「外国で差別された！」って言う人の話をよく聞くと、実際はその国のマナーを破ってウザがられただけってパターンが多い。

旅行関係の仕事に就いてたことがあったんだけど
「外国で差別された！人種差別を受けた！」って言う人の話をよく聞くと実際は差別されたんじゃなくてその国のマナーを破ってウザがられただけってパターンがとても多い
例えば一番多いのはチップを支払わないこと
チップが従業員の重要な収入なのでチップを支払わないとまともなサービスをしてくれない国はけっこう多い
そういう国ではチップを支払わないってのは従業員を人間扱いしていないと受け取られてしまう
他にはアメリカなどの良いレストランでは客がウェイターを手を挙げたり声を挙げて呼ぶのは相手を奴隷扱いしていると受け取られるとても無礼な行いの場合もある
また、各テーブルごとに担当のウェイターがいるのでそのウェイター以外に仕事を頼むのがダメな国もある
欧米では人前で鼻をすするのはとても無礼なので鼻炎気味の日本人が欧米で人前で鼻をすすって嫌われるってのもよくある
あと舌打ちが挨拶や相槌だったりして人前で舌打ちするのが普通という国もあり、日本人がそういう国で「会話中に相手に舌打ちされまくった！人種差別だ！」と苦情を言うなんてこともよくある
珍しいところだとスリランカやアフリカの一部の国では「分かりました」「了解しました」という意味で首を横に振るという風習があり、「何を言っても拒否される（首を横に振られる）！」と日本人が混乱することもある
そのほか、国ごとのマナーや風習の違いでトラブルが起こる事例はたくさんある

外国に行くときは最低限その国でどんなことをしたら嫌われるのか、日本の風習と食い違う風習はあるかは勉強してから行くべきだと思う
観光旅行ならともかく仕事で行くのなら非常に重要
日本のビジネスマンが外国出張で相手の国のマナーを無視して仕事で大きなトラブルを起こすのは珍しいことじゃないし
まあ日本に来る外国人にも日本のマナーを守らないウザイやつがけっこう多いし日本人に限らずどこの国にも外国にはその国特有のマナーがあるということが理解できない人は多いんだろうな