私も一族もみんなお酒を飲まないから、大人になるまで酔っぱらいに接することもなかったため酔っぱらいが怖い。

私は血筋でお酒が飲めない。
匂いだけで頭痛くなって気持ち悪くなる。
お酒が飲めなくて酔ったことがないし、一族みんなお酒飲まないから、大人になるまで人生で酔っぱらいに接することもなかったため、酔っぱらいが怖い。
この気持ちが全然理解してもらえない。
会社の飲み会でもそうだけど、普段理性的な人が赤ちゃんみたいになったり、距離感なくなってベタベタしたり、
それを翌日にはキレイサッパリ忘れてる姿が全然理解できなくて怖い。
「酔っぱらいなんてそんなものだよ」と言われるけど、自分がそんな状態に絶対ならないことと、私ならあんな姿絶対晒せないから、そんな姿を晒してでも酒を飲みたいって人も理解できなくて怖い。
酒の席は無礼講ってのも私には馴染めない。
酒飲みなら酒飲んでるから仕方ないで終わるけど、酒飲んでない私が酔っぱらいの言動に怒ると逆に心が狭いと怒られるのは理不尽に思う。

すごくシンプルに言うと、酔っぱらいとの距離のとり方とか接し方とか介抱の仕方が分からないから、怖くて辛くてしんどい。
大学生のころ、年末に夜までバイトして22時頃帰路についたとき、酒ビンもった酔っぱらいの社会人に大量に絡まれて、
すごく意気揚々とした感じで「おねぇちゃーん、そこ（従業員通用口）から出てきて仕事終わりー？ご苦労さまー！」って、言ってることはいたわってる感じなんだけど
30代くらいの男性複数に背中バンバン叩かれて、左右から肩組まれて、うぇーい！みたいなノリで言われてものすごく怖かった。
私がドン引きして怯えてるのを見て、同じ会社の人と思われる女性たちが
「あははー！この人たち酔っ払ってるからぁー！ごめんねぇ」って大きな声でやっぱり意気揚々と言ってて
全然助ける素振りも男性たちを止める素振りもなくて、どうしていいかわからなくてただひたすら怖かった。
肩組んでた男性たちは「気ぃつけて帰りーなー！」とまた背中バシバシ叩いて離してくれたんだけど、嵐のような時間だった。
また別の日のバイト帰り、若い男性の酔っぱらいがアパートの入口で立ちションしてて近寄れなかった
立ちション終わっても入口塞ぐようにしゃがんで、ビール片手にタバコ吸いだして離れる気配がない。
オートロックのアパートだから他から入ることもできなくて、吹雪く中外で惨めな閉め出し。
アパートの近くは飲み屋とか無いから、近辺に住む住人の可能性を思うと顔覚えられたくないし、
もし入るときについてこられたら怖いからやっぱりアパートに近づけなくて、男性にバレないところまで離れて110番した。
警察が来たあともバレない場所から様子を伺ってたけど、なんかずっとごねてて、結局家に入れたのは１時間以上経過してから。
吹雪いてたから全身湿ってて、恐怖と緊張と寒さで体が芯まで冷え切ってた。
すぐお風呂入ったけど夜から高熱が出て、それが一週間も続いて、死ぬかと思うくらい辛かった。
この話をして怖かったと話しても、私の被害妄想とか怖がりすぎって言われて理解されない。
ニュースで酔っぱらいが人殴って酔って覚えてないとか言うの見るから、何か気に障ることして暴力振るわれたらどうしようってこっちは気が気じゃないのに。
「寄ってても理性は働くしそんなすぐ暴力振るう人ばかりじゃない」って言うけど、なんでそう言い切れるんだろう。
普段とても理性的な人が酒飲んで本能むき出しになってあられもない姿晒したりするのに。
酔っぱらいの言うことなんて私は信じられないよ。
男女差別って言われようと、酔っぱらいの男性は特に恐怖の対象でしかない。
酔っぱらいが怖い。だから酔っぱらいが沢山いるような店や場には行きたくない。その意見を否定しないでほしい。
コロナで飲み会自粛の流れだったのが最近みんな感覚麻痺してきてるから、憂鬱。