本家長男跡取り様だとかでいつも偉そうにふんぞり返っている親戚のデブジジイをみんなで懲らしめてやった。

暴力込のＤＱＮ話です

親戚に本家長男跡取り様だとかでいつも偉そうにふんぞり返っているデブジジイがいた
本家婆どもにちやほや可愛がられていたのでますます増長してた
自分は分家のアホガキです

・俺は戦後の混乱期を生きたから強い
・俺はガキ大将でボクサーで東大首席だエライ
・就職は公務員以外認めん！子供は全員公務員になれ！！
・とにかく俺はエライ俺はエライ今の若者はダメだ俺はエライ

口を開けば上記の自慢話（これでもごく１部）
今の若い奴はダメだ歌でもテレビでも何でもかんでも昔がよかった
たまの親戚の集まりで会えば説教ばかり
説教の内容も思いやりの心を持ちなさいだの良い友達と切磋琢磨だの美辞麗句ばかりで中身が無い
兄貴が学校でいじめられた時「毅然としていればいじめられる事なんか無いんだ！毅然としていなさい！」と弟と自分を正座させ説教説教
親戚の用事から帰ってきた両親がジジイを止めなければ２時間でも３時間でも説教されていたと思う
主な口癖「思いやりの心を持ちなさい」「毅然としていろ」「良い友達を作って切磋琢磨、下を見て安心するな。甘えるな」

自分と兄貴はこの時間とジジイが大嫌いだった
本家婆はいつもさすがジジイちゃんね～みんなジジイちゃんを見習いなさいよとジジイﾏﾝｾｰするだけの喜び組だった

ジジイ本家は奥さんと長男長女の四人家族で
ジジイ以外の三人はいつも目がﾀﾋんでた
たまに会う自分達ですらあれだからジジイの家族の日常は地獄だったそう
ある時、自分と母と兄貴でにジジイ家におすそ分けに行ったら
ジジイが廊下にジジイ長男長女を正座させて折檻しながら大説教してた
保育園ぐらいのガキを固い廊下に正座させて大説教だよ、考えられない
母はそそくさとおすそ分けを済ませて逃げて「あそこんちはおかしいから関わったらいかんよ」と告げた
ガキながらに、あそこで説教したら外からばっちり見えて恥をかかせられるんだな、ジジイらしいゲスな発想だなーと思った
成長するにつれ次第にジジイ家とも疎遠になっていった

そんな自分もそろそろ進路に迷う頃になった
ふと気になって何気なく母に聞いてみた
そういえばジジイさんえらく公務員推してたけど本人も公務員なん？仕事何してるん？と
母は困ったような顔で「子供の耳には入れたくなかったけど…」とためらいながらジジイの正体を明かした

驚いた自分はジジイ長男長女に連絡をとり真偽を確かめた
ジジイ長男は大学で県外の大学に進学、ジジイ長女は当時JKで実家住まい

何か月かしてジジイ本家にてジジイ様ご生誕を祝う親戚の集まりが催されることになった
母に頼んで、〇〇家の若者（自分、兄貴、ジジイ長男長女の四人）がその集まりで「四人でジジイ様にお祝いの歌を歌う」「長男はその日帰省する。ジジイ様に重大発表がある」とジジイに告げてもらった
それを聞いたジジイは「そうかそうか、あいつらもようやく人の思いやりが分かる年になったか」とニタニタ頷いてたらしい（続）

ジジイ誕生日当日、母を含む本家婆たちが買い物に出かた
本家に残ったのはジジイとパーティの準備をするジジイ奥さんだけ
まず自分が本家に入った
久しぶりに見るジジイはめっちゃ老けこんでた
打ち上げられたぶよぶよの深海魚が寝っ転がって野球見てた（たしかにジジイは昔からビヤ樽トド体型ではあったが）
ジジイは自分を見るなり、おーお前かでかくなったなお前就職はどうするんだなに？専門学校だと？バカじゃないのかそんなことでこの先うんたらかんたら」と昔と同じ感じで語りだした
何も変わってねえなと思いつつ作戦開始
「いらん。負け犬の話とか何も聞く価値ない」
ジジイ、自分の返答に驚いたようでﾅﾝﾀﾞｿﾉﾀｲﾄﾞﾊｰといきり立ったが作戦通りに爆弾投下

