娘が年少の時に夫が事故で他界。→私「お母さん、今お付き合いしてる人がいるんだけど…」大学生の娘「気持ち悪い」私「！？」

過疎ってて丁度いいかな。
書き殴るので無茶苦茶長いです。
超長文読めない人はスルーして下さい。
頑張って読むような内容でもないし、きっと不愉快な気持ちになる人もいると思いますので。

一人娘がまだ年少の時に夫が事故で急ﾀﾋした。
夫はちゃんと横断歩道で青で渡ってたのに信号無視の車に跳ねられて、100％向こうの過失だったので
慰謝料も高額で貰えたし保険金やﾀﾋ亡退職金など高額なお金が手に入り、私自身も復職が叶い
娘を大学まで行かせることもできたけど、ずっと空しさがあった。
当時20代で夫とはまだまだラブラブだったし、そろそろ二人目が欲しいね
そうなるとマイホームもなるべく早く手に入れたいね、土地だけでも探しておこうか、
･･･って、そんなことばかり話してた頃だったから。
でも嘆いても夫が帰ってくるわけでもないし、とにかく夫の分も頑張って娘を育てていかなきゃって
その一心で私なりに頑張ってきたつもりだった。

娘が大学生になって家を出て、一人暮らしになって一年ぐらい経った頃、
勤務先の研修旅行があって、そこで知り合った男性と付き合うようになった。
相手も奥様を亡くしていて、でも子供はいなかった。
１年ほど付き合って、なんとなく再婚話が出始めた頃に
帰省してきた娘に「お母さん、今お付き合いしてる人がいるんだけど･･･」と話し始めたら
最後まで聞かずに「再婚とかやめてよ」ってピシャリと言われた。
私としては、娘が大学を卒業して就職したら、私自身のこれからの人生を考えさせてねって言うつもりだった。
でも再度話をし直そうとしても聞いてもらえなかった。
「再婚とか気持ち悪いから嫌。もういい年なんだからいいじゃない、ひとりでも」
って言われて、ものすごくショックだった。
まだ40代、これから先何十年もあるのに、我が娘から“気持ち悪い”とか“いい年なんだから”って言われて
後頭部を鈍器で殴られたみたいにショックだった。
幸いと言うか、彼はとても懐が深いというか、今は娘さんの気持ちを尊重しようと言ってくれて
娘も好きな人が出来て結婚を考えるようになったら気持ちも和らぐかも、分かってくれるかも･･･って。
私も彼も再婚を急ぐ必要はなかったから、交際を続けつつ機が熟すのを待った。
が、娘が26の時に彼氏と共に婚約の挨拶に来て、誠実そうな男性だったので祝福した。
そして結婚式の数日前に「幸せになりなさいよ」と話したあと
「お母さんも幸せになっていい？」って聞いたら「まだ言ってるの？気色悪っ」って言われた。
「おばさんと結婚したいなんてお金目的か何かじゃないの？騙されてるに決まってんじゃん。
なんかあったらこっちに迷惑かかるんだからね！」って。
二度の反対に遭って心が折れてしまった。
反対するにしても、こんな言い方を娘からされるなんて、どこでどう育て方を間違ったのか。
確かに一人親だと目が届かない部分もあったと思う。
だけど出来ることは精一杯やって、自分のことは二の次で必ﾀﾋで子育てしてきたつもりだった。
なのに娘には何かしらの人としての欠陥がある。何が原因だったんだろう。

その夜、眠れなくて涙が止まらなかった。
結婚式の間中、幸せそうに笑ってる娘の顔を見るのが辛かった。
喜びの涙なんて全く出なくて、赤の他人の披露宴に出席してるような感覚。
ハネムーンから帰ってきたあと、先方のご実家にはすぐに帰国の挨拶に行って
あれやこれやお土産を渡してきたらしい。
お母さまからわざわざ電話を頂いて、楽しそうに話された。
うちには来なかった。
メール便でハイビスカスの絵柄のＴシャツを２枚を送って来ただけ。
手紙も無く、ＬＩＮＥで「送ったからね」とだけ。
その時、なんて説明したらいいのか分からない黒い感情が渦巻いて
私はこれまで何を頑張ってきたんだろうと思った。
娘の為に生きてきた結果がこれかと思うと叫びたい気持ちを押さえられなくて
風呂場に走って残り湯に頭を突っ込んで叫んだ。
何度も叫んだけど気が治まらなかった。

