70: 2017/04/25(火)20:45:09 ID:7S4
じいちゃんは20代で地方の議員に、定年まで一筋に勤めあげ、定年退職後も外部アドバイザーのような形でバリバリ働いてたが、ちょっと体壊して入院したのを切っ掛けに完全に引退。
しっかり貯金してたし、退職金もたっぷり。
年金も満額支払い済みで悠々自適の隠居生活の始まり・・・
のはずが問題発生。
旅行なんかは体力的にちょっと厳しい、前述の体を壊したというのが消化器関連の事だったので食関連の趣味も駄目。
周りが色々勧めてみるものの成果は今一つ。
そんなこんなで、当時高校生だった私にも一応・・・
という感じで話が回ってきたので、旧世代機として埃かぶってたニンテンドー64をいくつかのソフトと一緒に進呈することにした。
じいちゃんは、ゲームセンターが不良のたまり場として扱われてた世代の直撃なのでゲームに若干の偏見持ってるのは知ってたがまあ、ダメもとで気に入らなかったら返してもらってもいいよーという感じで、まあ期待はしてなかった。
つづく
それで、3日ほどたったところでじいちゃんから家に電話、母が取り次いでゲームの事で話があると。
「やっぱり駄目だったかなー、それとも今初めて使うことになってつなぎ方とかわからないとか?」
そんなこと考えながら電話変わってじいちゃんからの一言
「大乱闘スマッシュブラザーズっていうゲームの事なんだけど」
この時点で、ん?と思いつつ次の一言
「プリンっていうキャラの眠る技にはどういう意味があるの?」
はあ!?と思いましたとも。
ちなみに、あげたスマブラは2代目で、初代はちょっとへまして壊れ、買いなおしたはいいけど、隠し要素解禁がだるくなってほぼ初期状態のまま放置してたもの
それで、このゲームのプリンは隠しキャラである。
つまりじいちゃんは、この3日で隠し要素解禁するまでやりこんでたわけだ。
いや、じいちゃんあんた3日前までゲーム自体をやったことなかったよね!?
しかも、わざわざ孫に電話までして内容聞きに来るってどれだけハマってるんだよ!?
と、内心でツッコミまくりつつ質問に答えると、嬉しそうに
「早速試してみる!」
といって電話終わりました。
もうちょっとつづく
それで、先日じいちゃんが100に近い大往生で亡くなりました。
みんなに慕われてる人だったので、すごい大勢集まった大きい葬儀になったんですが
親族、仕事関連の関係者、同じく年配の友人に混じって明らかに場違いな若い人たちの集まりが。
聞いてみると、主にネットで集まったゲーム仲間だそうで。
じいちゃん、とある有名FPSで個人スコアの二ケタランカーだったそうな。
時期的にあきらかに90歳以上になってからの話。
いや、たしかに最新機種まで網羅するぐらいの
ゲーマーになってたのは知ってたけどそんなレベルだったのかよ・・・
亡くなった後で判明したじいちゃんの衝撃的な事実でした。
じいちゃんとの思い出を誰かに聞いてもらいたくて吐き出しました。
文才なくて読みにくかったらすみません
いや~ ヘボゲーマーとしては、じいちゃん尊敬するわ!
「光のお父さん」リアルか
最近では稀な読みやすいレスでした。
晩年のゲーマーぶりといい、ネットで繋がったゲーム仲間さん達が葬儀に参列してくれた事といい、祖父さんの現役時代の仕事ぶりと人柄も偲ばれるいいお話だった。
まさしく大往生だね。祖父さんのご冥福をお祈りいたします。
・職場は午前中に掃除のおばちゃんが来て各フロアを掃除してくれるんだが、AフロアとBフロアで明らかに差があった。その理由が…
・義姉から姪っ子ちゃんの写真や動画が送られてくるようになったんだけど、画像では満足できない体になってしまった。
・仕事で「ありがとうございます」に対して「とんでもないです」って返答してるんだけどおかしい?
・彼女920円、俺980円のランチを注文。→支払い時に彼女が1000円を渡してきた。彼女「お釣り頂戴」俺(ドン引き…)
・メシウマで家事してくれて稼いできてくれていい嫁なんだけど、会話が合わないのが不満。
・20すぎの軽度知的障害の女性が親に見捨てられて一人暮らしすることになった結果。
・「よく効くけど副作用が便秘」という薬を処方された。むしろ快便すぎて目眩と焦りの中トイレを探し回っていたのでハッピーだった。しかし…
・首つりはほぼ100%成功すると聞いていたのに生き残ってしまった。医者「物凄く奇跡的な事だからもうやめてね」
・友人が為替で大金を手に入れて会社を買って社長に就任した。仕事の出来ない人を何人もクビにしてイケメンを採用しまくってる。
・アメリカに住んでるんだが、スタバでホームレスらしきおばさんが「私はサンドイッチが食べたいのよぉぉー!(in英語)」と絶叫してた。
・彼と旅館に泊まった。私はグーグー寝てたけど彼は深夜に蚊と戦ってたらしく、壁のあちこちに血がついていた。
・小学生の頃、信号が青になって母と妹が歩き出して私が「待ってよー」と言うと母だけが立ち止まって振り返った。次の瞬間…
・身内「お金払うからご当地食品をこっちに送って!」私「全く同じものがアマで買えるし送料も安くつくよ」
・残業続きで明日は休みってときに昼から思いっきり寝てたら、突然ドアをこじ開けられて見知らぬ人に叩き起こされた。
・餃子の中身を変えて作ってみたら、夫も子供も大喜びで「お母さん最高!」「天才の料理!」って言われた。
・住んでたマンションのお隣さんは愛想がいい美人だった。私(いい人そうだなぁ)→ある日、イケメンを連れたお隣さんと遭遇したんだけど…
・友人達と放課後に買い食いしようと話してた。A「金がないから無理!(怒」友人「…え、誘ってないけど」
引用元: http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1492506922/
なんて素敵なおじいさん!
理想の生き方ですね!
自分はゲーム下手くそなんだけど、おじいさん、2桁ランカーとかすごすぎる…
スマブラをやりこまれてたとのことだけど、研究熱心なだけではそうはいかないだろうし
他のゲームなどもやってらしたみたいだし、才能もあったんだろうなと思う。
人柄とかも素敵なんだろうな。
年取ってからの本気ゲームって、ボケ防止にもなるよね。
頭の回転そこそこ良くないとランカーになんてなれない
だろうし、元々地頭のいいおじいさんだったんだろうな。