ミニ四駆の大会で何戦かのちにミニ四ファイターが突然倒れてしまった。小学生の自分にもヤバそうなのが分かった。でも…

小学生の時の体験なんで小学生なりの衝撃ですが。

自分が小学校の頃、ミニ四駆がすごく流行していて
当時横浜そごうの屋上でミニ四ファイターが来る小さな大会に連れてってもらった。

アニメにも出てるミニ四ファイターを生で見られただけでテンションMAXだったんだけど
何戦かのちにミニ四ファイターが倒れてしまった。
今思い起こすと熱中症かなんかだったんだと思う。
顔色悪くて汗ダラダラで小学生の自分にもやばそうなのが分かった。

周りの小学生の母親の中に看護師さんが居たようで、その人が名乗り出て
寝かせたり水分取らせたりタオル当てたり、看病を色々してたんだけど
みんなが止める中、ミニ四ファイターがふらふらと立ちあがって言った。
「子供達が楽しみにしているのに休んではいられない」「このくらい大丈夫です」
「やらせてください」確かそんな内容だった。
立ってるだけで辛そうなのに、なんだか漫画から抜け出してきたような場面を目の当たりにして
ちょっと泣きそうになった。ミニ四ファイターもやれると熱弁しながら泣いていた。

その後、みんなの制止を振り切り、ミニ四ファイターが司会に戻って大会は進行し無事終了した。
いまだにあれを超える熱い場面を見たことがない。