夫と私は生まれ育った地域がかなり異なる。だから子どもの頃にこういった共通点があるとフフってなる。

私、夕飯作ってる時に暇でどーでもいいことを口走ることがある。
今日は唐突にたまごっちを思い出して夫に話題ふってみた。
「子供の頃にゲームボーイのたまごっちやってたんだけど、主人公の手で世界からたまごっちが消えるまでの過程を見せられるクソゲーだったわ」
「なっつ、俺もやってたわ。陸と海から卵とってくるやつな」
「まじか。くそつまんなかったよな。とってきた卵が全部ﾀﾋぬとたまごっちが滅んだ世界に主人公だけが残る」
「あれ、そんなホラーゲームだったっけ？ﾀﾋ亡シーントラウマゲーだと思ってたわ」
「一番良く覚えるの貝のやつだわ。なんだっけ、ぱーるっち？」
「かいっちな」
「ぱーるなんてオシャンティな名前じゃなかった」
「そういや俺やってたの1のほうだわ」
「私2だよ」
「まじか、俺、ずっと2が欲しかってん。1がつまんなくて2ならおもしろんじゃないかと思って」
「2の方がﾀﾋ亡シーントラウマになるしクソゲーはクソゲーだよ」
「そっか、2もつまんなかったか・・・俺の長年の夢が砕けたわ・・・」

夫と私は生まれ育った地域がかなり異なるんだよね。だから食文化とか見てたテレビとか季節感とか行事とかかなり違う。
子供の頃にこういった共通点があると、なんかフフってなる。うまく言えんけど。

この前は夕飯作りながら微妙に懐かしいもの選手権を1人でやってたんだけど
「微妙に懐かしいもの選手権、エントリーナンバー一番、せがた三四郎」
って呟いたら
「古い！古すぎるわ！今の子セガサターンすら知らないわ！」
と即座にツッコミが飛んできた。
「エントリーナンバー二番、ニンテンドー64拡張パック」
「剥がさないでくださいのシール剥がすんやでぇ・・・」
こういうやり取りしてると、幼い頃からずっと一緒に育ってきたような気分になる。