自治会の役員を決める会があったんだけど、抽選で当たった年配の一人だけがゴネて免除された。若い人「それなら私も辞退したい」

自治会の役員決める会があったんだけど、抽選で当たった年配の一人だけゴネにゴネてなんか仕方ないなって感じで免除されたのよ。
机バンバン叩きながら「来いって言うからわざわざ来てやったのに、私は協力するつもりも微塵もないし役員やれって言うなら抜ける」とゴネたので仕方なく、といった感じ。
そしたら最も若い人が挙手して「それなら私も辞退したい」と言い出した。
最初にゴネた人は特に理由なく嫌なもんは嫌、こんなの若い人がやればいいと言ってたから、その若い人が辞退を申し出たから凄い睨みつけてた。
旧会長が理由を尋ねたら、そりゃもう真っ当すぎる理由。
まず本人が重度障害持ちで、定期的に入院が必要。そしていつ倒れるかも不明だし、倒れると救急搬送されて誰かにすぐ連絡、とかも無理。
この会も一人じゃ会場にたどり着くことさえできないからヘルパーの補助付き。更に実は昨日退院してきたところだという。
「できないことがあれば周りがサポートしますと仰ってくださったので抽選で決まった以上やろうと思っていましたが、
何が何でも嫌で免れるなら私も免除していただきたい。何よりサポートに回る皆さんの負担が大きすぎると思います。
お金を預かる身としても、会費を持ったまま万が一外で倒れたりしたら責任が持てませんし、
費用の出し入れが必要な時に一ヶ月以上私が入院していて一切お金が動かせませんとなったら、ご迷惑にかなりません。」
周りからは「先に言えよ」という不満が漏れたけど、それに対して
「先程も申しましたが、私は昨日退院したところなんです。
そしてもっと言うなら、引っ越してきてまだ三ヶ月で、そのうち二ヶ月は入院しており、会長様含め誰のお名前も連絡先も存じてませんでした。
ポストに入っていた今日の会への呼び出しで来ただけで、役員決定の話も初耳です」
とのこと。
その人の家を訪問してた人によると、いつ行っても不在だから日時を記載したお知らせだけ入れといたらしい。
聞けば聞くほど役員は無理だろ・・・という感じだったけど、ゴネた人と違って物腰柔らかな若い女性なので、「でも・・・」と皆渋ってた。
横領とかの問題があるから役員は2年続けてはできなくて、だから私はその人の役員を変わることはできず、傍観しかできなかったんだけど、
「そんな役員無理な体なら自治会入るなよ・・・」と陰口叩かれててなんだかな～。
この地域、自治会に入らないと地区ごとにあるゴミカゴ（住民が費用出し合って購入してる）を利用できずに車で捨てに行かなきゃならない。
例外的にゴミカゴを購入した住民全員の許可があれば非会員が捨てて良いことになってるけど、現在まさに非会員の非常識なゴミ捨てが問題となってるから、誰も同意なんかしないのよね。
私はそもそも、毎月避難訓練があったり、毎週朝市があったり、他にも毎月何かしらイベントがあって、テント建てたり、そのイベントごとに新聞作って回覧にしたり、
それらすべてを役員がこなさなきゃならないってのが現代社会に無理があると思うのよ。
私が「引っ越してすぐということは、こちらの地域のイベントを一切ご存知ないのでは？」と聞いたら、やはり実際何一つ知らなかった。
やはりそんな人に役員は無理では？と伝えてしぶしぶ抽選やり直してたけど、皆文句言ってたなぁ。
そりゃ役員当たった他の人も病人二人抱えてます、義両親の介護してます、新生児います、って人達もいたから、皆本音を言えばやめたかったし逃げたかったと思う。
私も義両親の介護しながら役員やってたけど、お金出して外注で親の介護やってもらわなきゃならないこともあったから、ずっと役割放棄したかったし。
それでも自分で会場にたどり着くことさえ困難な人に役割任せるのは無理だわ・・・。
少子高齢化で会員自体減少、このままじゃ存続すら危ぶまれるんなら、イベントとか新聞とか減らしていけたらいいのに。
町おこしして住人定着させたいのはわかるけれど、負担が大きすぎるわ。