昔の私はとんでもない三重苦を背負った高校生だった。→高校の同窓会の後、男性Bが「これ返さないとと思って…」とカバンから見覚えのある物を出してきて絶句…

現在進行中の修羅場。

昔、私はアニメオタクの厨二病腐女子という
トンデモない三重苦を背負った高校生だった。
当時は年齢確認も甘く、いまなら絶対に買えないような雑誌や同人誌が
簡単に手に入って、同じ病を持つ仲間で
回し読みしてはキャーキャーキャーキャーしてた。

そして月日は流れて、コロナ前の去年の正月のこと。
久々に高校の同窓会へ参加。昔の仲間にも遭遇して楽しいまま解散し、
ひとりで駅に向かって歩いてた時に後ろから肩を叩かれた。
振り返ると、名前も忘れた同級生の男性B。
ちょっといいかな？と言われて人気の少ないカフェへ入ると
「これ、返さないとと思って」とカバンから見覚えのある
紫色の分厚いバインダー・・・

そういえば高校時代、古本屋でALL●Nという本が
20冊数百円で販売していて
思わず買ったはいいけど、古すぎてばらけていたので
面白そうなページだけ切り取ってバインダーに挟んで
皆で回して読んでたよな・・・
あのバインダー、確か紫だったよな！！

続き。
さすがに何も言えない私を前に、Bは慌てて
「別に盗んだんじゃ無くて！Aさん（当時の腐女子仲間）が
教室のぼくの机の上に忘れていって！返そうと思って中身見たら
過激な描写の写真やイラストやマンガばかりで、
そのまま返したら多分嫌われると思って・・・」
と最後はしどろもどろに。
そのまましばらくお互い俯いたまま固まってた。
閉店間際にごめんねス●バ。

ふと、なんでAじゃなく私に返そうと思ったのか疑問になり聞くと
Bが真っ赤になって
「あの！その頃から君が好きでした。
もしも今誰も付き合ってる人がいないなら、
ぼくと付き合いませんか？」
とまあ、いきなりの告白。
もしも断ったら社会的に抹殺されるんじゃ無いかと厨二病がぶり返し
そのまま「はい！」と返事したのはいいけど、
なぜか同じカフェに同窓会流れが数名いたらしく、
最後のBの言葉と私の返事だけを聞き取った連中に光の速さで噂を流され
お互いの両親の耳に入り、周囲ががっつり固められる中、
あれよあれよと言う間に同棲を始めてしまった。
これが今も続く修羅場です。

そして今日、私の腹の中にもうひとり腐女子がいることが判明しました。
B帰ってきたら、コロナ収束してもしばらくコミケは行けないと言わないとな・・・