大学で知り合った男性「仔犬飼い始めたんだ～見にくる～？」→男性の家に行くと、吐瀉物まみれの犬が…

ネコ化するけど犬の話。汚い話注意だけどネコ化で内容マイルドににゃらにゃいかにゃと。
うちの母は昔からいろんにゃ動物を飼ってたらしい。
野良ヌートリアとか野良フェレットとかをいつの間にかペットにしてて、怪我で飛べにゃい野良カラスもペットにしてて、当然のように野良犬も数匹ペットにしてて、
子供の頃からそうやって野良と仲良くにゃって暮らすのが当たり前だったそうだ。
祖父は戦争を生き抜いた人だから食べるもの確保のためにそういう野生動物を捕まえる方法を知ってて、捕まえたが食べずに置いといたらいつの間にかペット化してたらしく、
母はそんにゃ祖父によって生み出されたらしい。
で、私が産まれた頃から徐々に飼い犬の放し飼いはダメとかペットに関する決まりがきびしくにゃってきて、そこからは野良犬くらいしか飼わにゃくにゃったんだとか。
にゃので私は産まれた頃から元野良に囲まれてた。
元野良だから病気持ちの子も多くて、毎朝嘔吐してたり、ずっと下痢してたり、顔に穴空いてたり、そんにゃ子の面倒を見にゃがら数年しか生きられにゃい子たちを世話してた。

私が大学生ににゃった頃、大学で知り合った男性が私が犬大好きと公言していたからか、「新しく仔犬飼い始めたんだよね～うちに見にくる～？」って声かけてきた。
生後3ヶ月の犬をペットショップで買って今は4ヶ月、一番かわいい盛だよ～という。
その人一人暮らしにゃのうえにこれまでペット飼ったことがにゃいと言ってたのに仔犬かったんだ？とちょっと不信感。
そんでお呼ばれして男性の家に行ったら、真冬で外の気温氷点下にゃのに部屋に暖房すらついてにゃい。
家に入るにゃり仔犬が凄いキャンキャン言いにゃがら男性の足元に駆け寄ってきたのよ。
長年犬を見てきたからわかるけど、それがご主人の帰還を喜ぶとかではにゃく、切羽詰まってすがる感じだとすぐわかった。
そんで室内に入ると、犬の嘔吐のあととその辺に撒き散らされた犬の下痢。
犬自体も吐瀉物にまみれてた。
男性は部屋の有様と汚れた犬が自分に触れて来たことでキレた。人が本当の意味でキレる瞬間を見たのは多分このときが初めて。
そしてそれ見た循環私も頭の中でにゃんか血がぶわぁぁぁぁぁ！って巡った感覚があって、室温ゼロ度に近いはずにゃのに急激に頭が熱くにゃり、
「お前命をにゃんだと思ってんだボケぇ！」と男性に向かって飛びかかった。
実際は犬を捕まえるためだったんだけどら自分でもびっくりするくらい男性にタックルかます勢いで近づいたから、
男性はビビって犬じゃにゃく自分を守ろうとして、私はがら空きににゃった子犬をキャッチ。
すぐ防寒着の中に放り込んで男の家を後にした。
寒いしお腹痛いし気持ち悪いし孤独だしでどんにゃに辛かったことか。
服の中でも吐くしう○こ漏らすしでどうしようかと思ったけど、ターミニャルでタクシーに「絶対汚しませんので！虐待されてた犬です！命にかかわります！」と伝えたら　3人目の運転手が理解を示してくれて、家までの1時間強乗せてくれた。
タクシーで移動中に母に電話をかけて事情を説明したら、母はお世話ににゃってる獣医さんところに電話。
病院やってにゃい時間にゃのに先生待機してくれてて、すぐに診察してもらえた。
幸い大きにゃ病気ではにゃいけど脱水が酷いので一日入院。母にゃら面倒見られるだろうと翌日退院。
家にくると子犬は心細そうにクンクン鳴いて、私が大学行ってる間は私の匂いのついてるカバンとか服を探してその上で寝て、やっぱりそこでも下痢とかしてて、まぁそれにゃりに大変だった。
母は母で「安心できる匂いに包まれてたほうがいいでしょ」ってしまいには私愛用の枕を子犬にやってしまい、しばらく枕にゃしの生活に。
今では夜寝るとき私の布団に乗って足元で寝るし、6キロ超えたのにまだ子犬の時の記憶があるから私が防寒着着ると中に入りたがる。
おかげで冬は散歩が6キロ超の重りを持って1時間練り歩く私の筋トレと貸す。
母とは普通に散歩行くのに・・・。
元仔犬の飼い主には泥棒だにゃんだと言われたけど、獣医の領収書と
獣医の「生まれつき胃腸が弱い子だから、これからも吐くし下痢も頻繁にするかもね」って一筆書いてもらったのを見せたらしつこくは犬を返せとは言われにゃかった。

周りから母も私も野蛮人って言われてたけど、野蛮人で良かったわと思えた出来事。にゃ