何を書いても構いませんので@生活板86
754: 20/04/03(金)03:18:12 ID:mt.mc.L1
1/4
どこに書けばいいのか、わからないのでこちらに。
十ウン年前の話だけど、初めてできた部下Aくん。常務のコネとかで、常務からは「おとなしいけれど、根は素直ないいやつなので」とよろしく頼まれた。
Aくん本人は、二十代半ばの色白のおとなしいタイプ。芸能人でいえば、藤井隆をスリムにした感じ。
自分が係長になって初めて預かった新人だから、そりゃもう、優しく接した。Aくんは、仕事ぶりも丁寧だし、勝手なことをしないので、安心して仕事を任せられた。
で、その当時、うちの部署には、俺より先輩のお局Kがいた。Kは主任なのだが、やたらと感情的で仕事もできない。ただ、若い頃は部長たちのマスコット的存在だったとかで、上からの覚えだけはいい。
このお局がAくんに目を付けた。自分の仕事をAくんに押し付けては難癖をつける。昼休みに机に残って電話番をしろと命ずる。就業中におやつを買いに行かせる。
こりゃいかんと思って、お局Kを呼び出し、「Aくんは俺の部下なのだから、なにか命ずる時は俺を通してほしい」と話をした。ところがKは注意されたのを、Aくんがチクったからだと逆恨みし、仕事でもいやがらせを始めるようになった。
目の前でやられる嫌がらせは、その場で注意もできるが、俺の見てないところでやられる嫌がらせはそうもいかない。お局KとAくんの席を離したり色々したが、コピー室などで行われてる嫌がらせまでは止められなかった。
この頃、Aくんと飲みに行って「Kさんからイヤなことされてないか?」と聞いたのだが、Aくんは「自分が至らないばかりに迷惑ばかりかけて、Kさんを怒らせてしまって申し訳ない」と言うだけだった……
事件が起きたのは7月の半ばだった。8月のシフトを決めるためにみんなから届けを出してもらうのだが、Kは当たり前のように自分優先(Kは秋田の実家に帰るのが楽しみだった)。Kはシフトを、俺や課長より先に、部長に承認させてしまうので、止めようがない。
どこに書けばいいのか、わからないのでこちらに。
十ウン年前の話だけど、初めてできた部下Aくん。常務のコネとかで、常務からは「おとなしいけれど、根は素直ないいやつなので」とよろしく頼まれた。
Aくん本人は、二十代半ばの色白のおとなしいタイプ。芸能人でいえば、藤井隆をスリムにした感じ。
自分が係長になって初めて預かった新人だから、そりゃもう、優しく接した。Aくんは、仕事ぶりも丁寧だし、勝手なことをしないので、安心して仕事を任せられた。
で、その当時、うちの部署には、俺より先輩のお局Kがいた。Kは主任なのだが、やたらと感情的で仕事もできない。ただ、若い頃は部長たちのマスコット的存在だったとかで、上からの覚えだけはいい。
このお局がAくんに目を付けた。自分の仕事をAくんに押し付けては難癖をつける。昼休みに机に残って電話番をしろと命ずる。就業中におやつを買いに行かせる。
こりゃいかんと思って、お局Kを呼び出し、「Aくんは俺の部下なのだから、なにか命ずる時は俺を通してほしい」と話をした。ところがKは注意されたのを、Aくんがチクったからだと逆恨みし、仕事でもいやがらせを始めるようになった。
目の前でやられる嫌がらせは、その場で注意もできるが、俺の見てないところでやられる嫌がらせはそうもいかない。お局KとAくんの席を離したり色々したが、コピー室などで行われてる嫌がらせまでは止められなかった。
この頃、Aくんと飲みに行って「Kさんからイヤなことされてないか?」と聞いたのだが、Aくんは「自分が至らないばかりに迷惑ばかりかけて、Kさんを怒らせてしまって申し訳ない」と言うだけだった……
事件が起きたのは7月の半ばだった。8月のシフトを決めるためにみんなから届けを出してもらうのだが、Kは当たり前のように自分優先(Kは秋田の実家に帰るのが楽しみだった)。Kはシフトを、俺や課長より先に、部長に承認させてしまうので、止めようがない。
755: 20/04/03(金)03:18:47 ID:mt.mc.L1
2/4
だが、その休みシフトの一部がAくんと被ってしまった。そのころ、会社には暗黙の了解として「入社1年目の夏休みはなるべく優遇をつける」というのがあった(里心のつく時期だから)のだが、Kは絶対に譲らない。
Aくんは了承もしなければ、逆らいもしないで、「考えさせてください」で返事を保留した。
次の日、お局Kが当たり前のように始業時間が始まってから机につくと、いつもよりも思いつめた表情のAくんがKの元へスタスタと歩み寄った。
Aくんは丁寧に頭を下げて「Kさん、やっぱり夏休みのシフトの件は譲れません。勘弁してください」。お局Kは「でも、私のシフトはもう、部長の承認もらったからねー」。
