そもそも>>1は立ち直ってるのか?
>>3
今は立ち直って二人とも元気だよ
ありがとう。
何から話せばいいのかわからんが、俺の気持ちの整理も含めて書いてく。
たぶん遅いので申し訳ない。
俺と妹は一つ違いでいわゆる年子というやつだ。
周りからはよく仲がいいって言われてたし、実際妹は小学校中学年あたりまで俺にべったりだった。
俺は自分で遊ぶので精一杯だったから全然かまったりしなかったんだけどそれでもちょこちょことついてくるようなやつだった。
そんな感じだったから俺の方が友達からちゃんと妹見てろよって怒られたりしてた。
今もだけど。
そんな俺が四年のある日、妹がおかしくなった。
朝学校に行く準備をしてたら、おとんが居間で怒ってた。
なんだと思って行ってみるとそこには涙目の妹と怒ってるおとんとばあちゃんがいた。
おとんは大抵穏やかな人だから、また料理ごっこーって言って卵に調味料ごちゃごちゃ入れて捨てる遊びをしてるんだと思った。
が、違った。
どうやら学校に行きたくないとぐずってるみたいだった。
今までそんなことなかったし、体育でやな授業あるのかな?くらいの気持ちだった。
おとんがなんで行きたくないんだと聞くと、うつむいて答えない。
ばあちゃんはそんなことゆるしまへんでと怒ってる。
俺はとりあえず絵を描きながらヒマだった気がする。
ずっと沈黙したままだったけど、妹はポツリと「お腹痛い」と言った。
それを聞いておとんはじゃあ学校休むか?と聞いたら妹はうんと言って、その日は学校を休むことになった。
俺はなんとなく変だなとは思ったけど、その違和感がなんなのか分んなくてとりあえず何も言わずに学校に行った。
それから学校から帰って妹の寝てる部屋に行くと、妹は起きていておかえりーと笑っていた。
朝より元気になったみたいで、俺はとりあえずほっとした。
そんでその日あったことを妹に聞かせた。
その頃の俺は今では考えられないほどコミュ大好き人間で、初めて会ったやつにも普通に話しかけて友達になったりするような奴だった。
とりあえず目があったやつと遊びに行く毎日で、結構友達は多かった。
そしてそれに付いてきてた妹も顔を知ってるやつが多かったので、今日遊んだ奴らのことを話した。
妹は楽しいね、よかったねと笑っていた。
いや、スレの重要性以前に
「料理ごっこーって言って卵に調味料ごちゃごちゃ入れて捨てる遊び」
これに腹が立つんだが!?
食べ物粗末にするやつにロクなやつぁいねぇ
すまんごはん行ってくる。
あと卵のは、ばあちゃんもそうとう怒って、やったらそれを焼いて無理やり食わしてた。
料理が好きだけど、よくわからなかったからとりあえず味のあるもの入れてみようって感じだった。
その夜、おとんが帰ってきて妹に体はどうか聞いたけど、大丈夫みたいと返していた。
ごはんもちゃんと食べてたし一安心だ、と思った。
その時は。
次の日、また学校の準備をいしていると今から騒ぎが聞こえた。
行ってみるとまた妹がソファに横になりながら布団かぶって涙目になってた。
またお腹が痛いらしい。
さすがにおとんも心配して、病院に行くか?とか薬ちゃんと飲んだか?と聞いていた。
妹は小さく病院はいい、薬飲んでみると言って布団にもぐった。
ばあちゃんはあったかいもの飲みな、と生姜湯的なものを作っていた。
しかし俺はなんか変だなと思った。
妹は具合悪いといつも熱とか出てたのに、今回は熱はないのにお腹だけ痛い。
しかも寝ていたら、というか夕方になったら治ってる。
ご飯もいつもどおり食べれる。
もしかして、こいつずる休みなんじゃね?と思った。
なんでかなとは思ったけど、まぁそんな時もあるさと流しておいて俺は学校に行った。
