965: 21/10/08(金)22:51:41 ID:bb.nw.L1
家庭内で長らくトロッコ問題に直面している。
ミッション系の幼稚園で「人は誰も肌の色が違っても平等です」を強く刷り込まれたダンスィ。
ホームレスと猫の命の大小のニュースで「えっえっ?どういうこと?」と混乱してたのは「みんな人も猫も同じ命で平等だよー」で済ませた。
だが、街頭募金してた「○○ちゃんを救う会」とは何かと聞かれ教えたところ、「でもそれだけのお金があったら貧しい子達を一杯救えるのに。命は平等なんだよ」と涙をためて力説された。
わかる、わかるんだけど。むしろ親としてもそう思うし、「せめて日本人の軽度の治療や補助具にあてたら数十人の命とQOLあがるな」とか考えてしまう位なので、正解が分からない。
「お医者さんや大工さんになったら少ないお金でもっと救えるよ、頑張ってお勉強しようね」は論点がずれるしなあ。
極端な博愛ボランティア野郎にならなきゃ良いんだけど。
本当にそれ、うちのダンスィ目線では哲学の種が多いんだろうね。
子供の疑問には向き合う精神でやってるんだけど、自分が自然科学系で図鑑を所望したのに比べて、どうも彼は政治哲学に疑問が向いてるようで不思議。自分が黒人差別の強い地域で育ったからその話もしたけど、何か深く腹に飲み込んでたよ。
博愛ボランティア野郎は冗談にしても、妄信的にならない程度に物事を考える子になって貰えたらそれでいいのかな。
逆に平等だから個人個人が出来る事で優先順位を付けるしかないとも言える気がする。
どの子が完全に優先とかなればそれは不平等って事じゃないかな。
貧しい子達を一杯救えるについてはどうだろう。
人は平等というのと、人の命はより数を救えるほうが優先というのは同じ事なのか考えこんでしまった・・・。
>>965
それは哲学じゃないような気がする。
身近な人を例に出してもダメかな?
この説明は、うちの場合だったけどね。
同じような募金のニュースを見て、そのお金で井戸を掘ったらどうたらって言い出したんだ。
「でも私もあなたがすごく沢山のお金が必要な治療を受けなければ死んじゃうなら、同じように行動すると思うよ。
募金だって募るよ。
井戸があれば沢山の子が学校に行けるようになることはわかっていても、私は沢山の子が学校に行けるようになるよりもあなたに生きて欲しい。
あなたは(下の子)が沢山お金が必要な治療をしなければ死んでしまうとして、手元に治療できるお金があるときに、
井戸を掘ってくださいって差し出す?」
死んでしまうかもしれない子を前に、命は平等というのは、
子どもの発達段階における全能感からの間違った正義感だよね。
部外者だから言えること。
人の気持ちを思いやれていないと、私はうちの子が言ったときに感じたよ。
トロッコ問題に正解がないのは、問題自体に欠陥があるからだと言っている人がいます。
私もそう思います。
あれは犠牲者が知らない誰かだけだから1人を選べるだけです。
その1人が自分の子どもなのをわかっていて、1人の方にスイッチせる人っているのかな?
1人だろうが、5人だろうが、大切な人、知っているひとがいない方に私はスイッチするよ。
博愛ボランティアって>>969さんの言うように子供の全能感が根っこにある気がする
何て言うか、選択肢は自分が持つ?自分が命の選択をされる可能性を考えてない?
