ストーカーと5年戦って退治した

5年前、当時20歳で免許を取りにいったんだ
そこで教本を拾った事から地獄が始まった

ストーカーの恐怖は異常
女でも怖い

その日は路上教習で時間もなかったから、終わった後受付に持って行った

スペックくらい書け

男かよ！！！！

受付に教本を持っていくと、教科書落としたという女性がいたので
俺「もしかして貴方のですか？」
と、本を差し出した

たった一回の親切が自分の人生を狂わせるとは思わなかった。
ただ落し物拾っただけだぜ？

女は絵に描いたような腐女子さんだったが、いい匂いがした

渡したあと、受付の端末で次回の予約をとり、その日は帰宅

一週間後、高速道路の教習で班制になったんだ。
すると声をかけられた
女「この前はありがとうございました」
俺「あ、どうも。なくさなくてよかったですね」
的な話をした。

奇遇にも女と同じ班らしく数時間の高速教習へ
その時間は他愛のない話をして終わった。

次の授業で後ろから視線を感じ
振向くと彼女がいた

その翌朝から一気に興ざめる

バイトに行こうと家を出ると、一通の置き手紙が置いてあった。

この前は教科書拾っていただいてありがとうございました。
今度メールしてもいいですか？
と、俺のメアドが手紙に書かれている

一気に血の気が引いたのを今でも鮮明に覚えている

さっそく尾行とか恐怖だな

なんでメアドが分かるんだよ

なんでメアド知ってるの？家つけられたの？俺何したの？
って頭がぐちゃぐちゃになった。
今思えば、後ろで俺のメール盗み見してたんだな
と思えるが当時は衝撃がデカ過ぎてパニックになった。

手紙に>>1のアド書いたのは何のためだ？

(メール盗み見したらメアド分かる？)ｺｿｺｿ

心の整理もできてない俺に、
その日から女の行動がエスカレートしていく。

まずはバイト先に現れた。
私にも楽しめますか？的な事を言いながら商品を差し出して来る。

顔を見た瞬間硬直し、その場で吐いてしまった。

社員の方がその時フォローしていただき、自分はバックヤードへ。

店長が大丈夫かと、声をかけてくれた。

店長の一言に安堵して、一気に泣き崩れてしまった。
この日まであった事を全部話した。

一連の経緯を話すと、店長の顔がひきつり。
あのお客さん？今面接受けられるか聞いてきたよ
と。
自分の置かれてる状況がおかしくて笑ってしまった

店長から、警察に行った方がいいと言われ。
この日は早退し警察に行った。

生活安全課の人に取り合ってもらったが、実害がないと警察は何も出来ない。
弁護士に相談してみるのが一番だと。

だが、弁護士に相談できるほどフリーターは金を持っていない。

確かに気持ち悪いがまだ吐くレベルじゃなかろｗ