学校から帰ってくるとお菓子とか食べてて、ちょっといじわるしてお腹どうしたんだよwというと、ちょっとびくっとして今は平気、と呟いたにがなんとなく印象に残った。
また次の日もお腹痛いーってやるのかな、と思いながら寝た。
次の日起きてみると、そこにはすでにソファで布団にくるまってる妹がいた。
痛いアピールか、と思いながらスルーしてるところにおとんがやってきた。
そしてすかさず上目使いで妹はお腹痛いアピールしだした。
はいはいマタデスネーと流そうとしたところで、昨日とは違うことが起こった。
おとんが切れた。
怒鳴ってなんで休むんだ、体そんなに悪くないだろ、どうしたんだと妹に怒りだした。
おとんは菩薩みたいな人だからそんなに怒ったりする人じゃない。
最後に怒鳴られたのは隠してあった成人本をバラしてからかった時以来だった。
妹は体をちっさくして怯えてた。
そりゃあんな温厚なおとんが怒鳴ったら俺でも涙目になって正座する。
でも正直そろそろずる休みはおしまいにした方がいいよな、とも思ってたから何も言わずに見てた。
ばあちゃんはごはん大盛り食ってた。
しばらくしてからおとんがため息つきながら病院行ってみるか?と聞いた。
それを聞いて妹はいつもよりさらに小さい声でうん、と答えた。
俺はハラハラしてたけど、まぁこれでよくなるなーと楽観的にご飯食べた。
というかこの件にあまり興味なくてどうでも良かった。
でもこの時にちゃんと気づいてたら、色々変わってただろうなと今は思う。
公園に寄り道して、いつもより少し遅くに帰ると妹はベッドで寝てた。
体調も良くも悪くもなさそうだった。
付き添いだったばあちゃんに聞いてみると、原因とかよくわからなかったらしい。
ただ軽い胃炎なので薬を出しておきましょうと言われたそうだ。
まぁ嘘だから分んないだろうな、胃炎も無理やり理由作ったらそうなったんだと思ったりした。
おとんも帰ってきておんなじことを聞いて、ばあちゃんは同じようなことを返してた。
ちゃんと薬を飲んで、早く休みなさいと言って終了した。
妹ははい、と答えてあんまり食べずに、ご飯を終えてた。
見てる人いるかなー。
次の日も休んでその次の日、久しぶりに学校に行くことになった。
俺は久しぶりに一緒に行ける!ってわくわくしてたけど妹はずっと俯いて黙ってた。
おちゃらけて見せると笑うんだが、それも終わるとまた背中丸めて小さくなってた。
久しぶりの学校って緊張するもんなー、勉強進んでないといいなーとか言ってたけどその辺のことはうん、そうだね
くらいしか返してくれなかった。
そして妹はその日、早退して帰ってくることになる。
すまんおかんのこともうちょい後に出てくる。
ついでに妹が二歳前に死んでる。
さらに文章が下手だから長くなる、かもしれない。
申し訳ないです。
おとんは帰ってきて早退のことを聞いて少し渋い顔をした。
明日はもう少し頑張りなさい、と言うと妹は答えなかった。
まぁ、久しぶりだからしょうがないけど一回教室に入ったら気まずさとかなくなるのにな
めんどくさかったのかなと結論を出して、その場はそれで終了した。
けれどそれから妹はずっとこんな感じだった。
朝はぎりぎりまで横になってて上手くいけば休み、おとんに言われたらがっくりしながら学校に行き、
大抵早退して帰ってくるようになった。
保健室の先生に聞くと、一時間目の終わりには保健室に来てお腹が痛い、吐き気がすると言ってくる。
お腹のどこが痛い?と聞くと胃の下あたりとかが痛いと言ったそうだ。
あとで聞くけど、その辺ってストレスがもろ現れるところらしい。
>>39
>ついでに妹が二歳前に死んでる。
ど、ど、どういうこと?
