中学生の頃、担任から嫌われてた私は「100冊本をピックアップして全部の紹介文を書け」と命じられた。それを3～4日くらいで完成させたら…

胸糞です。
中学生の頃に図書委員に選ばれ、担任から嫌われてた私は100冊本をピックアップして全部の紹介文を書けと命じられた。
担任的には無茶振りだったのだろうけど、当時私は2日に1冊くらいのペースで本を読んでたから100冊なら簡単にピックアップ出来た（紹介文も1冊につき4～5行くらい書いた）。
月曜日に命じられて、金曜になる前に提出したから3～4日くらいで完成させてたと思う。

そしたら担任が「こんなに早く終わるなんてあり得ない！　ズルしたでしょう！」と怒ってきた。
ズルなんてしてないし筆跡も全部同じです、って言っても「読まずに紹介文書いただろ！　それか誰かに手伝ってもらったか」と。

仕方ないので全部読んでることを証明するため、リストを先生にだけ持たせてランダムにタイトルをいくつか挙げてもらい、そのあらすじを私が解説した。
先生も引っ込みがつかなくなったのか30個くらいあらすじを言わされたけど、リストに載せた本はどれも好きな作品だったから内容はばっちり覚えてた。

ただひとつだけ内容、というか登場人物の説明を間違えた。
「主人公の姉」というべき部分を「妹」と言ってしまった。

間違いに気付いた担任は「ほらね！　ズルしてたじゃない！」と勝ち誇った表情で言い、私に謝罪するよう求めた。
ズルじゃなくて少し間違えただけと言っても「間違えたのは事実だから言い訳するな」
それより前に挙げた数十個のタイトルは正しいあらすじが言えたと主張しても「謝罪しないならリストに書いた本の数だけ反省文を書いてもらう（つまり100枚）」と聞く耳を持ってくれない。

ずっと言い合ったけど結局謝罪はせず、反省文の用紙も受け取らずに家に帰ったら
担任から両親に電話がされていた。何故か私が授業妨害をしたということになっていた。
事情を説明したら親は信じてくれたけど、それ以降国語の成績は必ず１が付けられるようになってしまった。授業はちゃんと受けてたし、テストも毎回90点以上だったのに。
内申点もかなり低くされてたらしく、受験のとき偏差値的にはかなり余裕があったはずなのに志望校に受からなかった。
当時担任だった教師は、今は別の学校で教頭をやっていると聞いた。やるせない。