子どもの頃、親の外出中にフライパンを使って料理しようと油を入れて火をつけたら…

ガキの頃の懐かしき思ひ出

親がｶﾞｲｼｭﾂ中で、家には一つ上の姉と俺だけだった。
姉は台所隣の居間に居て、テレビをつけていた。

俺はフライパンを使って料理しようと油を入れて火をつけた。
火力が強かったのか、白い煙がでてきた。（珍しくないが）
すると、軽く火がついた。俺は好奇心にかられ、そのまま見ていたら
いきなりフライパンの油が火の海となり、数十cmほど炎が上がってしまった。
さすがにビビッた俺は、とっさにコンロを消したが、直ぐに火の勢いが治まるわけない。
その時の俺の頭は”どうやって火を消すか”でいっぱいだった。
その時、テレビでやっていた「てんぷら火災の消し方」を思い出した。（九ﾀﾋに一生とかの）
俺は冷静になりタオルを持ってきて、水に漬け、硬く絞りフライパンに被せた。
すると、炎の勢いは直ぐに衰え、タオルを上げると炎は消えていた。
ほっとする俺、隣の姉は気付いていない。油まみれのタオルを風呂場で洗い、フライパンも片付けた。

もし俺が、あそこで水タオルを使わず混乱して水をかけていたら、どうなっていただろうか？
ちなみに家族にはこの事はバレていない。そのタオルもまだ現役ふぁ。

乱文、長文ｽﾏｿ