結婚を強要されるんじゃないかって逃げようとしてた。
でも母親は男を見てにっこり笑って、一人で育てるから大丈夫だよって言ったらしい。
その時は無責任にも、責任取れとか言われなくて安心したらしい。
母親と別れて、気楽に過ごしてたある日母親から再度連絡が。
とりあえず会うことになって会ったら、母親が、「最後でいいから写真撮ろう」
って言って、写真屋さんに行って腹に俺がいる状態で写真を一枚撮ったのだそう。
出来上がった写真と、小さな体ででかい腹抱えてにこにこ笑ってる母親を見て、
こいつはなんて頼りないだろう。少し転んだだけで母子共に死んじまうじゃねぇか。
俺が守ってやらなきゃ。俺の子供がいるんだこいつの腹の中にはって思ったらしい。
>>43
俺もそう思います。
>>43
良い事言った。納得だ
でも俺が産まれてからの写真をずっと男に送り続けていたらしい。
男はそれらを一枚一枚大切に保管してきたらしい。
母親と別れてから母親と俺のことは一日も忘れなかったそうだ。
自分の身勝手で招いた事態だし、今まで好き勝手してきた罰だと思って過ごしていたそうだ。
でも毎日俺の写真を眺めて、ずっと会いたいと思ってくれていた。
でも一度母子から逃げ出した自分が今更父親面なんてできない。
何より自分の子供じゃない俺を汗水垂らして必死で養ってくれてる父親のことを思うと
とてもじゃないが会いになんていけなかったそうだ。
>>47
これからちょくちょく遊びにいったら?
もうそう言うことがわかる年齢だし
落ち着いてかかお母さんにも言ってみたら?
男も年を取って今は55歳になった。
若い頃と比べ自分の状況も取り巻く環境も変わって、俺の存在を励みにして
今まで生きてきたそうだ。
もう一生会えないだろうと思ってた矢先、俺が会いに来たということだった。
一通り話終えて、「頼りない父親で本当申し訳ない。あぁでも、立派に育ったんだな」
って言って男も涙を流した。それを見てまた俺も泣いた。泣いてばっかだな。
>>48
はい、そのつもりです。母親にはすでにばれてます。
>>48
これから会いに行く前に話をするべきだろ
黙っておくのは今まで育ててきた父親に対して失礼すぎる
お互い落ち着く頃には夜になってた。
日帰りのつもりだったから帰ろうと思ったら、今日は泊まっていけとのこと。
スマホを見たら母親と父親から着信の嵐。サイレントマナーにしてたから気づかなかった。
慌てて母親にかけ直したら、捜索願いを出しに警察署にいるところだった。
わたわた話してると男が俺からスマホを取り上げ母親と会話した。
色々話してから、「いいってさ」と許可をもらったので一泊した。
母親との思い出や、俺のこと、とにかく夜も眠らず色んな話をした。
お互いの連絡先を交換し、また会おう、と駅まで送ってもらい無事帰宅。
両親にこってり絞られました。
>>50
そこなんですよね。父親に打ち明けるかどうかまだ決めかねてます。
俺も自分勝手だってわかってるんですけど、今の家庭状況を壊したくないんです。
高校卒業して働くので、父親にはそれで今まで育ててもらった分恩を返そうと思ってます。
>>51
恩なんて返そうと思わないんでいいんじゃないか?育ての親は悲しいと思うぞ
以上、俺の体験談はここまでです。
こんな俺の話しを見ていてくれた人に感謝します。
一人じゃないんだって思えました。有難うございました。
>>52
でも世界一周旅行プレゼントする約束はしてあるので、それは成し遂げたいです。
>>53
おつ!まだ高校生でこの事実は衝撃だったと思うけどよく頑張った!君の周りみんなが幸せに暮らせる未来を願っています
血の繋がりのある父親に今度釣り教えてもらう約束してるんで、
ひとまずそれが1つ楽しみです。
母親は俺が20歳になったら話そうと思ってたみたいでした。
俺が先走りました。
>>54
温かい言葉有難うございます。俺もあなたの幸せを願ってます!
家族仲良くやってきたので、今更壊したくないと思ってます。
なんというか、今ここで俺が全部ぶち壊すようなことしなくてもいいよなって。
俺は両親尊敬してるし、弟達も好きだし、このまま見守っていきたいです。
だからなんと言うか、知らないで良いことは知らないでいいと思ってます。
長々とお付き合いくださった皆さんに改めてお礼申し上げます。
救われた気がしました。有難うございます!これで閉じます!
父親の話だけど、これからもよく実父に合うなら
ちゃんと育ての父ともいつも通りに接するようにしてやってくれ
育てる側も結構辛いんだぜ
>>1
乙
優しい大人になれよ
貴方の行動は何一つ間違いではありません。
貴方は昨今の社会情勢を観ると恵まれていると結論できますが、そ以前に、
本来の当事者の父親の人としての懐深かさと人間性、そして母親と育ての父親の人徳を
感じます。
貴方はそれ以上にとても人徳にある方とお見受け致しました。
人としてなすべき道を持って解決されることをお祈り致します。
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