子供時代、新興宗教の神様扱いされてた。小学校には行かず、自宅のアパートで毎日訪れた信者の体を触ってはお祈りしてた。

規模こそそこまで大きくないが子供時代新興宗教の神様扱いされてた。
自分は先天的に片足が欠損して生まれた障害者で、蛭子(ひるこ。不具神だったのでイザナギに捨てられた。)神の使いとして崇められてたらしい。
自分は小学校に行かず自宅のアパートで毎日訪れた信者の体を触ってはお祈りする事。と言ってもその手の真言だとかお経だとかは知らなかったので適当に目を瞑り手を合わせて信者の健康をお祈りしてた。
小学校にこそ行けなかったがちゃんと3食出るし自由時間もあり別に暴力的な虐待は一切なかった。
神様生活が終わったのはたまたま自由時間に外出してた際に警察に保護された時。両親は逮捕されて俺は障害者も扱う施設で暮らすようになりやがて大人になって就職し普通の生活してる。
この前どこから連絡先入手したのか信者の一人が神様戻ってきてくださいと電話があり「長年修行してない(実際は修行も何も一切してないその場のデマカセ)ので力が無くなりました。」で切り抜けたがその時はマジでビビったw
後から知った話だが両親は別にビジネスで宗教やってたわけじゃなく俺が障害児なのを悲観してたところ何らかのきっかけでマジで神様パワーあると思い込んじゃったらしい。
ついでに田舎の話ではなくそれなりに栄えてる政令指定都市での出来事だった。