233: 2016/07/16(土) 00:00:54.93 ID:LNY2A4e6
物理的な事ではないし傍目からは全く分からないけど
個人的には物凄い衝撃的だった体験
他人に話した事のない話だけどなんか思い立ったから適当に書く
中二でスレイヤーズを読んでラノベにハマった
「俺も小説家になりたい」と強く思って投稿作の設定とプロットを練り始めた
練っているうちに「なりたい」は「当然なれる」に変わり
そして「俺を差し置いて現在ラノベ作家をやっている連中は未熟」へと進化し
ついに「未熟者どもが幅を利かせているラノベ業界はクズ」に熟成された
現在ならネットで邪気眼だの中二病だのの言葉に触れて正気に返るか
或いは逆に「僕のかんがえたすごい設定」をネットに公開して炎上させ即焼タヒしたかのどっちかだろう
しかし当時はそんなものはなく年月の経過とともに魔の窯はただただ煮え続けていった
窯は五年間煮え続けた
俺は五年間ただ投稿作の設定とプロットを練り続けた
巷にいるクズどもを蹴散らす大傑作の設定を練り続けた
本当に五年間だ
五年間でスレイヤーズは第一部が完結した
その五年間俺は本文をちっとも書かずただ設定とプロットを完璧にしていった
またここでネットがあればそれが典型的なダメ投稿者のテンプレダメ行為だと気付けたのかもしれない
しかしやはりまだ世間にネットはなかった
設定とプロットは完璧なのだからあとは本文を書くだけであり
この大傑作は既に完成間近だと思っていた
ラノベというものはこうして書くものなのだと信じていた
中二だった俺は大学一年生になった
大学生活は思っていた以上の異常なヒマさだった
俺はヒマに任せついに「本文」を書き始め
三か月足らずで正気に戻った
いや戻ったというより正気に「なった」と言うべきだろう
正気になるまでの三か月間の詳細はこの期に及んであまり書きたくないが物凄く衝撃だった
五年間温め続けたカッコいいダークヒーローはただのクズだった
五年間溜め続けた魂の叫びは醜い逆ギレだった
自分が意気揚々と書いた人物の言動に自らドン引きするという経験はあまり出来るもんじゃないと思う
スレイヤーズの三巻あたりに出てくるバカ騎士ですらここまでバカじゃないぞと普通に思った
「えっ……」ってなった
世には精神的に疲れた人にとにかく文章を書かせるリハビリがあると聞くが
あれは多分物凄く効果があるんだと思う
そういえば五年三か月がかりの投稿作は奇跡的に完成し当初の予定通り投稿した
投稿の時点で既に「……」以外の感想はなかった
よく完成まで書いたなと思った
そして一次落ちした
大学に行かなかったら、または大学生活がもう少し忙しかったら
俺はあの時「本文」を書かなかっただろう
そしたら今頃どうなっていたんだろうと思う
一次落ちでも良い供養になったと思う
妄想上の物語をどこにも出さずに長い事温めてると、稀に内面性を無意識のうちに外界へと反映してしまい
現実に近い出来事を引き寄せてしまう事があるそうなので…
完成させるってすごい
ほっとんどの人が窯で熟成させるだけで終わる
その人がどうなるかはあなたの想像通りだもの
どんな恐ろしい想像してしまったのかkwsk
233-234読むだけで文章はそこそこ書けとるやん
って思うのは俺だけか?
たくさん練習して腕前は上がったのに、
イラストを最後まで描き上げるって気力が無くてパソコンで眠ってる…
完成まで漕ぎ着けるのは本当大変なんだよね
たとえ書き慣れてなくてダメダメな文章だったとしてもさ
> 或いは逆に「僕のかんがえたすごい設定」をネットに公開して炎上させ即焼タヒしたかのどっちかだろう
下手すると設定やプロットのみで寄ってきた同志たちとキャッキャウフフするばかりで完成させずに拗らせてたと思うよ…
眠らせておかないで推敲してネット公開とかしてほしい
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引用元: https://tamae.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1468025438/
書くだけで気づけるの凄い
近年では、ネットに公開してポイントが伸びず、少ない読者にまで事細かに冷静に批判され、それに何一つ反論できなくてもなお「読者のレベルが落ちた」と言い張る作者も多いのに