旦那が甲殻類アレルギーを発症して私も一緒にエビカニ断ち。義母に報告したら義母からエビが届いて夫婦で呆然…

つい最近、結婚3年目にして、旦那が甲殻類アレルギーを発症した。

エビもカニも全部駄目になって、エビカニ大好きな旦那はここのところずっと元気がない。
あまりの落ち込みようにアレルギー対応のカニカマみたいなの無いかなと探していたのだけど、後ろからタブレット画面が見えたらしく、「どんなによくできた代替品でも食べたら絶対に本物が食べたくなるから」と完全なシャットアウトをお願いされた。
気持ちはわかるので、私も一緒にエビカニ断ち。

ちゃんと洗えば同じ調理器具使っても大丈夫程度のアレルギー度合い？らしいんだけど、子供もいない二人暮らしで別々に食事作ったりするのは面倒だから自然とそうなるよね。
けど、それにも責任感じちゃってるみたい。
旦那が喜ぶので毎月給料日の夕食はエビフライだったんだけど、アレルギー発覚したのでこの前の給料日にとんかつ出したら「俺のせいでお前もエビが食えない」としょんぼりされてしまった。
私は旦那ほどエビカニが好きなわけじゃないから全然苦じゃないんだけど、そのしょんぼりした様子がかわいそうで……

……という話を先週、近況報告(生存確認ともいう)の電話で隣県住みの義母にしたんだけど、昨日なんかいいエビが届いた。

玄関先で配達員さんから受け取ってるところに旦那が丁度帰ってきたのだけど、二人で立派なエビを前にして呆然としてしまった。

私は旦那がかわいそうなのもそうだけど、いつも明るく優しい義母の暴挙に唖然。
旦那は眉間を押さえて(いろんな感情で涙が出そうだったらしい)しばらく沈黙した後、義母に電話をかけた。

エビ届いたんだけど、と、切り出した旦那に対して、義母はスピーカーにして私にも聞かせるように要求。
スピーカーになって私が近くにいるのがわかったら、まず一言、
「そのエビは(私)ちゃんのです！(旦那)に付き合ってエビ我慢してくれてるから！！」
我慢だなんてと言う私を遮ってさらに一言、
「今後、(私)ちゃんには普段我慢させてるぶんアタシから定期的にエビカニ便を送るから、(旦那)に隠れて食べてね！」
はぁー?と声をあげる旦那に、
「(私)ちゃんにはアタシが責任持ってエビカニ食べさせるから(旦那)は気に病む必要ナシ！！今度はミカン(旦那の好物)送るからね！！！」
と、宣言して一方的に電話は切れた。

嵐のようだったけど、義母さんの優しさゆえの行動と知ってホッとした。
旦那はエビをちょっと恨めしそうに見てたけど、なんか吹っ切れたらしく、俺が帰るまでにたらふくエビ食っとけよ～！と出社して行った。
私が水木休みなのを知って義母さんも送ってくれたのだろうと思うので、そうさせてもらおう。
というわけで、今日のお昼は1人エビ祭り。

しかし、箱を開けたらエビがコンニチハした瞬間はかなりの衝撃でした。