「何十年も無職で女房のヒモに甘んじてる前科者が何を教えられんの？」

ジジイしばしフリーズ。フリーズ後くぁwせdrftgyふじこlpとケダモノみたいな雄たけび上げながら立ち上がる
隣の部屋に待機してた兄貴＆ジジイ長男長女登場
久々に見るジジイ長男は大学で格闘サークルに入って細マッチョと化していた
四人で子供の頃からの積もり積もったジジイへの恨みを肉体言語で訴えた
特にジジイ長男の怒りはすさまじく
「無職ヒモの分際でいままでよくも偉そうにいばり散らしてくれたな」「おかしいと思ってたんだよいつも家にいるし。でもまさか無職だなんて」と怒鳴っていた
ジジイひいひぃわめきながら違う誤解だ親に向かって連呼
じゃあこれはどうなんだと自分母に教わったジジイの過去をぶちまけた

アホジジイ様の華麗な人生年表（簡易版）

ド田舎で本家長男様と甘やかされまくって育ち上京。東大卒の真偽は不明。主席かどうかは更に不明
↓
就職。まぐれで一度だけ営業成績がトップになったのを俺様の実力と思い込み退社（マンガかな）
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企業→当然秒で倒産
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ジジイ潰れた会社の尻拭いや借金を身重のジジイ奥さんに全部押し付けて逃亡
↓
ジジイ長男誕生。ジジイ連絡ブッチ養育費も無し
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ジジイ奥さん田舎に帰るも出戻りに田舎の風は冷たくミルク代にも事欠く日々極貧に耐えきれなくなってなんとかジジイにコンタクト
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ジジイ奥さんの境遇を聞いて「は？　お前何でそんな貧乏ってんのｳｹﾙｗｗｗ　俺？　いま某一流企業に勤めてて超高給取りだし♪」と大ボラ吹き
↓
ジジイ奥さんその嘘を信じて借金して飛行機の距離を飛んで幼児の手を引いてジジイの安アパートに押し掛ける
↓
ジジイは奥さんに「あれは仮に某一流企業に入社できていたらという仮定の話だ！」とマジで意味不明の逆切れ
↓
ジジイさっそく奥さん孕ます。妊婦を朝から晩まで働かせて家事もさせてパチと酒三昧

これでもほんのごく一部
ジジイ会社の金銭トラブルや前科やＤＶや離婚歴…全部書くと余裕でノート一冊潰れる

いつもいつも家族に思いやりの気持ちをだのほざいてきたくせになんだこの経歴は、と四人でジジイを睨みつけた
何十年も生きていて何一つ良い要素や善行、資格も特技も趣味すらも本当に何もない、酒とパチしかない人間が実在するのかと驚いた
ここまでクズ要素しかない奴マンガでも見た事ないんだけど
感想を淡々と告げるとジジイ真っ青になって違う誤解だあれは躾だのわめくわめく
長男ジジイ腹にキック。ジジイリバース（汚い
こっちは子供の頃何か言う度に口答えするな屁理屈言うなと殴られたし泣いても折檻は止まらなかったんだからジジイが吐こうと漏らそうと今のリベンジを止める気は毛頭なかった

長男は地獄の底から響くような静かな声で言った
親父、俺に言ったよな、女を殴る男は最低だって、俺は親父のその台詞だけはすごく感動して親父えらいと思ってたんだよ、なのになんだ、俺のいない間に長女殴ってたんだって？
というような事を言うとジジイ、ｱﾚﾊｼﾂｹﾀﾞ、ﾑｽﾒﾊｲｲﾝﾀﾞとおたおた
DVする奴って本当にそう言うんだーニュースで子供虐待ﾀﾋさせたバカ親が必ず言う台詞だーと自分と兄貴ではやし立てた。ジジイﾁｶﾞｳﾁｶﾞｳﾎﾝﾄﾆｼﾂｹﾀﾞとうろたえる
長男「女はダメで娘は殴っていいとか意味わかんねえよ。てか、てめえが孕ませた妻を朝から晩まで働かせるのはどうなんだ？暴力よりひどいことじゃないのか」「妊婦におんぶに抱っこして何が思いやりよ。てか前の奥さ
んや子供に養育費と慰謝料払ったの？どうせ払ってないだろこの文無しが」
長男長女の静かな怒りにジジイ真っ青
ジジイ這いつくばってゲロまみれの汚い顔でかあさーん！かあさーん！！と叫ぶ（まだ続く