>>41
その辺は追い追い
俺はこの辺については曖昧で、この時期に妹がどんな感じだったのかは大きな変化くらいしか覚えてない。
いかにこの頃の俺が妹に無関心だったかってこと。
そんなわけで次に気が付いた妹の変化は、いつの間にかフリだったはずの胃の病気が悪化して胃炎以上になっていた。
原因は分らない。でも胃炎よりも悪くなってる。地も出てる。病名も別のものがついた。
いつだったかご飯食べながらおとんが病院変わるかもと言った時に、ついでに話したことで初めて知った。
俺はその頃、ちょっとしたことで病んでて自分のことで精一杯だった。
家で吐き出せない分、友達に頼ったし担任泣かせながら毎日を過ごしてた。
そして卒業前にはなんとか落ち着いて、将来は精神科医になる!と周りに言いふらすちょい電波くらいになっていた。
そして次の年に妹は、卒業式も入れて何日間かだけ学校に行って小学校を後にした。
ありがとう。頑張って書ききる。
それから妹は急激に変わっていった。
まず食べなくなった。朝も夜も全然食べなくて、ばあちゃんがおかゆ作っても最初のうちは食べてたけどまったく食べないようになった。
俺は給食はちゃんと食べるのかと思ってたら、保健室の先生は食べる前にいつも帰ると言った。
ばあちゃんに聞くと、帰ってきてからはずっと寝てると言った。
俺は半ばそんなわけないだろwwwこそっとどっかでお菓子でも食ってんだろww
と、思っていた。
実際食べてないとしてもきっと上手く休めないから当てつけでやってんのかなと。
そんな風にしてる間に妹はガンガン痩せていった。
あんなにぷくぷくだった妹はいつの間にか、俺より全然細くなっていた。
気づいたら骨が目立つ体になっていた。
中学校に入ってから妹は完璧に不登校と呼ばれる部類の人間になっていた。
家にこもりがちで外にはあんまり出ず、いつも本を読んでた。ような気がする。
俺は中学生になり、昔ほどの活発さはなくなってたけど部活に入ったり友達と放課後しゃべって居残りしたりしていた。
妹は昔に比べて、めちゃくちゃ暗くなっていたけど俺と話す時ははしゃぐこともあったしよく笑ってた。と思う。
本当にこの頃は記憶がなくて、たぶん、とかだったみたい、という言い方が多くなる。
この辺は最高に修羅場だった。
ちょっと時間が戻るけど、妹が小5になったくらいから体とは別の問題が発生してた。
妹が癇癪というか、よく怒鳴るようになった。
学校行けよ、とおとんに言われると、
「うっせえな!!!!!黙れよ!!!!!!」
と、自分の部屋にいてもビリビリくるような絶叫を上げたりしてた。
俺が体どう?と聞けば、
「口を出すな!!!!!ほっとけ!!!!!!!」
と言われ、カチンと来てどうせ仮病だろ、やめろよというと、何言ってるか分からないくらい大声出して暴れだした。
その時はおとんがいなくて、俺も頭に血が上ってて怒鳴りあってたらばあちゃんが必死に止めてくれた。
妹には具合悪くなるよと言ってなだめ、俺にはあんまり怒ってやるなと諭してきた。
そんな感じで俺はあいつは仮病を使ってひきこもってると思ってたし、おとんもそうなんじゃないかという考えだった。
ばあちゃんは妹の味方でどこが痛い、ここが痛いというたびにさすってやったりしてた。
家の中は二つに分かれている状態だった。
それから妹に関わらないようになったのも、記憶が曖昧な理由だと思う。
そうして妹について気づいた変化。
妹は食べたものを吐くようになっていた。
気づいたのは俺が中二の夏くらい。
晩ごはん食べてトイレに入ってみると、なんか臭い。
今まで嗅いだことのない酸味の強い匂いだった。
トイレから出て、家族になんかトイレ臭いんだけど、というとみんなシラネって感じだった。
けどその匂いに気づいた日から、毎日トイレが臭いことに気付いた。
朝は平気、夕方も平気、夜になると臭くなる。
意味が分からなかった。
けど休日の朝、ばあちゃんがトイレ掃除してるところに通りかかったら呼ばれて
便器の中を見せられた。
なにか固形で食べ物みたいに見えた。
それを擦り落としながら、ばあちゃんは小さな声で言った。
「あれ(妹)が吐いとる」
俺はずっと疑問だったことの答えが分かった。
と、同時にものすごく腹が立った。
>>47
そうなんだ。
のちのちそれでばあちゃんに感謝することになる。
あれからいつの間にか、時々は食べるようになってたけどこんなことしてやがったなんて!
絶対許さねえ!
と、そこまでして食べないことにしてる妹にめちゃくちゃ腹が立った。
そして妹が起きるなり俺は叱りつけた。
なんでそこまでして食べない。かっこつけてんのか、馬鹿じゃねえの。
ていうかマジで馬鹿だな見損なった。
感情高ぶったまま色々妹に言ってやった。
すると妹はいつものように怒鳴ってはこなかった。
正座して聞き終わると、じゃあ私の何を知ってるの?と聞いてきた。
は?ってなりながらこのメンヘラなんぞと思ってると、なんも知らないのに
お父さんもお兄ちゃんも好き勝手言うんだね。
嘘だって言うんだよね。
そうポツリと言った。
え、と固まって答えられずにいるともういいよ、妹は部屋に帰っていった。
ぽかんとしてしまったけど、俺はまたイラッときて最後まで聞けよ!怒鳴った。
結局、妹のことをどれほど知っているか、という質問には答えられずに。
これは。。いい話なのかな?