ご近所さんへのお土産を持って帰省した私。知らない女性「私それ好きなのぉ～。私と仲良くなったらお得よぉ～。」

今日遭遇したクレクレ。
文才なくてすみません。長くなったので2つに分けます。

旦那が1週間ほど出張になったので、息子（2歳）を連れて
帰省することになった。
実家には余分な駐車スペースがなく、近所にコインパーキングもないので
公共交通機関の乗り継ぎを覚悟していたが、ご近所さんのご好意で
経営しているアパートの空き駐車場を貸してもらえることに。

一先ず実家に荷物を置いて、アパートへ。車を停めて、ご近所さんへの
お土産の菓子袋を持った息子を抱きかかえて車を降りたら、60歳くらいの女性が話しかけてきた。
「あら、○○堂のお菓子？私それ好きなのぉ～。美味しいわよぉ～。」
「そうですね」とスルーしようとしたら、進行方向をふさがれ、尚も女性は話し続ける。

「私はこの町内に住んで長いのよぉ～。ここじゃちょっと知られた顔なのよぉ～。
私と仲良くなったらお得よぉ～。子供も小さいと色々大変よぉ～。
その菓子クレクレ」

クレクレ来た！どうしようと思っていたら、女性が「じゃあ頂くわ」と菓子を持った息子に
腕を伸ばしたので、とっさに体を捻って息子を庇いながら
「私はここに20年以上住んでいましたが、あなたの事を存じません。どなたですか？
菓子が欲しいなら自分で買ってください。人に集って恥ずかしくないですか」
を訛りバリバリのべらんめぇ口調＋ドスの聞いた声で言ってしまった。
このスレ見ながら、遭遇した時はスマートに返そうと思ってたのに････orz

固まる女性と私（と息子）

「こらぁ、○○さん！また悪さしてるのかぁ！」
と通りがかったおじいさんが声をかけて、フリーズが解けた女性がﾌｧﾋﾞｮﾘながら
駆け出していった。

事の次第をご近所さんに話したところ、その女性は地主さんの名を騙り、新規住民の
アパート住人クレクレして（未遂）ちょっとした揉め事になったらしい。
本当の地主さんで駐車場を貸してくれたご近所さんの眉間のしわが深くなっていた。

どうやら、地主さん、町会長と顔役のご隠居さん達で対策会議が開かれるようだ。
ちなみに○○さんは5年ほど前に引っ越してきた家族の母親との事。場合によっては
私にも証人として参加して欲しいと言われて、了承した。

只、町会長さんたちへの根回しで、
「○○さんがまた悪さしてねぇ。今度は××さんちの私ちゃんにある事ない事言って･･･、そうそう、
ガキ大将だった私ちゃんよ。息子さん見せに実家に帰ってきたのよ」
「△さんちの子を追いかけていた野良犬を竹箒でやっつけた私ちゃんよ」
とか、
「そうそう、御神木に登って降りれなくなった□君をを助けようとして一緒に降りられなくなった
私ちゃんがお母さんになったのよ」
って、何の羞恥プれイですか。地主奥様、お願いですその説明やめてください･･･orz

2児の父なのにww
地主孫がんばれ

それにしてもクレ奥は手口が随分手慣れてるね、きっとどこにいても同様のことを
やってきたんだろうな
今のところは限りなくグレーだから手出し出来ないとしても、この手の奴はやがて
尻尾出すものだから、用意周到に対応して欲しいと思う

言ってる事はグレーゾーンギリギリでも、勝手に相手の持ち物に手を出すのは窃盗だろｗ

まぁお得意の、「くれるって言われたから手を伸ばしただけ」って言い訳するだろうけど。
しかし手口がまるで熟練の借金取立て屋か893屋さんみたいなセコだなｗ

本日、対策会議とそれを踏まえたクレ奥に対する勧告があるというので
ご報告できるかと思います。

朝の散歩中に会ったお爺ちゃん＆お婆ちゃんにも「あの私ちゃんがお母さんなのねぇ」
と言われ続けて･･･お願いだから忘れてorz

対策会議の結果を報告を書き込みします。
フェイク込みですが

クレ奥対策の一環として、地域挨拶運動の推奨が採択。
別名、お天道さまは見てるぞ作戦

ちょうど、大きな道路の開通を控え、人の出入りも多くなり
治安が悪くなるのではとの懸念があり（会合の本題）、挨拶や
声かけで人の存在をアピールしようとの考えです。
まずはご隠居さんたちから始め、徐々に広がっていけばとの事。

もちろん、クレ奥への注意はしっかり行い、3度目は無いと釘を
刺すそう。クレ奥も頭は悪くないだろうけど、相手が悪い。
百戦錬磨のご隠居さん達の仏の慈悲と閻魔の裁きは衰えてなかった。
これは色々と身に染みてるのでｶﾞｸﾌﾞﾙものです。

最後に「あの私ちゃん」のエピソードは微笑ましい（でも恥ずかしい）
ものが出終わり、
「うちの庭のイチジク食べ過ぎて腹痛起こした」
「お地蔵さんの前掛けに落書きした」
「ツララ落とそうとして雪玉投げてガラス割った」
とのお説教エピソードに移行してきた。基本悪ガキだったから･･･orz
地主孫＋αとともに親としての心得を切々と語られました。（正座で2時間程）

話を聞いていただき、ありがとうございました。
その後を書くことがないことを願い、名無しに戻ります。