野球部で投手、高3の夏の大会で連打されて満塁になったところで皆が「全てお前に任せた！」 と言ってくれた。その結果…

野球部で投手、高校三年の夏の大会でのこと。
連打されて満塁になったところで皆が集まって
「全てお前に任せた！」
と言ってくれた。涙が出そうな程嬉しくて、意気に感じた。
でも、満塁ホームランを打たれてしまって頭真っ白。
気を取り直した直後にバックの仲間を見たら皆ガックリ…
孤独感、無力感、責任、恥ずかしさ、怒り、悔しさ、悲しさ、逃げ出したい気持ち、脱力感、恐怖感なんかがいっぺんに襲ってきた。
当時の自分には、衝撃的に辛い出来事。
当方現在34歳、いまだに年１～２回はその夢にうなされてしまう。

全然レベル違うけど、オレは高校の時、陸上の投擲種目やってた。
強い選手ではなかったし、それまで都大会にすら出たこと無かった。
でも、最後の記録会（大会じゃなくて、記録を図るためだけの競技会）でようやく都大会レベルの記録を出すことができた。
うちの地区が弱かったおかげもあるけど、都大会進出のボーダーより７ｍくらい上。
最後の最後で、やっと都大会にいけるかも！って嬉しかった。

んで、最後の大会。
競技の日程を１週間も間違えた。
前日になって気が付いたんだけど、翌週だと思ってたオレはバリバリに筋トレやった後で筋肉痛。
調整も何もかもメチャクチャで迎えた当日。肩はまだ筋肉痛。でも頑張るしかない。
試技は３回だけど、３回とも全力でいけるようなコンディションじゃなかったので、１投目に賭けた。
渾身の一投は、オレより前に投げた人たちの記録よりも遠くに飛んだ。暫定一位。
でも、審判は冷静に「だめー」という声と共に赤旗を揚げる。微妙に線を踏んでた。ファールだ。
不完全な体調に加え、一投目をファールという大失態（一投目は記録を確実に残すのがセオリー）。
心身ともにズタボロになったオレは二投目・三投目もヘナチョコ記録しか残せないまま大会が終わった。
終わってみれば過去最低な記録。全力を出し切るどころか、自己ベストよりも１０ｍ以上低い記録だった。

大会の日程を間違えるという馬鹿な自分にも衝撃だったし、最後の大会で悔いしか残らない結果を出した自分にも衝撃。
さらに調整がロクにできていない状態で無理したせいで、肩を故障。以来、ボールとかでも全力投球する事が出来なくなった。これまた衝撃。

アホにも程がある。

試験の日程を間違えるのはわかるんだけど、
大会の日程を間違えるのは不思議。
部活だよね？大会を前にしたら大会まで何日～とか
日程確認とか気づくことは何度もあるんじゃないの？
部活仲間やコーチは、前日まで全力で鍛えている姿を見て
一言も注意してくれなかったの？

弱小陸上部でただでさえ部員少なかった上に、投擲やる人なんてオレオレ以外いなかったからね。
しかも、大会前になると調整の関係で完璧種目別行動になるのよ。練習するもしないも種目ごとに決定。
オレは投擲一人だったから、一人でやってたわけさ。
だから、どんなメニューの練習してるか誰も把握してなかったんよね。
もう大分昔の話だけど、我ながらほんとアホだと思います。
都の５０傑には選ばれたのが唯一の救いだよ・・・

そういうシステムだったのか・・・
無神経なこと言ってごめんね。

いえいえ。
自分でもアホだと思うし、今ではもう笑い話ですよ。
逆に気にさせちゃったようでゴメン