ジジイ長男長女が「いつまで女房に甘えるんだママがいないと何にもできない赤ん坊か」「潰した会社の尻拭いを妊婦に押し付けるだけじゃまだ飽きたらんのか」と煽るとジジイ真っ赤
ジジイ長女、ジジイ顔面にパンチ炸裂、鼻血ぶしゃー（汚い
まさか娘に顔面パンチされるとは思ってなかったのかジジイまともにくらう
（さすがに女の腕力は心もとないから長女だけメリケンサックとグローブで防御力強化+弟のジムで何か月か鍛えさせてる）
ジジイ、ｵ･ｵ･ｵﾔﾆﾑｶｯﾃｰ
家事や子育てすらしない無職ヒモが親を気取るな、なにが思いやりの心だと長女さらにパンチ連打

長女はジジイをボコってる間、幼少期からされた事を叫んでいた
ギリ〇的虐待じゃないけど別ベクトルで気色悪い嫌がらせばかり
妹以外の幼女にもそういう事をしていたらしい。犯罪やん
長男もブチ切れて「妹にそんな事してたのかよ！他の女の子にまで！？」と更にボコ

ここでジジイ奥さん登場、血まみれのジジイ見てキャー
「ではここでジジイさんの誕生日を祝して僕たちから歌をプレゼントします！
む・む・無職、無職のヒモは♪ご・ご・ごくつぶし甘ったれの前科者♪」
と童謡の証城寺の狸囃子の替え歌を歌ってあげた
ジジイﾅﾝﾀﾞｿﾉｳﾀﾜｰと発狂
長女、いいでしょあたしが作詞したのと冷たい目
なんでも長女が中学生の時に長女が日記を書いていたらジジイが勝手に取り上げて大声で朗読したからそのお返しらしい
ジジイは長女がいくら泣いて朗読をやめなかったんだと
男三人で「最低。女子のそういうの見るってどうなんだ」「おふくろにもそういう事してたって聞いたぞ。だからおふくろはいまだに手紙も日記も書けないんだってな」
とにらむとジジイ、あれは長女がきちんと漢字を書いてるか国語力をチェックするためだ、文字しか見てないから文章は見ていない！とわめくわめく
そんな言い訳が通じるかと長男キック
長女は、そんなにあたしの国語力が気になるならもっと聞かせてあげる、と歌を続けた
「ハイ♪ゴ・ゴ・ゴミ男（ジジイ本名、仮名）負け犬ゴミ男♪ひ・ひ・一人じゃケツも拭けない甲斐性無し♪」
手拍子つきで５番まで歌ってあげたらジジイ感涙してた
そんなに感動されると照れるのでジジイの好きな昭和懐メロの替え歌verも歌ってあげた
こっちがガキだった頃はいくら泣いてもジジイは折檻をやめなかったからね
今さらジジイに泣かれたって手を緩める気はない

汚い話ですがジジイの「ケツも拭けない」について補足
ジジイはすごい痔持ちで毎日１時間はトイレを占領
トイレのたびに嫌がる奥さんにシモの世話までさせてたんだと
これを長女から聞いた時は奥さんにここまで甘え切ってガチの「尻拭い」をさせる情けない男が実在するんだと、軽蔑と言うより驚きました
もうそれって夫婦じゃなくてママと赤ん坊じゃん

長くなって申し訳ない

そして、トイレ介護の話も含めてジジイがいかなる人間か知ってしまった我々がその結果いかにジジイを軽蔑しているか
ジジイ及びジジイ家にいい思い出や身内の情などかけらもない事、積もり積もった鬱憤を四人で語った
ジジイ真っ青になって、クリスマスにゲーム買ってやったじゃないかお年玉もあげたじゃないかーとか抵抗したが
ジジイ長男「おれ夏休みにアルバイトしたらあのゲームが１０台は買える金額余裕で稼げたんだけど。学生が数日で稼げる程度の額で恩を着せるとか恥ずかしくないのか。そんなに身内に金使うのが嫌か。それで何が家族に思いやりだ」とバッサリ

ジジイ長女、呆然としてるジジイ奥さんに向き直ってビンタ
こんなゴミを増長させたお前も同罪むしろ主犯だと怒鳴る
「こんな奴とはさっさと離婚してほしかった。潰れた会社の戦後処理を押し付けたり身重の妻を放っておく男がまともな訳ないってわかってた筈だろう。
なんでよりを戻したんだ。バカだよおふくろは。子供の頃いじめられるあんたを見るのがつらくてかばったりしてたけど今思えばそんな姿を子供に見せるな」
「生活が苦しいなら俺達のことは施設にでも預けて欲しかった。その方がずっとましだった」
「暴力振るう無職の犯罪者とまともな家族生活が送れるとなんで思ったの？　あたしたちが殴られてる間、止めもしないでメソメソしてたあんたも同罪。子供を生贄に差し出して楽してただけじゃない」

