中3の時、難病指定の遺伝子病の可能性があるとわかった事がきっかけで父とのDNA検査をした。結果は…

少し混乱して悲しくて、何処にも言えないし書けないので、書き逃げします。
許してください。
私は今でいう「托卵された子」だった。中3の修学旅行時に旅先で体調不良になり、帰郷後大学病院で検査したら、難病指定の遺伝子病の懸念があり、父方にそんな病気を持つ人がいなかったのでDNA検査をしたら99％親子関係否定の結果が出た。
最終、難病は疑似陽性で近似の違う病気と判明（完治済）したが、私が入院中に両親は離婚した。母は職場の上司と長年の
不倫関係で、私はその人の娘で、弟はまた違う近所の幼馴染の父の子だった。どうやら父は無精子もしくは製造数が少ない人
だったらしく、母は不倫相手の子（私）を産みたいが為に元父と結婚したと言っていた。
元父は中卒工場勤務の薄給だったがとても優しい人で、私は父とあまり似て無い事を少し安心してた（父は容姿は悪かった）
でも30才を超えた今は、元父だった人の優しさが理解出来るようになった。
離婚した母は不倫相手の上司が既婚だった為、私と弟は母方伯母の家に預けられ、母は年に数回来れば良い方で、私が高校を
卒業してからは一度も会ってないし行方も知らない。　弟は一時グレたが、伯父がとても怖い人だったので、すぐ元に戻り
高校を卒業後関西方面に行き、もう5年以上会って無い。伯父伯母には今も中元歳暮を贈って感謝を伝えている。
幼馴染から元父の消息を聞いたが、母と離婚し数年後、全く見掛けなくなり、皆で住んでた借家も違う人が住んでると聞いた。
今年、旅先不明人として公報されていた初老の男性が元父だったと所有物から分かったらしく、幼馴染に連絡があり、私にも
教えてくれ一緒に遺物を頂きに上がった。元父と私は摘出否認の結果で完全に他人なので警察に断られたが、元父の親戚は
引取を拒否したらしく、弁護士に相談し代理契約の上、引取の許可を得、元父の遺物を引き取る事が出来た。
元父の遺物は元父系の御墓に入れる事は出来なかったので、主人の許しを得て前に住んでた地域のお寺に預かって貰ってるが
今でも夢に元父と一緒にキャンプしたり遊んだ夢を見る。私が退院する時、最後に元父と面談したが、ほとんど無言で目に涙を
いっぱいに貯めた顔しか覚えて無い。別れ際に泣いて父に縋ったが、父は無言で私を振り払い行ってしまった。今考えると
それが最後の父の優しさだったのだと思う。
今不倫してる人・伴侶に嘘をついている人は、自分の事ばかりじゃなく子供の事、相手の心を考えて欲しい。