翌日彼に私の覚悟を話した。親子の縁を切ることにしたと。
彼は、娘が結婚するのを待ってたから、結婚が決まってもなお反対されたことにショックを受けてたけど
私の心の痛みも十分理解してくれて、私の気の済むようにすればいい
でも、いつか和解できるといいよねって言ってくれた。
たぶん和解する日はこないと思ってる。私がもう娘を娘と思えなくなってるし。

それからすぐ最低限の荷物だけ出してレンタルスペースに預け、マンション（賃貸）を解約した。
そして彼と再婚して、彼が住む隣県に新居を構え、私は仕事を辞めた。
娘は彼のことを何一つ知らない。
引越すとき、娘には「これからは自分だけの為に生きます。さよなら」とＬＩＮＥしたあと
スマホは解約した。
元職場の同僚には事情を話して、娘から何か聞いてきても会社は辞めた、あとのことは知らぬ存ぜぬを貫いて貰うように話してある。
実際一度とても焦った様子で電話があって、行先を知らないかしつこく聞かれたらしい。
同僚といっても古い友人なので夫を亡くしてからこれまでのことも知ってるので
最終的には「もう自分の人生を歩いていいんじゃないか」と理解してくれている。
「親としての義務はもう終わったよ」って言ってくれて涙が出た。

あれから４年もかかって、今年の３月にとうとう私の居場所を見つけた娘が訪ねてきた。
オートロックのマンションなので中に入れずにロビーで待っててもらって、近くの喫茶店に連れて行った。
離婚したんだって。「それで？」って言ったら「子供はいない」って。
「それで？」って言ったら「今、市営借りて住んでる」って。
「それで？」って言ったら「パート先が移転が決まって通えなくなる」って。
「それで？」って言ったら「生活苦しくて辛い」って。
「それで？」って言ったら泣き出して「どうしてそんな意地悪言うの？母親のくせに！」って。
不思議なぐらい何も心を揺さぶられなかった。
「ここ（喫茶店）に連れてきたのは家に入れる気が無かったから。
もう娘だとは思ってないから。それで、用事は何？」
って言ったら泣きながら黙ってる。
「回りが見てるし恥ずかしいから泣くのは止めて。用事があるなら早く言って」って言った。
本当は用事なんてお金の無心しかないだろうと分かってたけど。
そして「助けて下さい･･･」って言われた。

「夫を亡くしてから必ﾀﾋで育ててきた娘に、私自身が幸せになることをその娘から完全に拒否されて
私が母親としても女としてもどれだけ傷ついたか分かってるのか。
銀行口座を教えなさい。手切れ金として100万円だけ振り込んであげるから
今後一切私の前に顔を出すな。私の老後のことは何も考えなくていい。
もうおまえの顔を二度と見たくない」
と言ってキャッシュカードを出させ、メモ代わりに写メを撮った。
せめて電話番号を教えて欲しいと言われたけど、
「教える気はない。住まいがバレた以上、引っ越すことも考えている」と言った。
更に「お母さん、再婚したの分かってるんでしょ？彼に迷惑かけるようなことをしたら
その時はあんたをころすかも知れないよ」とも言った。
自分でも驚くぐらい冷めた口調で。
娘はまだ泣いてたけど、知らん顔して店を出たがなんとも思わなかった。
最初に反対されたあの日まで、娘は私の一番大切な宝物だった。
この子の為ならﾀﾋんでもいいとすら本気で思ってた。
これが可愛さ余って憎さ百倍ってことなのかな。
血が繋がってるだけに余計に、拗れた時は根が深いもんだとつくづく思った。

娘に会ってあげるだけでも貴方は偉いと思う。

私なら不審者がうろついてるよって、２４一択。