ここで長男から重大発表
「俺たち四人はこんな家とは絶縁する。長女の引っ越しも終わってる。おふくろはそんなクズがいいならﾀﾋぬまで前科者の尻拭いしてろ。おふくろのだめんずごっこに付き合うのはもううんざりだ」
ジジイﾋｯｺｼﾅﾝﾃｷｲﾃﾅｲﾕﾙｻﾝｿﾞｰとぎゃあぎゃあ
うるさいのでもし余計な真似したらジジイの同級生や恩師にジジイ人生年表（完全版）を公開、これまでの虐待DV諸々の記録持って出るとこ出ると脅迫
ﾅﾝﾃﾞｿﾝﾅｺﾄｦ～と泣き崩れるジジイ
ジジイ長男が「これ、俺が小学生の時にお前が説教の果てに俺への仕置きとしてやろうとした事だけど」
ｼﾗﾝ、ｵﾎﾞｴﾃﾅｲ、ｿﾝﾅﾑｶｼﾉｺﾄと珍獣の雄たけび
今度はジジイの頭から唐辛子水ぶっかけた。傷にしみて悶絶するジジイ
ﾅﾝﾃﾞｺｳﾅﾙﾝﾀﾞｰｶｿﾞｸｼﾞｬﾅｲｶｰｵﾓｲﾔﾘﾉｺｺﾛｦｰとわめく
「妊婦と乳飲み子を飢えさせたﾊﾟﾁﾝｶｽが思いやりを語るな」と最後に全員一発ずつジジイをぶん殴った
だいぶ省略しているがこんな感じでリベンジは終わった

その後

ジジイはただでさえ年なのに四人がかりでボコられて腰やらなんやらいろいろ逝ったらしく体が動かなくなった
奥さんがショックで鬱発症したんで本家婆がジジイを無理矢理入院させた
（ジジイは文無しで保険も年金も何も入ってないので入院費は奥さんの懐から出ている。どこまで情けない男だ）
ジジイは大の病院嫌いのうえに何十年も引きこもりの内弁慶だからワガママの効かない外での生活はガマンできないらしい
さらに病院の検査で大腸癌発覚
ジジイは超薄味病院食以外口にすることが許されなくなった
妊婦を朝から晩まで働かせても食道楽と晩酌を欠かさなかったジジイは耐え切れず
奥さんや本家婆にあれ持って見舞いに来い長女を連れてこいとワガママ三昧

ジジイが本家を離れた隙に自分母が奥さんの見舞いに来て抜け殻と化してる奥さんにコンコンと言い聞かせた
あんなハズレを掴んでしまった奥さんの境遇には同情するがＤＶに子供を巻き込んだ時点であんたも共犯よと、ジジイさんをあそこまで増長させたのは奥さんあなたよ、一番可哀想なのは子供達よと
ジジイ奥さん泣きながらも何か思う所があったのか、ようやく実家に帰ったらしい
確かにこのだめんず奥さんがいなかったらジジイもあそこまで増長することはなかったと思う
シェルターも警察も情報も全くない時代だったから仕方ないとしても…

ジジイは本家婆を呼びつけるが本家婆たちもそれぞれの生活があるので簡単にはいかない
ましてやそれまで全部ジジイ奥さんに丸投げしてたから勝手もわからない
ジジイ放置プレイざまあ
母いわく「なんかジジイさん、何で俺ともあろう者がこんな目に、俺の人生なんだったんだーとか泣いてるんですって。バっカじゃないかしら。あんだけむちゃくちゃやってきて病院でﾀﾋねるだけましだと思いなさいよ」
大腸癌が末期なので助かる見込みないみたい。ざまあ
長男長女にそれを話したら「危なかった、モタモタしてたら野郎にリベンジしないままあの世に逃げられてた。計画を急いで良かった」とほっとしてた

本家婆どもはなんとか我々若手に帰省してすべての世話をしてほしいらしいが両親が楯になってくれてるのでその言葉に甘えている。長々と失礼しました。おわり