私はアルビノと呼ばれている先天的白皮症で、体育は休みがちだった。教師「運動すれば健康になれる！我慢して走ってみよう！」→私「痛い(泣)」→姉が教師の顔面をグーパン…

短いですけどよろしくお願いします、私ではなく姉の武勇伝で、小学生時代の話ですけど。
年子で同学年という世間体の悪い年齢差でしたが、私達は仲良し姉妹でした。
私は一般的にアルビノと呼ばれている先天的白皮症で、足が悪いのもあって一部を覗く体育は休み、特に水泳はもってのほかでした。
それに比べて姉は黒髪黒目で皆勤賞を小学校から連続で取るような健康な体で、１４５センチの体から握力３５弱を出したこともあり、水泳は苦手でもできなくはありませんでした。

原因は体のことをわかっていない教師でした。
私は見学をするときには特別に長袖を着て、手足に日焼け止めを塗って帽子をかぶっていました
（真夏はそれすらしないこともあり）。
以前の先生は分かってくれていたのですが、新任の先生がテンプレートな間違い熱血教師で、
「ちゃんと運動すれば健康になれる！足も一度我慢して走ってみよう！」
と声をかけてきました。

今思えばそのとき断っておくべきでしたが、周りに誰もいない上、声が大きかったので当時の私は命令されてるように感じてしまい、頷いてしまいました。
姉の性格は今でこそ丸いものの当時は非常に苛烈なものだったので、話して反対されるのが怖く秘密にしたまま放課後体育館に呼ばれました。

最初はすこし走れば終わるものと思っていたのですが、お嬢様のように扱われ、荷物も姉に持って貰っていた（渋ると姉がキレました）私には50ｍを走るのすら全力で、ゴールするだけで息がきれて膝も痛くなってきました。
それからは歩くように数回走ったのですが、最終的には膝の痛みから
「骨が折れた」
と実際は折れてないですが泣き出し、保健室に行くことになりました。

姉は小柄で長髪な上、普段の言葉遣いが丁寧なので教師は怒るより先に呆然としていました。
姉は鼻血がついた手で胸倉を掴み上げて耳元で
「屑が！まともに知りもしないで好き勝手言ってんじゃねぇぞいい加減にしろよ糞教師が！」
「先天的って言葉知ってるか低脳？テメェの脳内じゃあカタワを走らせれば手足が生えて来るのかよ御花畑、残念ながら俺はそう認識してねぇんだよ！」
「日に焼けるだの寝言言うなよ、火傷や水膨れで済めばいいが最悪ガンで命に関わるぞ！」
と怒鳴りつけると教師は先天的白皮症をほとんど知らなかったようで呆然としていました
姉はそのまま
「女のガキにぶん殴られて鼻血出したヘタレか、生徒を虐待した犯罪者か、今すぐ○○に謝るか選べ！」
と言って頭を掴んで無理やり下げさせると、教師は一応の謝罪をしました

その後は保健室の先生が呼んだ校長先生が姉を座らせ
「○○先生は転んで鼻血を出したんですよね」
と言ってくれました。
横になっている私を抜いて３人で向かい合って座る中、腕と足を組んで座っている姉は異様でしたｗｗ
その後は
教師は私の体のことを知らなくてやった
鼻血は転んで出した
ということを話し（姉は不満そうでしたが）膝の痛みも引いたのでそのまま帰宅しました。
姉は父に叱られると思っていたようですが、連絡もいっておらず、一時始終をはなすとむしろ姉を評価してくれました。
大したことはないかもしれませんが、私にとっては武勇伝です。
予想の３倍近く長くなってすいませんでした。
次に投稿するなら書きためて投稿します

姉ちゃん小学生で
その言質、すげ～
ぐーぱんもすげぇけどｗ

お姉さんに守ってもらえてよかったね
ひどい教師だね
かなり昔の話なのかな
問題表面化したほうが再発防止、認識を広げるためには良かったんだけどね
乙でした

良かれと思った無知のお節介ほどタチの悪いものはないね。
教師も悪意も何もないんだろうし。
だからこそ事前にそういう情報は叩き込まないといけないんだろうな。
稀に、知っていてもそんなの根性で治る的な奴もいるから怖いけど。

姉ちゃん強いなｗ
先生も良かれと思ってやっていたのだろうけど、無知は罪なりと言うからねえ
しかし学校側の手落ちじゃないかねそれ
そういう生徒がいるのなら、ちゃんと引継ぎをしていないとダメだろうにな
アルビノのことは伝わってたんだろうけど、それに対する説明が全くなかったんだろうな