父が男女平等論者で、母は看護師で男女平等なんて無理派だった。それが原因で双子だった私と兄がうまくいかずに家庭崩壊した。

父が男女平等論者で母は看護師で男女平等なんて無理派だったから、それが原因で双子だった私と兄がうまくいかずに家庭崩壊した。

私は生理がどちゃくそ重くて、中3の頃には女性ホルモン値に異常がみられて産婦人科に通ってた。
具体的に言えば、体重36キロに対して過多月経で失う血液が多すぎて、命に関わるレベルと言われた。（重度の貧血で失神→転倒→打ちどころ悪くﾀﾋ亡の可能性があるとのこと）
その婦人科は大きいところだったので5人先生がいて、全員の先生から何度も言われた事が、「10代は成長過程で不安定な状態だから、あなたのように問題が生じる子がとても多い。
ピルは万能な薬ではなくて副作用もとても重いものだし卵巣も小さくなる。ピルを飲んでいるだけで飲めない薬も多く、成長過程のあなたたちには処方したくない。」
何度も何度も説明されて、女性の体のつくりについて学校ではなされない“教育”をしてもらった。
少しでも体を安定させるために生理期間は無理をせず体をあたためて“回復”に励め。と、何度も何度も言われた。
だけど学校にその説明をしても一笑に付されるだけ。生理が重くて体育を休んだら、診断書があっても内申が下げられる。それが日本の義務教育。
私の中学では体育を1回でも見学したら内申1段階下げると言われており、実際にペーパーテストや実技テストで満点でも、
毎月見学する日があった私の内申は五段階中常に3だったし、その評価基準に体育の欠席が多すぎるからと言われた。
診断書を提出しても、「見学がなければ5だから次は見学しないようにしましょうね」と二面三面で毎回言われていた。
兄は健康そのもので三年間無欠席だったから、父は生理が重すぎてゲーゲー吐いて学校も休むこともある私と比較して、
ずっと「同じように育ててやってるのになんでお前は兄と同じようにできないんだ」と憤怒して気に食わないことがあると鉄拳制裁、
兄もずっと私を病弱プレイしてる構ってちゃんだと思って父と同じように殴る蹴るとしてきたから、帰宅して私の痣を見た母が父と大喧嘩する日々が続いていた。

私が受験だった年の公立高校の入試は、当日試験五教科200点満点、3年間の内申195点満点（副教科2倍）の合計で決まる上、
当日試験が簡単過ぎて満点取るのが当たり前の科目もあるくらいだったから、1点2点の差の影響が本当に大きかった。
私は当日試験が184点だったけど、内申が体育の影響で189点だった。そのため、当日181点、内申193点だった兄が合格した高校に、私は1点足りずに不合格になった。
当日試験のみで決まる私立は受験した公立より偏差値が5以上高かったけどそちらは合格しており、逆に兄は落ちている。
母は公立に行ったらまた私の体質が理解されずに苦しむかもしれないから、オープンキャンパスで先生たちと直接話して娘の体質を理解してくれた私立に行かせたいと主張した。
だけど父はたまたま当日運が良かっただけで日々の積み重ねが反映される公立入試の結果が娘の価値で私立に活かせるほどの価値は無い、
毎日努力していい結果を残した息子のほうが安い学費で親孝行して、怠惰な生活をした娘に高い私立の学費を払って甘やかすなんてありえない、
と私を私立に行かせることを最後まで反対して、そこで母との溝が決定的になってしまった。
母は父親として娘を守る気がないなら私が父の分まで娘を守る、婚前に稼いでいた貯金で私を私立高校に行かせると言い張り、
それで激怒した父は勝手に私立高校に辞退の電話をしてしまい、母が気づいたときには取り返しがつかなくなっていた。
これが決定的な出来事となって離婚のトリガーとなったんだけど、父は散々嫌ってた私を母が引き取って離婚すると伝えたら全力でゴネにゴネた。

私の高校生活が親の離婚問題で勉強に力を入れられなかったら申し訳ないと母が判断して離婚は私が大学受験が終わってからだった。
高校は兄が学年一の落ちこぼれで、私は一段ランクが低かったから常に上位の成績だったけど、高校楽しんでる私を見た兄はそれが原因で不登校になりはじめた。
受験の年、兄はなんとか進級できたけど、模試を受けても摂神追桃くらいしか行くところが無いと言われ、私は国立を十分目指せると言われていた。
しかし、私の体質から真冬のセンター試験に実力を発揮できるとも限らず、学校の先生から私のレベルにあった私立も候補に入れておくように三面で説明があった。
兄は文系だけど私は理系で、私立の理系となると学費がものすごくかかる。
高校の時でさえ父があんなんだったから、それも全部学校に説明して私立は行きませんと先生には伝えてたから、先生は母に説明したんだと思う。
母は私の体調がどう影響してもいいように、関関同立の様々な日程で試験を受けられるように手配してくれて、
滑り止めの産近甲龍も私の体に負担のかからない日程を細かく調べてくれていた。
それなのに父が「理系で私立なんてあり得ない、国立に行けないなら高卒で働け」と言い出し、
その口で兄はこれまで頑張ったのに中学でつらい思いをしてきた、文系だから私立でも大学に行くべきと主張して、ここから私と母は家を出て別居が始まった。
センター試験はギリギリ生理日の前で問題なく受けられたけど、ストレス過多だったせいか、センター直後に大出血して貧血から立ちくらみして小さな段差で転んだ。
幸い粉砕骨折だけで済んで、母の働く病院で入院してそこで勉強は継続できたし、受験も無事終えて国立に合格。
母も私の受験という肩の荷がおりたことで離婚に本腰を入れて無事離婚が成立した。
そこからは父にも兄にも会っていなかったんだけど、最近父が体壊したらしく、兄と父から養って欲しいと私に連絡が入った。
私も母も父の所業を許していないと伝えたら、父から
「お前が受かった私立高校にいってそのまま大学まで行くと父より学歴が上になる。男である兄よりも学歴が高くなることが許容できなかった」と謝られた。
あれだけ男女平等とか言ってたのに。
私も母も無視してるけど、定期的に助けてくれと連絡が入る。父と兄が生きている限り他人にはなれないことがしんどい。