これは悪意のある極論だけど、「貧乏な子を助けたかったら自分の持つ真っ当な親に愛されて育つ権利をまず差出してから言え」「病気の子を助けたかったら自分の臓器でも提供しろ」って言われたらどう思うのかな
何もしてない立場で涙ぐんで「してあげたらいいのに」っていい人ぶって言うのは、傲慢なだけでなく狡っ辛いことなんだけどな
子供は色々経験して成長する過程でそんな口だけ野郎は嫌われるって学習していくんだけど、大人になっても子供のままの人はいるからなあ
では世の中にある問題は欠陥なのかと考えること
どうするのがいいのかと考えること
全部が哲学だよ
哲学のまな板に乗らないものはないのだから
考え続ける事に意味がある学問だから
逆に親や大人が「それはこうなんだよ」と子供に答えを押し付けてはいけないような気がする
古代インド哲学のサーンキャ理論から考察すると、
至高のクリシュナの高次の性質プルシャと低次の性質プラクリティから、既に縦軸的世界が成立している!
更に、プラクリティの3グナの縦軸的観念がバガヴァッドギータに説かれている。
相対化・多様化とは、文字面に騙されてヴァリエーションと思い勝ちだが、
横方向への広がりではなく、縦方向への「垂れ下がり」のことではないか。
即ち、総ての現象は、格の下がる方向へ推移する・悪貨は良貨を駆逐する・エントロピーの増大 という法則に従う。
至高なるクリシュナを頂点としたピラミッド世界。
其の底辺に劣等種が存在するのは仕方のないこと。
然るに、これらの劣悪最悪極悪な生物を皆殺しにしても、
躍動する世界からは、新たな劣等種が発生してしまうという現実。
植物も生きてるって考えだしたら自分が飢え死にする
「命は平等に生まれるというのは間違いです。
生まれちゃいけない命もあります。
例えば発展途上国で海外から支援受けてポコポコ子供生まれても
食料も衛生も間に合ってないから飢えや流行り病で共倒れになっちゃうしね。」
て感じの言葉だったと思う
特に一行目はびっくりしたのでしっかり覚えてる
みんな平等に生まれてくるべきだと思ってたけど
実態が見えると違うんだろな
他にも、食料だけ支援してたら自給自足しなくなって支援なくなったら餓死するとか色々教えてもらったなぁ
生まれて来た命は平等というのと、
人の命が生れすぎると問題が起きる場合があるは別の話じゃない?
生まれちゃいけない命もなにも、生まれてこなければそれは命じゃないんだから。
街頭募金の件ならその募金が全てではないことを教えてあげてはどうだろうか?
別の時や場面では別のボランティアなりが行われているんだよ、て
優先順位なんかなく、みんなそれぞれ別々の時に少しずつ助け合っているんだよ
どれもすぐ解決できる訳じゃないからちょっとずつみんなで頑張りあって助け合ってるんだよ、てさ
トロッコ問題は思考実験な訳で、日常の中においては用意されたまな板上で解決なり回答する必要はないよ
限定された状況を律儀に守るのは思考実験内だけの話だから
救うべき人らは可能な限り救い続ける、もう無理となるまでやるだけ、無理となったら必ず誰かがバトンを受け継いでくれる
なぜならその人らも可能な限り救い続けようとしてる人らだから
そうやって社会とかって連環して持続して昨日今日と続いてきて今日明日と続けていかなきゃいけないのかなぁと思う
そういうことでよくないですかね、幼いお子さんにはまだこれくらいの基本理念で
現実に落とし込むならトロッコの取捨選択なんざやれることやり切った後の話であって やる前からやることじゃないし、そもそも色々途上の幼子がやる事じゃないよ
キリスト教の博愛や奉仕精神は罪深き自分を救うための手段であって、自己犠牲を強いるものではない。
苦しい時も博愛精神を忘れるなとは、逃げることができない迫害された環境におかれたユダヤの民向けの説教だから、
日本人は今が苦しいなら無理して徳を積もうとせず、まずはとっとと迫害されない環境に移動して自分に余裕を持ってからで構わないんだよね。
トロッコ問題は自分や他人が何を基準に命の取捨選択を行うのかを明らかにするための思考ツールであって、正解を決めようとすることはナンセンスだという事を子どもに伝えられたら良いよな。
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引用元: https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1632211527/
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