彼氏に付きまとっていたストーカー女は、強烈な格好をして私達の行く所どこにでも現れた。

大学時代の彼氏につきまとっていたストーカー女。
ワンレンボディコン全盛の時代に、お下げ髪に大きなリボン、
足下まであるフリルのドレス姿で 私たちの行く所どこにでも現れた。
学校近くのレストランでご飯食べてると、不意に目の前に出現。
「毎日そんな物ばっかり食べてると体壊すよ。はいコレ。」と弁当を差し出す。
講義が終わってどこに行く？と二人で話しながら駐車場に向かって歩いていると
いきなり「ばーあ。うふふ驚いた？講義の時後ろにいたの気がつかなかった？
これから予定ある？。」と嬉しそうに話す。
彼氏が「悪いけど俺こいつと約束あるから。」と返すと
「あ、あ、そうなんだごめん。」と言ってあっさり引き下がるが
私の横をすり抜ける時に「や○マン」等の悪口をささやいて去っていく。
たまりかねた彼氏
「この際だからはっきり言うけど、アンタ全然俺のタイプじゃないんだよね。
それに今つきあってる彼女いるし。正直言ってこういうのも（弁当指して）
重くて気持ち悪いんだよね。悪いけどもう目の前に現れないでくれ。」と
本人に言ったら「うおーん」とキャンパス内で子供みたいに泣き出して
周りの視線がとても痛かった。 しかし３日後
「いつかきっと私の方に振り向かせて見せます」とつきまとい再会。
徹底無視を決め込んでいたが、最も恐ろしかったのはその年のクリスマス
２人で２泊３日のスキー旅行に行き、めいっぱい楽しんで帰ってきたら
とんでもないことを聞かされた。
あの女クリスマスの日に、彼のマンションの前で待ち伏せして凍死しかけたらしい。
（その年はホワイトクリスマスで大雪が降った。）
病院で意識が戻った女が
「このマンションに住む人と一緒にクリスマスを過ごす予定だった。」
と証言してくれたおかげで、ｋから事情を聞かれるしさんざんだった。
結局その女別の人への悪質な嫌がらせが元で退学。
噂では鉄格子がついた特別な病院にいるらしい。
あれからずいぶん経つが、あの姿だけは今でも忘れない

ま・・・その退学になるほどの嫌がらせをあなたが受けなくてよかったね、ほんと