子どもが０歳の頃、たまに児童に行ってたんだけど、ある時から変なママが来るようになった。

子どもが０歳の頃、たまに児童に行ってたんだけど、ある時から変なママが来るようになった。
見た目の事を書いたら叩かれるかもだけど、身体が縦にも横にも大きい。
年はかなり上に見えるが、なんと１８才。
そのキチママは自分の事を名前で称するタイプで
仮にヒメコさんとすると「ヒメコはね～、18なの～」みたいな話し方。
見た目も話し方も中身も強烈インパクト。
本当の名前も可愛らしい名前だが、ここでは仮にヒメコさんとします。
ヒメコ(仮)は、児童館によく来ている素敵ママさんとwebで知り合って「ご近所だから○○児童館で会おうよ」という流れで、児童館で初めて顔を合わせたらしい。
初対面からヒメコは、聞いてもいないのにグイグイ自分の話をし、別な話題にしてもグイッと自分の話に持っていく。
いわゆる会話泥棒。
デリカシーもゼロで、私が高齢出産と知るや
「ﾌﾟﾌﾟｯ、私みたいな若いママじゃなくて子どもがかわいそう～」と言い出した。
「は？」と言うと
「ヒメコはね～、合コンで旦那さんと知り合ったの～」と聞いてないのにその日のうちに関係を持ったと語り
「それで子どもが出来て結婚したんだよ。旦那さんは私みたいな若い女の子と結婚出来て幸せだよね～」と言う。
唖然とするしかない。
ヒメコは、言動から少し知能も低い気がしたので、敢えて反論せず出来るだけ関わらないようにした。

その児童館では時折発達の専門の先生が来て個別に相談に乗ってくれる。
予約制で、勿論完全個室。
ある時、私が「今日は発達相談の予約の日なんだ」と云うとヒメコが
「ええ？いいな。ヒメコも相談したい！！」と喚きだした。
周りが「予約制だから、次のに予約しとくといいよ」と諌めたが、「でも！ヒメコ、すごく相談したいの！」と喚く。
そうこうしてるうちに相談の予約時間が来たので個室に入りドアを閉め、先生に挨拶などしているとドアがバンッと開いて
「ヒメコも相談する～！！」とノッシノッシ入って来た。
発達の先生は瞬時にヤバいのが入って来たことを察知し互いに目配せしあった。私はヒメコのヤバい雰囲気から逃げるが勝ちと考え、
「あの…私は次の機会で結構なので」
「大丈夫ですか？(私、大丈夫と目配せ)じゃあ、次にね」と相談時間をヒメコに譲った。
ヒメコは、お礼も言わずニコニコ顔で、私が個室の扉を閉める前に食い気味に自分語りを始めていた。
その場に居た人達から
「ゴメン！止められなかった！」と謝られたがママ達は悪くない。あんなの止められる訳がない。
その後、私が「子どもが1歳になったら職場復帰するから児童館にはもう来られないかも」という話をすると
「ここに来るのは腰掛けだったんだね！」となぜか怒り出すヒメコ。
腰掛けという表現も何か間違ってるし、怒る意味も分からない。
そして職場復帰して多忙になって、もう児童館には行ってないけど、児童館の素敵ママから「ヒメコ引越すってよ」 とLINEが来た。
どこに引越すのかは知らないけど、どうやら近くではないらしい。
今後は近所で身体の大きな女性を見ると「ヒメコ？」と警戒しなくていいのだとホッとしている。