次の瞬間、お局Kの身体が椅子から吹っ飛んだ。本当に数十センチ浮かんで、横にバーンと飛んだ。課のみんなが「え?」と見ると、床に転がったKをAくんがガンガン蹴飛ばしてる。
しかも、蹴ってる間、Aくんはずっと無言。Kだけがうずくまって「ヒィー」「あう」とか短い悲鳴をあげている。
後輩の「係長!」って声に我に返った俺は、なんとかAくんに抱きつくようにして止め、他の課員何人かがうずくまるKさんを介抱。
頭を何度か蹴られてるということで救急車が呼ばれ、Aくんは常務室に連れていかれた。
俺も常務室に一緒に行ったのだが、事情を聴いた常務の第一声が「また、やっちまったのか!」だった。
常務が俺に説明してくれたのだが、Aくんは小中学校でいじめられていて、高校の時に木刀もっていじめっ子に仕返しをし、3人を血祭りにあげたことがあったのだという。その時、やり返されたいじめっ子の一人は頭蓋骨を骨折して、今も視力が完全に回復していないと。
その後、Aくんは警察に補導され、鑑別所へ。その後、高卒の検定で卒業資格をとり、大学の二部へ通った。
だが、その休みシフトの一部がAくんと被ってしまった。そのころ、会社には暗黙の了解として「入社1年目の夏休みはなるべく優遇をつける」というのがあった(里心のつく時期だから)のだが、Kは絶対に譲らない。
Aくんは了承もしなければ、逆らいもしないで、「考えさせてください」で返事を保留した。
次の日、お局Kが当たり前のように始業時間が始まってから机につくと、いつもよりも思いつめた表情のAくんがKの元へスタスタと歩み寄った。
Aくんは丁寧に頭を下げて「Kさん、やっぱり夏休みのシフトの件は譲れません。勘弁してください」。お局Kは「でも、私のシフトはもう、部長の承認もらったからねー」。
次の瞬間、お局Kの身体が椅子から吹っ飛んだ。本当に数十センチ浮かんで、横にバーンと飛んだ。課のみんなが「え?」と見ると、床に転がったKをAくんがガンガン蹴飛ばしてる。
しかも、蹴ってる間、Aくんはずっと無言。Kだけがうずくまって「ヒィー」「あう」とか短い悲鳴をあげている。
後輩の「係長!」って声に我に返った俺は、なんとかAくんに抱きつくようにして止め、他の課員何人かがうずくまるKさんを介抱。
頭を何度か蹴られてるということで救急車が呼ばれ、Aくんは常務室に連れていかれた。
俺も常務室に一緒に行ったのだが、事情を聴いた常務の第一声が「また、やっちまったのか!」だった。
常務が俺に説明してくれたのだが、Aくんは小中学校でいじめられていて、高校の時に木刀もっていじめっ子に仕返しをし、3人を血祭りにあげたことがあったのだという。その時、やり返されたいじめっ子の一人は頭蓋骨を骨折して、今も視力が完全に回復していないと。
その後、Aくんは警察に補導され、鑑別所へ。その後、高卒の検定で卒業資格をとり、大学の二部へ通った。
756: 20/04/03(金)03:21:27 ID:mt.mc.L1
3/4
常務はAくんの父親と同級生で、そのお父さんから泣いて土下座されてAくんを預かった、と。
凶状持ちだと聞いていたが、実際に会ってみたAくんはとても真面目そうだし、大丈夫だろうと預かったのだが、まさか、会社でやるとは思わなかった。
Aくんに「なんで、あそこまでやったんだ?」と聞くと、
Aくんは顔色ひとつ変えずに「ああいう人種は、やり返さなければ永遠にわからないんです」とさらっと。
その日の午後から、Aくんは寮で自宅待機となり、お局Kは検査などで数日入院。
人事部と総務部と法務部が出てきて会議、Aくんが社内いじめに近いことをされていたのを情状酌量して、自己都合で退職してもらうことになった。
お局Kはショックを受けたとか何とかで、その後も1か月ほど休んでから復職。三十代なのに一気に老け込んで白髪だらけになり、物音にビクビクするようになっていた。
その後、リターンキーをターン!と叩く音がすると過呼吸が出るとかなんとか言って、結局、半年もせずに故郷の秋田に帰った。
で、これが十数年前の話なのだが、つい先日、デパ地下の食品売り場で、Aくんと再会した。
Aくんは退職後に総菜屋に再就職し、今は催事場などに叉焼やローストチキンなどを売りに来たりしてるという。結婚もして、2人の子持ちだとか。
ニコニコとあの頃はお世話になりました、と色々サービスしてくれたのだが、今も暴れちゃうことあるの?とは流石に聞けなかった。
ありゃ、3回で終わっちゃいました。すみません。
758: 20/04/03(金)08:55:33 ID:89.2c.L1
A君やり返すのが遅い
まぁ社会性を育めなかった親の責任だな
まぁ社会性を育めなかった親の責任だな
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